介護職から保育士へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法

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結論

全国の平均月給(所定内給与額)は保育士が27.9万円、介護職が26.3万円で、統計上の平均の差は+1.6万円(+6.2%)で、保育士の方がやや高い水準です。介護職と保育士の近さは84(100に近いほど似ている)で、介護職から見て4番目に近い仕事です。

全国の平均月給の差

+1.6万円

介護職 26.3万円 → 保育士 27.9万円

仕事の近さ 当サイト算出

84

とても近い・介護職から4番目

保育士の経験0年

24.1万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

+39.6万円

保育士 428万円

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

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介護職と保育士の月給・年収・1年目

年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では介護職が388万円、保育士が428万円で、差は+39.6万円です。

介護職と保育士(全国の平均) 棒の長さは項目ごとにそろえています

平均月給(所定内給与額)

  • 介護職 26.3万円
  • 保育士 27.9万円

年収の目安(当サイト算出)

  • 介護職 388万円
  • 保育士 428万円

経験0年の平均月給

  • 介護職 21.9万円
  • 保育士 24.1万円

技能・知識

保育士で今より求められる力

介護職と保育士は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。job tag の回答で比べると、介護職から保育士へ移るときに今より高い水準が求められるのは「芸術」(知識、+21ポイント)、「教育訓練」(知識、+18ポイント)、「指導」(スキル、+11ポイント)です。

介護職より保育士で高い水準が求められる技能・知識(上位3) (保育士の値−介護職の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)
  • 芸術(知識) +21ポイント
  • 教育訓練(知識) +18ポイント
  • 指導(スキル) +11ポイント

介護職から移る場合の参考として、job tag の回答で保育士に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は43%、訓練を「特に必要ない」とした人は35%です。

保育士に就く前に必要なもの(job tag の回答の割合)
  • 就く前の実務経験は「特に必要ない」 43%
  • 就く前の訓練は「特に必要ない」 35%

介護職から保育士を目指す場合、保育士の資格の取得を目標とする専門実践教育訓練の指定講座は全国に111講座あります(2026年10月1日時点)。

  • 保育士を目標とする専門実践教育訓練:全国 111講座(2026年10月1日時点)

講座の数は厚生労働省の公表した専門実践教育訓練の目標資格等別の指定講座数(全国)です。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。入り口の割合は、働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(介護職と保育士)

保育士で経験年数0年の人の平均月給は24.1万円、10〜14年の人は28.0万円で、0年の水準は介護職全体の平均26.3万円より2.2万円低いです。経験0年どうしで比べると、介護職は21.9万円、保育士は24.1万円で、差は+2.2万円です。

経験年数ごとの平均月給(全国、2025年)

経験0年

  • 介護職 21.9万円
  • 保育士 24.1万円

経験1〜4年

  • 介護職 24.0万円
  • 保育士 25.1万円

経験10〜14年

  • 介護職 26.8万円
  • 保育士 28.0万円
介護職と保育士の経験年数別の平均月給(所定内給与額、全区分)
経験年数介護職保育士
0年21.9万円24.1万円
1〜4年24.0万円25.1万円
5〜9年25.5万円26.9万円
10〜14年26.8万円28.0万円
15年以上28.7万円30.7万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が介護職・保育士とも100人以上の47都道府県で比べると、保育士の平均月給が介護職より高いのは38都道府県、低いのは9都道府県です。介護職から保育士への平均月給の差が最も大きいのは静岡県の+4.1万円、最も小さいのは栃木県の−2.4万円です。

介護職から保育士への平均月給の差(47都道府県、差の大きい順) ▲ 高い ▼ 低い(保育士の月給−介護職の月給、中央が差0)
  1. 1.静岡県 介護職 25.2万円 → 保育士 29.3万円 差 +4.1万円
  2. 2.山梨県 介護職 24.8万円 → 保育士 28.7万円 差 +3.9万円
  3. 3.沖縄県 介護職 22.8万円 → 保育士 26.4万円 差 +3.6万円
  4. 4.長崎県 介護職 23.6万円 → 保育士 27.1万円 差 +3.5万円
  5. 5.秋田県 介護職 22.3万円 → 保育士 25.6万円 差 +3.3万円
  6. 6.鹿児島県 介護職 24.3万円 → 保育士 27.4万円 差 +3.1万円
  7. 7.徳島県 介護職 25.0万円 → 保育士 27.9万円 差 +2.9万円
  8. 8.高知県 介護職 24.1万円 → 保育士 27.0万円 差 +2.9万円
  9. 9.愛媛県 介護職 24.8万円 → 保育士 27.7万円 差 +2.9万円
  10. 10.兵庫県 介護職 24.5万円 → 保育士 27.3万円 差 +2.8万円
  11. 11.岩手県 介護職 22.0万円 → 保育士 24.6万円 差 +2.6万円
  12. 12.滋賀県 介護職 26.3万円 → 保育士 28.9万円 差 +2.6万円
  13. 13.福岡県 介護職 25.3万円 → 保育士 27.8万円 差 +2.5万円
  14. 14.北海道 介護職 25.4万円 → 保育士 27.8万円 差 +2.5万円
  15. 15.佐賀県 介護職 23.7万円 → 保育士 25.9万円 差 +2.2万円
  16. 16.千葉県 介護職 28.5万円 → 保育士 30.4万円 差 +2.0万円
  17. 17.大分県 介護職 23.4万円 → 保育士 24.9万円 差 +1.4万円
  18. 18.宮城県 介護職 23.5万円 → 保育士 24.8万円 差 +1.4万円
  19. 19.島根県 介護職 24.0万円 → 保育士 25.3万円 差 +1.4万円
  20. 20.愛知県 介護職 28.2万円 → 保育士 29.5万円 差 +1.3万円
  21. 21.福島県 介護職 24.5万円 → 保育士 25.8万円 差 +1.3万円
  22. 22.福井県 介護職 25.2万円 → 保育士 26.4万円 差 +1.2万円
  23. 23.岐阜県 介護職 25.7万円 → 保育士 26.6万円 差 +1.0万円
  24. 24.和歌山県 介護職 24.9万円 → 保育士 25.5万円 差 +0.6万円
  25. 25.熊本県 介護職 23.3万円 → 保育士 24.0万円 差 +0.6万円
  26. 26.青森県 介護職 23.1万円 → 保育士 23.7万円 差 +0.6万円
  27. 27.石川県 介護職 23.4万円 → 保育士 24.0万円 差 +0.6万円
  28. 28.東京都 介護職 30.5万円 → 保育士 31.0万円 差 +0.6万円
  29. 29.京都府 介護職 27.9万円 → 保育士 28.4万円 差 +0.5万円
  30. 30.岡山県 介護職 25.0万円 → 保育士 25.6万円 差 +0.5万円
  31. 31.大阪府 介護職 28.2万円 → 保育士 28.7万円 差 +0.5万円
  32. 32.新潟県 介護職 24.4万円 → 保育士 24.9万円 差 +0.5万円
  33. 33.奈良県 介護職 25.4万円 → 保育士 25.8万円 差 +0.4万円
  34. 34.宮崎県 介護職 23.6万円 → 保育士 23.9万円 差 +0.3万円
  35. 35.山口県 介護職 25.4万円 → 保育士 25.6万円 差 +0.2万円
  36. 36.鳥取県 介護職 24.9万円 → 保育士 24.9万円 差 +0.1万円
  37. 37.神奈川県 介護職 29.7万円 → 保育士 29.8万円 差 ±0.0万円
  38. 38.埼玉県 介護職 27.2万円 → 保育士 27.2万円 差 ±0.0万円
  39. 39.三重県 介護職 26.4万円 → 保育士 26.4万円 差 ±0.0万円
  40. 40.茨城県 介護職 27.1万円 → 保育士 26.9万円 差 −0.2万円
  41. 41.群馬県 介護職 25.8万円 → 保育士 25.2万円 差 −0.7万円
  42. 42.広島県 介護職 26.0万円 → 保育士 25.1万円 差 −0.9万円
  43. 43.長野県 介護職 26.5万円 → 保育士 25.5万円 差 −1.1万円
  44. 44.山形県 介護職 25.1万円 → 保育士 22.9万円 差 −2.2万円
  45. 45.富山県 介護職 26.0万円 → 保育士 23.8万円 差 −2.2万円
  46. 46.香川県 介護職 25.1万円 → 保育士 22.8万円 差 −2.3万円
  47. 47.栃木県 介護職 26.5万円 → 保育士 24.1万円 差 −2.4万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の保育士の給料のページに移動します。

よくある質問

介護職から保育士への転職について

介護職から保育士に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は介護職が26.3万円、保育士が27.9万円で、統計上の平均の差は+1.6万円です。保育士の経験0年の平均は24.1万円なので、介護職から移った直後はこの水準も参考になります。介護職と保育士の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
介護職から保育士は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した介護職と保育士の近さは84で、保育士は介護職から見て4番目に近い仕事です。保育士で介護職より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「芸術」(+21ポイント)です。介護職の経験で保育士に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:専門実践教育訓練の指定状況(厚生労働省。公共データ利用規約 第1.0版)、職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

このページのデータの更新日:

統計表のIDと取得日を見る(5件)
  • 専門実践教育訓練の指定状況(厚生労働省。公共データ利用規約 第1.0版)

    【別添2】目標資格等別・都道府県別 専門実践教育訓練指定状況(令和8年10月1日時点)(2026-10-01 時点(2026-09-23 に PDF から転記))

    厚生労働省 公表資料 ID:mhlw-001533745 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

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