栄養士・管理栄養士から薬剤師へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給の差

+10.3万円

栄養士・管理栄養士 26.7万円 → 薬剤師 37.0万円

仕事の近さ 当サイト算出

62

近い・栄養士・管理栄養士から6番目

薬剤師の経験0年

33.6万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

+162.8万円

薬剤師 567万円

全国の平均月給(所定内給与額)は薬剤師が37.0万円、栄養士・管理栄養士が26.7万円で、統計上の平均の差は+10.3万円(+38.5%)で、薬剤師の方がはっきり高い水準です。年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では栄養士・管理栄養士が404万円、薬剤師が567万円で、差は+162.8万円です。

栄養士・管理栄養士と薬剤師の近さは62(100に近いほど似ている)で、栄養士・管理栄養士から見て6番目に近い仕事です。栄養士・管理栄養士と薬剤師は求められるスキルと知識の形に共通点が多く、近さの区分では「近い」(50〜69)に入ります。

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

技能・知識

薬剤師で今より求められる力

job tag の回答で比べると、栄養士・管理栄養士から薬剤師へ移るときに今より高い水準が求められるのは「医学・歯学」(知識、+23ポイント)、「外国語で書く」(スキル、+23ポイント)、「外国語の語彙・文法」(知識、+22ポイント)です。

栄養士・管理栄養士から移る場合の参考として、job tag の回答で薬剤師に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は50%、訓練を「特に必要ない」とした人は38%です。

栄養士・管理栄養士から薬剤師を目指す場合の資格の参考として、job tag は薬剤師の関連資格に「薬剤師」、「日本臨床薬理学会認定CRC制度」、「日本SMO協会公認CRC制度」を挙げています。

  • 医学・歯学(知識)+23ポイント
  • 外国語で書く(スキル)+23ポイント
  • 外国語の語彙・文法(知識)+22ポイント

ポイントは(薬剤師の値−栄養士・管理栄養士の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(栄養士・管理栄養士と薬剤師)

薬剤師で経験年数0年の人の平均月給は33.6万円、10〜14年の人は37.2万円で、0年の水準は栄養士・管理栄養士全体の平均26.7万円より6.9万円高いです。

経験0年どうしで比べると、栄養士・管理栄養士は23.2万円、薬剤師は33.6万円で、差は+10.4万円です。

  • 経験0年 栄養士・管理栄養士 23.2万円・薬剤師 33.6万円
  • 経験1〜4年 栄養士・管理栄養士 24.6万円・薬剤師 33.4万円
  • 経験5〜9年 栄養士・管理栄養士 25.5万円・薬剤師 35.3万円
  • 経験10〜14年 栄養士・管理栄養士 25.8万円・薬剤師 37.2万円
  • 経験15年以上 栄養士・管理栄養士 29.7万円・薬剤師 41.8万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が栄養士・管理栄養士・薬剤師とも100人以上の47都道府県で比べると、すべての都道府県で薬剤師の平均月給が栄養士・管理栄養士を上回ります。

栄養士・管理栄養士から薬剤師への平均月給の差が最も大きいのは新潟県の+19.4万円、最も小さいのは鹿児島県の+3.8万円です。

  1. 新潟県 栄養士・管理栄養士 23.5万円 → 薬剤師 42.9万円(+19.4万円
  2. 高知県 栄養士・管理栄養士 26.6万円 → 薬剤師 45.6万円(+19.0万円
  3. 宮崎県 栄養士・管理栄養士 23.9万円 → 薬剤師 41.1万円(+17.1万円
  4. 大分県 栄養士・管理栄養士 26.7万円 → 薬剤師 43.6万円(+16.9万円
  5. 沖縄県 栄養士・管理栄養士 23.7万円 → 薬剤師 40.2万円(+16.5万円
  6. 岩手県 栄養士・管理栄養士 24.4万円 → 薬剤師 40.8万円(+16.4万円)※
  7. 長野県 栄養士・管理栄養士 24.8万円 → 薬剤師 41.1万円(+16.3万円
  8. 熊本県 栄養士・管理栄養士 23.7万円 → 薬剤師 39.3万円(+15.6万円
  9. 愛媛県 栄養士・管理栄養士 24.7万円 → 薬剤師 39.9万円(+15.2万円
  10. 宮城県 栄養士・管理栄養士 26.5万円 → 薬剤師 41.6万円(+15.1万円
  11. 岡山県 栄養士・管理栄養士 23.6万円 → 薬剤師 38.4万円(+14.8万円
  12. 三重県 栄養士・管理栄養士 25.1万円 → 薬剤師 39.8万円(+14.7万円
  13. 静岡県 栄養士・管理栄養士 26.9万円 → 薬剤師 40.9万円(+14.0万円
  14. 埼玉県 栄養士・管理栄養士 26.9万円 → 薬剤師 40.6万円(+13.8万円
  15. 茨城県 栄養士・管理栄養士 26.8万円 → 薬剤師 40.3万円(+13.6万円
  16. 富山県 栄養士・管理栄養士 25.6万円 → 薬剤師 39.0万円(+13.3万円
  17. 千葉県 栄養士・管理栄養士 27.4万円 → 薬剤師 40.6万円(+13.2万円
  18. 福井県 栄養士・管理栄養士 23.0万円 → 薬剤師 36.2万円(+13.2万円
  19. 福岡県 栄養士・管理栄養士 27.0万円 → 薬剤師 39.9万円(+12.9万円
  20. 青森県 栄養士・管理栄養士 21.8万円 → 薬剤師 34.4万円(+12.6万円
  21. 京都府 栄養士・管理栄養士 25.8万円 → 薬剤師 38.0万円(+12.2万円
  22. 和歌山県 栄養士・管理栄養士 27.7万円 → 薬剤師 39.8万円(+12.1万円
  23. 徳島県 栄養士・管理栄養士 22.6万円 → 薬剤師 34.6万円(+12.0万円
  24. 滋賀県 栄養士・管理栄養士 27.0万円 → 薬剤師 38.8万円(+11.8万円
  25. 栃木県 栄養士・管理栄養士 27.6万円 → 薬剤師 39.2万円(+11.5万円
  26. 佐賀県 栄養士・管理栄養士 24.7万円 → 薬剤師 35.8万円(+11.1万円
  27. 奈良県 栄養士・管理栄養士 27.7万円 → 薬剤師 38.6万円(+10.9万円
  28. 山形県 栄養士・管理栄養士 24.6万円 → 薬剤師 35.3万円(+10.7万円)※
  29. 石川県 栄養士・管理栄養士 26.0万円 → 薬剤師 36.2万円(+10.3万円
  30. 鳥取県 栄養士・管理栄養士 24.5万円 → 薬剤師 34.5万円(+10.0万円)※
  31. 山梨県 栄養士・管理栄養士 26.7万円 → 薬剤師 36.1万円(+9.4万円
  32. 長崎県 栄養士・管理栄養士 25.9万円 → 薬剤師 35.3万円(+9.4万円
  33. 秋田県 栄養士・管理栄養士 22.4万円 → 薬剤師 31.5万円(+9.1万円
  34. 福島県 栄養士・管理栄養士 27.8万円 → 薬剤師 36.8万円(+9.0万円
  35. 香川県 栄養士・管理栄養士 24.5万円 → 薬剤師 33.2万円(+8.7万円
  36. 広島県 栄養士・管理栄養士 24.2万円 → 薬剤師 32.8万円(+8.6万円
  37. 北海道 栄養士・管理栄養士 26.1万円 → 薬剤師 34.7万円(+8.5万円
  38. 島根県 栄養士・管理栄養士 27.2万円 → 薬剤師 35.6万円(+8.4万円)※
  39. 群馬県 栄養士・管理栄養士 28.6万円 → 薬剤師 36.8万円(+8.2万円
  40. 岐阜県 栄養士・管理栄養士 27.6万円 → 薬剤師 35.7万円(+8.1万円
  41. 兵庫県 栄養士・管理栄養士 26.9万円 → 薬剤師 34.6万円(+7.7万円
  42. 東京都 栄養士・管理栄養士 28.3万円 → 薬剤師 35.5万円(+7.2万円
  43. 大阪府 栄養士・管理栄養士 26.6万円 → 薬剤師 33.7万円(+7.1万円
  44. 山口県 栄養士・管理栄養士 25.8万円 → 薬剤師 32.4万円(+6.5万円
  45. 愛知県 栄養士・管理栄養士 30.3万円 → 薬剤師 36.4万円(+6.1万円
  46. 神奈川県 栄養士・管理栄養士 28.9万円 → 薬剤師 32.7万円(+3.8万円
  47. 鹿児島県 栄養士・管理栄養士 29.1万円 → 薬剤師 32.9万円(+3.8万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の薬剤師の給料のページに移動します。

よくある質問

栄養士・管理栄養士から薬剤師への転職について

栄養士・管理栄養士から薬剤師に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は栄養士・管理栄養士が26.7万円、薬剤師が37.0万円で、統計上の平均の差は+10.3万円です。薬剤師の経験0年の平均は33.6万円なので、栄養士・管理栄養士から移った直後はこの水準も参考になります。栄養士・管理栄養士と薬剤師の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
栄養士・管理栄養士から薬剤師は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した栄養士・管理栄養士と薬剤師の近さは62で、薬剤師は栄養士・管理栄養士から見て6番目に近い仕事です。薬剤師で栄養士・管理栄養士より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「医学・歯学」(+23ポイント)です。栄養士・管理栄養士の経験で薬剤師に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

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  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

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    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

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    都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明