保健師から薬剤師へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給の差

+2.9万円

保健師 34.0万円 → 薬剤師 37.0万円

仕事の近さ 当サイト算出

68

近い・保健師から11番目

薬剤師の経験0年

33.6万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

+15.4万円

薬剤師 567万円

全国の平均月給(所定内給与額)は薬剤師が37.0万円、保健師が34.0万円で、統計上の平均の差は+2.9万円(+8.6%)で、薬剤師の方がやや高い水準です。年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では保健師が551万円、薬剤師が567万円で、差は+15.4万円です。

保健師と薬剤師の近さは68(100に近いほど似ている)で、保健師から見て11番目に近い仕事です。保健師と薬剤師は求められるスキルと知識の形に共通点が多く、近さの区分では「近い」(50〜69)に入ります。

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

技能・知識

薬剤師で今より求められる力

job tag の回答で比べると、保健師から薬剤師へ移るときに今より高い水準が求められるのは「化学」(知識、+25ポイント)、「クオリティチェック」(スキル、+20ポイント)、「資材管理」(スキル、+18ポイント)です。

保健師から移る場合の参考として、job tag の回答で薬剤師に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は50%、訓練を「特に必要ない」とした人は38%です。

保健師から薬剤師を目指す場合の資格の参考として、job tag は薬剤師の関連資格に「薬剤師」、「日本臨床薬理学会認定CRC制度」、「日本SMO協会公認CRC制度」を挙げています。

  • 化学(知識)+25ポイント
  • クオリティチェック(スキル)+20ポイント
  • 資材管理(スキル)+18ポイント

ポイントは(薬剤師の値−保健師の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(保健師と薬剤師)

薬剤師で経験年数0年の人の平均月給は33.6万円、10〜14年の人は37.2万円で、0年の水準は保健師全体の平均34.0万円よりわずかな差です。

経験0年どうしで比べると、保健師は27.0万円、薬剤師は33.6万円で、差は+6.6万円です。

  • 経験0年 保健師 27.0万円・薬剤師 33.6万円
  • 経験1〜4年 保健師 30.3万円・薬剤師 33.4万円
  • 経験5〜9年 保健師 33.4万円・薬剤師 35.3万円
  • 経験10〜14年 保健師 31.7万円・薬剤師 37.2万円
  • 経験15年以上 保健師 38.2万円・薬剤師 41.8万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が保健師・薬剤師とも100人以上の30都道府県で比べると、薬剤師の平均月給が保健師より高いのは25都道府県、低いのは5都道府県です。

保健師から薬剤師への平均月給の差が最も大きいのは新潟県の+13.6万円、最も小さいのは秋田県の−5.6万円です。

  1. 新潟県 保健師 29.3万円 → 薬剤師 42.9万円(+13.6万円
  2. 埼玉県 保健師 27.5万円 → 薬剤師 40.6万円(+13.1万円)※
  3. 長崎県 保健師 24.6万円 → 薬剤師 35.3万円(+10.7万円)※
  4. 三重県 保健師 29.8万円 → 薬剤師 39.8万円(+10.0万円)※
  5. 長野県 保健師 32.2万円 → 薬剤師 41.1万円(+8.9万円
  6. 福岡県 保健師 31.0万円 → 薬剤師 39.9万円(+8.9万円
  7. 富山県 保健師 30.9万円 → 薬剤師 39.0万円(+8.1万円)※
  8. 佐賀県 保健師 27.8万円 → 薬剤師 35.8万円(+8.0万円)※
  9. 宮城県 保健師 33.7万円 → 薬剤師 41.6万円(+7.9万円)※
  10. 静岡県 保健師 33.4万円 → 薬剤師 40.9万円(+7.5万円)※
  11. 熊本県 保健師 32.0万円 → 薬剤師 39.3万円(+7.3万円
  12. 北海道 保健師 27.9万円 → 薬剤師 34.7万円(+6.7万円)※
  13. 青森県 保健師 28.2万円 → 薬剤師 34.4万円(+6.2万円)※
  14. 鳥取県 保健師 29.7万円 → 薬剤師 34.5万円(+4.8万円)※
  15. 岐阜県 保健師 31.4万円 → 薬剤師 35.7万円(+4.3万円
  16. 愛知県 保健師 32.2万円 → 薬剤師 36.4万円(+4.2万円
  17. 栃木県 保健師 35.0万円 → 薬剤師 39.2万円(+4.1万円)※
  18. 茨城県 保健師 36.4万円 → 薬剤師 40.3万円(+4.0万円)※
  19. 群馬県 保健師 33.3万円 → 薬剤師 36.8万円(+3.5万円)※
  20. 山梨県 保健師 33.0万円 → 薬剤師 36.1万円(+3.2万円)※
  21. 大阪府 保健師 30.9万円 → 薬剤師 33.7万円(+2.9万円)※
  22. 神奈川県 保健師 30.4万円 → 薬剤師 32.7万円(+2.3万円
  23. 京都府 保健師 37.1万円 → 薬剤師 38.0万円(+0.9万円
  24. 香川県 保健師 32.3万円 → 薬剤師 33.2万円(+0.9万円
  25. 福島県 保健師 36.4万円 → 薬剤師 36.8万円(+0.3万円)※
  26. 山口県 保健師 34.4万円 → 薬剤師 32.4万円(−2.0万円
  27. 広島県 保健師 34.9万円 → 薬剤師 32.8万円(−2.1万円
  28. 東京都 保健師 40.1万円 → 薬剤師 35.5万円(−4.6万円
  29. 兵庫県 保健師 39.3万円 → 薬剤師 34.6万円(−4.8万円
  30. 秋田県 保健師 37.1万円 → 薬剤師 31.5万円(−5.6万円)※

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の薬剤師の給料のページに移動します。

よくある質問

保健師から薬剤師への転職について

保健師から薬剤師に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は保健師が34.0万円、薬剤師が37.0万円で、統計上の平均の差は+2.9万円です。薬剤師の経験0年の平均は33.6万円なので、保健師から移った直後はこの水準も参考になります。保健師と薬剤師の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
保健師から薬剤師は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した保健師と薬剤師の近さは68で、薬剤師は保健師から見て11番目に近い仕事です。薬剤師で保健師より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「化学」(+25ポイント)です。保健師の経験で薬剤師に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

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  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明