助産師から薬剤師へ:月給の差と仕事の近さ
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法
結論
全国の平均月給の差
+2.6万円
助産師 34.4万円 → 薬剤師 37.0万円
仕事の近さ 当サイト算出
75
とても近い・助産師から11番目
薬剤師の経験0年
33.6万円
その仕事の経験が1年未満の人の平均月給
年収の目安の差 当サイト算出
+0.1万円
薬剤師 567万円
全国の平均月給(所定内給与額)は薬剤師が37.0万円、助産師が34.4万円で、統計上の平均の差は+2.6万円(+7.5%)で、薬剤師の方がやや高い水準です。年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では助産師が567万円、薬剤師が567万円で、差は+0.1万円です。
助産師と薬剤師の近さは75(100に近いほど似ている)で、助産師から見て11番目に近い仕事です。助産師と薬剤師は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。
月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。
技能・知識
薬剤師で今より求められる力
job tag の回答で比べると、助産師から薬剤師へ移るときに今より高い水準が求められるのは「事務処理」(知識、+28ポイント)、「化学」(知識、+22ポイント)、「クオリティチェック」(スキル、+18ポイント)です。
助産師から移る場合の参考として、job tag の回答で薬剤師に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は50%、訓練を「特に必要ない」とした人は38%です。
助産師から薬剤師を目指す場合の資格の参考として、job tag は薬剤師の関連資格に「薬剤師」、「日本臨床薬理学会認定CRC制度」、「日本SMO協会公認CRC制度」を挙げています。
- 事務処理(知識)+28ポイント
- 化学(知識)+22ポイント
- クオリティチェック(スキル)+18ポイント
ポイントは(薬剤師の値−助産師の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。
1年目の目安
経験年数ごとの月給(助産師と薬剤師)
薬剤師で経験年数0年の人の平均月給は33.6万円、10〜14年の人は37.2万円で、0年の水準は助産師全体の平均34.4万円より0.8万円低いです。
経験0年どうしで比べると、助産師は31.3万円、薬剤師は33.6万円で、差は+2.3万円です。
- 経験0年 助産師 31.3万円・薬剤師 33.6万円
- 経験1〜4年 助産師 34.3万円・薬剤師 33.4万円
- 経験5〜9年 助産師 30.9万円・薬剤師 35.3万円
- 経験10〜14年 助産師 34.1万円・薬剤師 37.2万円
- 経験15年以上 助産師 36.4万円・薬剤師 41.8万円
賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。
都道府県
都道府県ごとの平均月給の差
推計労働者数が助産師・薬剤師とも100人以上の35都道府県で比べると、薬剤師の平均月給が助産師より高いのは27都道府県、低いのは8都道府県です。
助産師から薬剤師への平均月給の差が最も大きいのは大分県の+16.3万円、最も小さいのは山口県の−7.5万円です。
- 大分県 助産師 27.3万円 → 薬剤師 43.6万円(+16.3万円)※
- 宮崎県 助産師 25.8万円 → 薬剤師 41.1万円(+15.2万円)
- 高知県 助産師 33.6万円 → 薬剤師 45.6万円(+12.0万円)※
- 長崎県 助産師 24.2万円 → 薬剤師 35.3万円(+11.2万円)※
- 千葉県 助産師 31.5万円 → 薬剤師 40.6万円(+9.1万円)
- 埼玉県 助産師 32.3万円 → 薬剤師 40.6万円(+8.4万円)※
- 福岡県 助産師 31.6万円 → 薬剤師 39.9万円(+8.3万円)
- 静岡県 助産師 32.7万円 → 薬剤師 40.9万円(+8.2万円)※
- 岡山県 助産師 31.0万円 → 薬剤師 38.4万円(+7.3万円)※
- 群馬県 助産師 29.7万円 → 薬剤師 36.8万円(+7.1万円)
- 沖縄県 助産師 33.5万円 → 薬剤師 40.2万円(+6.7万円)
- 宮城県 助産師 35.0万円 → 薬剤師 41.6万円(+6.6万円)※
- 山形県 助産師 29.3万円 → 薬剤師 35.3万円(+5.9万円)※
- 長野県 助産師 36.2万円 → 薬剤師 41.1万円(+4.9万円)※
- 熊本県 助産師 34.7万円 → 薬剤師 39.3万円(+4.6万円)※
- 青森県 助産師 30.7万円 → 薬剤師 34.4万円(+3.6万円)※
- 和歌山県 助産師 36.3万円 → 薬剤師 39.8万円(+3.4万円)※
- 福井県 助産師 32.8万円 → 薬剤師 36.2万円(+3.4万円)
- 茨城県 助産師 37.3万円 → 薬剤師 40.3万円(+3.1万円)※
- 岩手県 助産師 38.2万円 → 薬剤師 40.8万円(+2.7万円)※
- 徳島県 助産師 32.1万円 → 薬剤師 34.6万円(+2.5万円)※
- 京都府 助産師 36.0万円 → 薬剤師 38.0万円(+2.0万円)
- 北海道 助産師 33.0万円 → 薬剤師 34.7万円(+1.7万円)
- 香川県 助産師 31.7万円 → 薬剤師 33.2万円(+1.5万円)
- 新潟県 助産師 41.6万円 → 薬剤師 42.9万円(+1.3万円)
- 神奈川県 助産師 31.7万円 → 薬剤師 32.7万円(+1.0万円)
- 愛知県 助産師 35.9万円 → 薬剤師 36.4万円(+0.6万円)
- 岐阜県 助産師 37.4万円 → 薬剤師 35.7万円(−1.6万円)※
- 兵庫県 助産師 37.3万円 → 薬剤師 34.6万円(−2.7万円)※
- 滋賀県 助産師 41.5万円 → 薬剤師 38.8万円(−2.7万円)
- 大阪府 助産師 37.5万円 → 薬剤師 33.7万円(−3.7万円)
- 広島県 助産師 38.9万円 → 薬剤師 32.8万円(−6.1万円)
- 秋田県 助産師 37.7万円 → 薬剤師 31.5万円(−6.2万円)※
- 東京都 助産師 42.1万円 → 薬剤師 35.5万円(−6.6万円)
- 山口県 助産師 39.9万円 → 薬剤師 32.4万円(−7.5万円)※
両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の薬剤師の給料のページに移動します。
よくある質問
助産師から薬剤師への転職について
- 助産師から薬剤師に移ると給料はどう変わりますか?
- 全国の平均月給(所定内給与額)は助産師が34.4万円、薬剤師が37.0万円で、統計上の平均の差は+2.6万円です。薬剤師の経験0年の平均は33.6万円なので、助産師から移った直後はこの水準も参考になります。助産師と薬剤師の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
- 助産師から薬剤師は移りやすいですか?
- job tag の回答から当サイトが計算した助産師と薬剤師の近さは75で、薬剤師は助産師から見て11番目に近い仕事です。薬剤師で助産師より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「事務処理」(+28ポイント)です。助産師の経験で薬剤師に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。
関連ページ
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データの出典と算出方法
使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日
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都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。