介護職から看護助手へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給(所定内給与額)は看護助手が22.4万円、介護職が26.3万円で、統計上の平均の差は−3.9万円(−14.7%)で、看護助手の方がやや低い水準です。介護職と看護助手の近さは78(100に近いほど似ている)で、介護職から見て8番目に近い仕事です。

全国の平均月給の差

−3.9万円

介護職 26.3万円 → 看護助手 22.4万円

仕事の近さ 当サイト算出

78

とても近い・介護職から8番目

看護助手の経験0年

20.2万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

−50.9万円

看護助手 337万円

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

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介護職と看護助手の月給・年収・1年目

年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では介護職が388万円、看護助手が337万円で、差は−50.9万円です。

介護職と看護助手(全国の平均) 棒の長さは項目ごとにそろえています

平均月給(所定内給与額)

  • 介護職 26.3万円
  • 看護助手 22.4万円

年収の目安(当サイト算出)

  • 介護職 388万円
  • 看護助手 337万円

経験0年の平均月給

  • 介護職 21.9万円
  • 看護助手 20.2万円

技能・知識

看護助手で今より求められる力

介護職と看護助手は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。job tag の回答で比べると、介護職から看護助手へ移るときに今より高い水準が求められる技能・知識は小さく、いちばん差がある「外国語で話す」でも+2ポイントです。

介護職より看護助手で高い水準が求められる技能・知識(上位3) (看護助手の値−介護職の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)
  • 外国語で話す(スキル) +2ポイント
  • 数学的素養(スキル) +1ポイント
  • クオリティチェック(スキル) +1ポイント

介護職から移る場合の参考として、job tag の回答で看護助手に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は79%、訓練を「特に必要ない」とした人は65%です。

看護助手に就く前に必要なもの(job tag の回答の割合)
  • 就く前の実務経験は「特に必要ない」 79%
  • 就く前の訓練は「特に必要ない」 65%

介護職から看護助手を目指す場合、看護助手に関係する看護師の取得を目標とする専門実践教育訓練の指定講座は全国に351講座あります(2026年10月1日時点)。

  • 看護師を目標とする専門実践教育訓練:全国 351講座(2026年10月1日時点)
  • 准看護師を目標とする専門実践教育訓練:全国 45講座(2026年10月1日時点)

講座の数は厚生労働省の公表した専門実践教育訓練の目標資格等別の指定講座数(全国)です。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。入り口の割合は、働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(介護職と看護助手)

看護助手で経験年数0年の人の平均月給は20.2万円、10〜14年の人は22.4万円で、0年の水準は介護職全体の平均26.3万円より6.1万円低いです。経験0年どうしで比べると、介護職は21.9万円、看護助手は20.2万円で、差は−1.7万円です。

経験年数ごとの平均月給(全国、2025年)

経験0年

  • 介護職 21.9万円
  • 看護助手 20.2万円

経験1〜4年

  • 介護職 24.0万円
  • 看護助手 21.2万円

経験10〜14年

  • 介護職 26.8万円
  • 看護助手 22.4万円
介護職と看護助手の経験年数別の平均月給(所定内給与額、全区分)
経験年数介護職看護助手
0年21.9万円20.2万円
1〜4年24.0万円21.2万円
5〜9年25.5万円22.1万円
10〜14年26.8万円22.4万円
15年以上28.7万円23.5万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が介護職・看護助手とも100人以上の47都道府県で比べると、看護助手の平均月給が介護職より高いのは1都道府県、低いのは46都道府県です。介護職から看護助手への平均月給の差が最も大きいのは石川県の+1.9万円、最も小さいのは神奈川県の−7.4万円です。

介護職から看護助手への平均月給の差(47都道府県、差の大きい順) ▲ 高い ▼ 低い(看護助手の月給−介護職の月給、中央が差0)
  1. 1.石川県 介護職 23.4万円 → 看護助手 25.3万円 +1.9万円
  2. 2.静岡県 介護職 25.2万円 → 看護助手 25.2万円 ±0.0万円
  3. 3.秋田県 介護職 22.3万円 → 看護助手 21.5万円 −0.8万円
  4. 4.岩手県 介護職 22.0万円 → 看護助手 21.1万円 −0.9万円
  5. 5.長崎県 介護職 23.6万円 → 看護助手 22.4万円 −1.2万円
  6. 6.兵庫県 介護職 24.5万円 → 看護助手 23.1万円 −1.3万円
  7. 7.山梨県 介護職 24.8万円 → 看護助手 23.4万円 −1.4万円
  8. 8.広島県 介護職 26.0万円 → 看護助手 24.6万円 −1.4万円
  9. 9.大分県 介護職 23.4万円 → 看護助手 21.9万円 −1.6万円
  10. 10.和歌山県 介護職 24.9万円 → 看護助手 23.1万円 −1.8万円
  11. 11.徳島県 介護職 25.0万円 → 看護助手 22.7万円 −2.3万円
  12. 12.栃木県 介護職 26.5万円 → 看護助手 24.0万円 −2.5万円
  13. 13.鹿児島県 介護職 24.3万円 → 看護助手 21.5万円 −2.7万円
  14. 14.福島県 介護職 24.5万円 → 看護助手 21.7万円 −2.8万円
  15. 15.奈良県 介護職 25.4万円 → 看護助手 22.5万円 −2.9万円
  16. 16.沖縄県 介護職 22.8万円 → 看護助手 19.8万円 −3.0万円
  17. 17.富山県 介護職 26.0万円 → 看護助手 23.0万円 −3.0万円
  18. 18.島根県 介護職 24.0万円 → 看護助手 21.0万円 −3.0万円
  19. 19.鳥取県 介護職 24.9万円 → 看護助手 21.6万円 −3.2万円
  20. 20.愛媛県 介護職 24.8万円 → 看護助手 21.4万円 −3.4万円
  21. 21.群馬県 介護職 25.8万円 → 看護助手 22.3万円 −3.5万円
  22. 22.新潟県 介護職 24.4万円 → 看護助手 20.8万円 −3.5万円
  23. 23.宮崎県 介護職 23.6万円 → 看護助手 20.1万円 −3.6万円
  24. 24.山口県 介護職 25.4万円 → 看護助手 21.8万円 −3.6万円
  25. 25.福岡県 介護職 25.3万円 → 看護助手 21.7万円 −3.6万円
  26. 26.滋賀県 介護職 26.3万円 → 看護助手 22.7万円 −3.6万円
  27. 27.高知県 介護職 24.1万円 → 看護助手 20.5万円 −3.7万円
  28. 28.岡山県 介護職 25.0万円 → 看護助手 21.3万円 −3.8万円
  29. 29.熊本県 介護職 23.3万円 → 看護助手 19.4万円 −3.9万円
  30. 30.千葉県 介護職 28.5万円 → 看護助手 24.6万円 −3.9万円
  31. 31.北海道 介護職 25.4万円 → 看護助手 21.4万円 −4.0万円
  32. 32.青森県 介護職 23.1万円 → 看護助手 19.1万円 −4.0万円
  33. 33.三重県 介護職 26.4万円 → 看護助手 22.3万円 −4.1万円
  34. 34.埼玉県 介護職 27.2万円 → 看護助手 22.5万円 −4.6万円
  35. 35.京都府 介護職 27.9万円 → 看護助手 23.2万円 −4.7万円
  36. 36.宮城県 介護職 23.5万円 → 看護助手 18.4万円 −5.1万円
  37. 37.福井県 介護職 25.2万円 → 看護助手 20.1万円 −5.1万円
  38. 38.佐賀県 介護職 23.7万円 → 看護助手 18.5万円※ −5.2万円
  39. 39.長野県 介護職 26.5万円 → 看護助手 21.3万円 −5.2万円
  40. 40.愛知県 介護職 28.2万円 → 看護助手 22.9万円 −5.3万円
  41. 41.山形県 介護職 25.1万円 → 看護助手 19.8万円 −5.3万円
  42. 42.大阪府 介護職 28.2万円 → 看護助手 22.8万円 −5.4万円
  43. 43.東京都 介護職 30.5万円 → 看護助手 24.4万円 −6.1万円
  44. 44.香川県 介護職 25.1万円 → 看護助手 19.0万円 −6.1万円
  45. 45.岐阜県 介護職 25.7万円 → 看護助手 19.4万円 −6.2万円
  46. 46.茨城県 介護職 27.1万円 → 看護助手 19.7万円 −7.4万円
  47. 47.神奈川県 介護職 29.7万円 → 看護助手 22.3万円 −7.4万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の看護助手の給料のページに移動します。

よくある質問

介護職から看護助手への転職について

介護職から看護助手に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は介護職が26.3万円、看護助手が22.4万円で、統計上の平均の差は−3.9万円です。看護助手の経験0年の平均は20.2万円なので、介護職から移った直後はこの水準も参考になります。介護職と看護助手の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
介護職から看護助手は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した介護職と看護助手の近さは78で、看護助手は介護職から見て8番目に近い仕事です。看護助手で介護職より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「外国語で話す」(+2ポイント)です。介護職の経験で看護助手に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:専門実践教育訓練の指定状況(厚生労働省。公共データ利用規約 第1.0版)、職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

このページのデータの更新日:

統計表のIDと取得日を見る(5件)
  • 専門実践教育訓練の指定状況(厚生労働省。公共データ利用規約 第1.0版)

    【別添2】目標資格等別・都道府県別 専門実践教育訓練指定状況(令和8年10月1日時点)(2026-10-01 時点(2026-09-23 に PDF から転記))

    厚生労働省 公表資料 ID:mhlw-001533745 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明