配管工から電気工事士へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給の差

+2.6万円

配管工 33.6万円 → 電気工事士 36.2万円

仕事の近さ 当サイト算出

87

とても近い・配管工から5番目

電気工事士の経験0年

25.1万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

+105.0万円

電気工事士 628万円

全国の平均月給(所定内給与額)は電気工事士が36.2万円、配管工が33.6万円で、統計上の平均の差は+2.6万円(+7.7%)で、電気工事士の方がやや高い水準です。年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では配管工が523万円、電気工事士が628万円で、差は+105.0万円です。

配管工と電気工事士の近さは87(100に近いほど似ている)で、配管工から見て5番目に近い仕事です。配管工と電気工事士は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

技能・知識

電気工事士で今より求められる力

job tag の回答で比べると、配管工から電気工事士へ移るときに今より高い水準が求められるのは「通信技術」(知識、+27ポイント)、「資金管理」(スキル、+18ポイント)、「要件分析(仕様作成)」(スキル、+13ポイント)です。

配管工から移る場合の参考として、job tag の回答で電気工事士に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は48%、訓練を「特に必要ない」とした人は35%です。

配管工から電気工事士を目指す場合の資格の参考として、job tag は電気工事士の関連資格に「第一種電気主任技術者」、「第二種電気主任技術者」、「第三種電気主任技術者」を挙げています。

  • 通信技術(知識)+27ポイント
  • 資金管理(スキル)+18ポイント
  • 要件分析(仕様作成)(スキル)+13ポイント

ポイントは(電気工事士の値−配管工の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(配管工と電気工事士)

電気工事士で経験年数0年の人の平均月給は25.1万円、10〜14年の人は36.0万円で、0年の水準は配管工全体の平均33.6万円より8.4万円低いです。

経験0年どうしで比べると、配管工は24.1万円、電気工事士は25.1万円で、差は+1.1万円です。

  • 経験0年 配管工 24.1万円・電気工事士 25.1万円
  • 経験1〜4年 配管工 27.7万円・電気工事士 29.7万円
  • 経験5〜9年 配管工 30.5万円・電気工事士 32.0万円
  • 経験10〜14年 配管工 37.4万円・電気工事士 36.0万円
  • 経験15年以上 配管工 37.6万円・電気工事士 41.7万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が配管工・電気工事士とも100人以上の44都道府県で比べると、電気工事士の平均月給が配管工より高いのは24都道府県、低いのは20都道府県です。

配管工から電気工事士への平均月給の差が最も大きいのは京都府の+15.2万円、最も小さいのは大阪府の−8.3万円です。

  1. 京都府 配管工 29.0万円 → 電気工事士 44.2万円(+15.2万円
  2. 鹿児島県 配管工 23.3万円 → 電気工事士 36.0万円(+12.8万円
  3. 岩手県 配管工 23.0万円 → 電気工事士 34.2万円(+11.1万円
  4. 東京都 配管工 33.5万円 → 電気工事士 42.2万円(+8.7万円
  5. 北海道 配管工 27.2万円 → 電気工事士 35.6万円(+8.4万円
  6. 大分県 配管工 32.1万円 → 電気工事士 40.2万円(+8.1万円
  7. 愛知県 配管工 28.8万円 → 電気工事士 35.6万円(+6.8万円
  8. 宮城県 配管工 26.0万円 → 電気工事士 32.8万円(+6.8万円
  9. 沖縄県 配管工 24.9万円 → 電気工事士 31.4万円(+6.5万円
  10. 香川県 配管工 27.2万円 → 電気工事士 32.5万円(+5.3万円
  11. 島根県 配管工 29.3万円 → 電気工事士 34.3万円(+5.0万円
  12. 山口県 配管工 33.6万円 → 電気工事士 38.5万円(+4.9万円
  13. 青森県 配管工 26.6万円 → 電気工事士 31.1万円(+4.5万円
  14. 長崎県 配管工 26.7万円 → 電気工事士 31.2万円(+4.5万円
  15. 熊本県 配管工 29.3万円 → 電気工事士 33.7万円(+4.4万円
  16. 高知県 配管工 25.3万円 → 電気工事士 29.8万円(+4.4万円
  17. 神奈川県 配管工 33.5万円 → 電気工事士 37.8万円(+4.4万円
  18. 和歌山県 配管工 29.7万円 → 電気工事士 33.8万円(+4.1万円
  19. 奈良県 配管工 35.4万円 → 電気工事士 39.4万円(+4.0万円
  20. 静岡県 配管工 33.1万円 → 電気工事士 36.2万円(+3.1万円
  21. 福岡県 配管工 33.4万円 → 電気工事士 36.4万円(+3.0万円
  22. 長野県 配管工 34.0万円 → 電気工事士 36.4万円(+2.4万円
  23. 岐阜県 配管工 32.2万円 → 電気工事士 34.5万円(+2.4万円
  24. 鳥取県 配管工 28.3万円 → 電気工事士 30.3万円(+2.0万円
  25. 滋賀県 配管工 35.1万円 → 電気工事士 35.1万円(±0.0万円
  26. 新潟県 配管工 31.6万円 → 電気工事士 31.2万円(−0.4万円
  27. 山形県 配管工 29.8万円 → 電気工事士 29.2万円(−0.5万円
  28. 群馬県 配管工 32.0万円 → 電気工事士 31.3万円(−0.8万円)※
  29. 秋田県 配管工 31.8万円 → 電気工事士 30.9万円(−0.9万円
  30. 千葉県 配管工 36.4万円 → 電気工事士 34.4万円(−2.0万円
  31. 山梨県 配管工 37.7万円 → 電気工事士 35.6万円(−2.2万円
  32. 三重県 配管工 40.2万円 → 電気工事士 37.6万円(−2.6万円
  33. 福島県 配管工 33.4万円 → 電気工事士 30.7万円(−2.7万円)※
  34. 愛媛県 配管工 31.9万円 → 電気工事士 28.8万円(−3.0万円
  35. 徳島県 配管工 31.8万円 → 電気工事士 28.6万円(−3.2万円
  36. 埼玉県 配管工 37.6万円 → 電気工事士 33.9万円(−3.7万円
  37. 広島県 配管工 39.6万円 → 電気工事士 35.3万円(−4.2万円
  38. 富山県 配管工 34.3万円 → 電気工事士 28.9万円(−5.4万円
  39. 福井県 配管工 35.2万円 → 電気工事士 29.6万円(−5.6万円
  40. 兵庫県 配管工 34.5万円 → 電気工事士 28.7万円(−5.8万円
  41. 石川県 配管工 35.4万円 → 電気工事士 29.4万円(−6.0万円
  42. 茨城県 配管工 42.2万円 → 電気工事士 35.9万円(−6.2万円
  43. 佐賀県 配管工 42.3万円 → 電気工事士 34.3万円(−8.0万円
  44. 大阪府 配管工 40.9万円 → 電気工事士 32.6万円(−8.3万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の電気工事士の給料のページに移動します。

よくある質問

配管工から電気工事士への転職について

配管工から電気工事士に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は配管工が33.6万円、電気工事士が36.2万円で、統計上の平均の差は+2.6万円です。電気工事士の経験0年の平均は25.1万円なので、配管工から移った直後はこの水準も参考になります。配管工と電気工事士の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
配管工から電気工事士は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した配管工と電気工事士の近さは87で、電気工事士は配管工から見て5番目に近い仕事です。電気工事士で配管工より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「通信技術」(+27ポイント)です。配管工の経験で電気工事士に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

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  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

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    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明