助産師から医師へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給(所定内給与額)は医師が102.8万円、助産師が34.4万円で、統計上の平均の差は+68.4万円(+198.8%)で、医師の方がはっきり高い水準です。助産師と医師の近さは83(100に近いほど似ている)で、助産師から見て5番目に近い仕事です。

全国の平均月給の差

+68.4万円

助産師 34.4万円 → 医師 102.8万円

仕事の近さ 当サイト算出

83

とても近い・助産師から5番目

医師の経験0年

51.0万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

+945.6万円

医師 1512万円

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

比べる

助産師と医師の月給・年収・1年目

年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では助産師が567万円、医師が1512万円で、差は+945.6万円です。

助産師と医師(全国の平均) 棒の長さは項目ごとにそろえています

平均月給(所定内給与額)

  • 助産師 34.4万円
  • 医師 102.8万円

年収の目安(当サイト算出)

  • 助産師 567万円
  • 医師 1512万円

経験0年の平均月給

  • 助産師 31.3万円
  • 医師 51.0万円

技能・知識

医師で今より求められる力

助産師と医師は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。job tag の回答で比べると、助産師から医師へ移るときに今より高い水準が求められるのは「外国語を読む」(スキル、+32ポイント)、「外国語で書く」(スキル、+27ポイント)、「科学的素養」(スキル、+25ポイント)です。

助産師より医師で高い水準が求められる技能・知識(上位3) (医師の値−助産師の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)
  • 外国語を読む(スキル) +32ポイント
  • 外国語で書く(スキル) +27ポイント
  • 科学的素養(スキル) +25ポイント

助産師から移る場合の参考として、job tag の回答で医師に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は18%、訓練を「特に必要ない」とした人は11%です。

医師に就く前に必要なもの(job tag の回答の割合)
  • 就く前の実務経験は「特に必要ない」 18%
  • 就く前の訓練は「特に必要ない」 11%

助産師から医師を目指す場合の資格の参考として、job tag は医師の関連資格に「医師」、「麻酔科標榜医(厚生労働省)」、「日本専門医機構認定麻酔科専門医」を挙げています。

教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。入り口の割合は、働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(助産師と医師)

医師で経験年数0年の人の平均月給は51.0万円、10〜14年の人は117.9万円で、0年の水準は助産師全体の平均34.4万円より16.6万円高いです。経験0年どうしで比べると、助産師は31.3万円、医師は51.0万円で、差は+19.6万円です。

経験年数ごとの平均月給(全国、2025年)

経験0年

  • 助産師 31.3万円
  • 医師 51.0万円

経験1〜4年

  • 助産師 34.3万円
  • 医師 58.8万円

経験10〜14年

  • 助産師 34.1万円
  • 医師 117.9万円
助産師と医師の経験年数別の平均月給(所定内給与額、全区分)
経験年数助産師医師
0年31.3万円51.0万円
1〜4年34.3万円58.8万円
5〜9年30.9万円79.7万円
10〜14年34.1万円117.9万円
15年以上36.4万円127.3万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が助産師・医師とも100人以上の35都道府県で比べると、すべての都道府県で医師の平均月給が助産師を上回ります。助産師から医師への平均月給の差が最も大きいのは岩手県の+115.7万円、最も小さいのは和歌山県の+28.4万円です。

助産師から医師への平均月給の差(35都道府県、差の大きい順) ▲ 高い ▼ 低い(医師の月給−助産師の月給、中央が差0)
  1. 1.岩手県 助産師 38.2万円 → 医師 153.9万円※ +115.7万円
  2. 2.埼玉県 助産師 32.3万円 → 医師 140.0万円※ +107.8万円
  3. 3.大分県 助産師 27.3万円 → 医師 131.6万円※ +104.3万円
  4. 4.徳島県 助産師 32.1万円 → 医師 131.3万円※ +99.3万円
  5. 5.神奈川県 助産師 31.7万円 → 医師 126.7万円 +95.0万円
  6. 6.北海道 助産師 33.0万円 → 医師 123.0万円 +90.0万円
  7. 7.山形県 助産師 29.3万円 → 医師 117.6万円※ +88.3万円
  8. 8.青森県 助産師 30.7万円 → 医師 114.5万円※ +83.8万円
  9. 9.宮崎県 助産師 25.8万円 → 医師 100.3万円 +74.5万円
  10. 10.千葉県 助産師 31.5万円 → 医師 105.2万円 +73.7万円
  11. 11.高知県 助産師 33.6万円 → 医師 106.9万円※ +73.3万円
  12. 12.群馬県 助産師 29.7万円 → 医師 102.4万円 +72.7万円
  13. 13.広島県 助産師 38.9万円 → 医師 108.6万円 +69.7万円
  14. 14.新潟県 助産師 41.6万円 → 医師 110.9万円 +69.3万円
  15. 15.愛知県 助産師 35.9万円 → 医師 103.9万円 +68.1万円
  16. 16.宮城県 助産師 35.0万円 → 医師 101.2万円※ +66.2万円
  17. 17.京都府 助産師 36.0万円 → 医師 100.5万円 +64.5万円
  18. 18.秋田県 助産師 37.7万円 → 医師 101.3万円※ +63.6万円
  19. 19.長崎県 助産師 24.2万円 → 医師 87.3万円※ +63.1万円
  20. 20.静岡県 助産師 32.7万円 → 医師 95.2万円※ +62.4万円
  21. 21.東京都 助産師 42.1万円 → 医師 103.6万円 +61.5万円
  22. 22.熊本県 助産師 34.7万円 → 医師 95.5万円※ +60.9万円
  23. 23.沖縄県 助産師 33.5万円 → 医師 91.2万円 +57.7万円
  24. 24.福岡県 助産師 31.6万円 → 医師 88.6万円 +57.0万円
  25. 25.茨城県 助産師 37.3万円 → 医師 92.2万円※ +55.0万円
  26. 26.山口県 助産師 39.9万円 → 医師 91.3万円※ +51.5万円
  27. 27.岐阜県 助産師 37.4万円 → 医師 88.4万円※ +51.0万円
  28. 28.香川県 助産師 31.7万円 → 医師 82.6万円 +50.8万円
  29. 29.兵庫県 助産師 37.3万円 → 医師 87.0万円※ +49.8万円
  30. 30.岡山県 助産師 31.0万円 → 医師 79.3万円※ +48.2万円
  31. 31.大阪府 助産師 37.5万円 → 医師 83.2万円 +45.7万円
  32. 32.長野県 助産師 36.2万円 → 医師 81.8万円※ +45.7万円
  33. 33.滋賀県 助産師 41.5万円 → 医師 86.0万円 +44.5万円
  34. 34.福井県 助産師 32.8万円 → 医師 68.7万円 +35.9万円
  35. 35.和歌山県 助産師 36.3万円 → 医師 64.7万円※ +28.4万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の医師の給料のページに移動します。

よくある質問

助産師から医師への転職について

助産師から医師に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は助産師が34.4万円、医師が102.8万円で、統計上の平均の差は+68.4万円です。医師の経験0年の平均は51.0万円なので、助産師から移った直後はこの水準も参考になります。助産師と医師の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
助産師から医師は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した助産師と医師の近さは83で、医師は助産師から見て5番目に近い仕事です。医師で助産師より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「外国語を読む」(+32ポイント)です。助産師の経験で医師に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

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  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

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  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

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    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明