看護師から医師へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給の差

+69.5万円

看護師 33.3万円 → 医師 102.8万円

仕事の近さ 当サイト算出

80

とても近い・看護師から7番目

医師の経験0年

51.0万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

+987.5万円

医師 1512万円

全国の平均月給(所定内給与額)は医師が102.8万円、看護師が33.3万円で、統計上の平均の差は+69.5万円(+208.4%)で、医師の方がはっきり高い水準です。年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では看護師が525万円、医師が1512万円で、差は+987.5万円です。

看護師と医師の近さは80(100に近いほど似ている)で、看護師から見て7番目に近い仕事です。看護師と医師は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

技能・知識

医師で今より求められる力

job tag の回答で比べると、看護師から医師へ移るときに今より高い水準が求められるのは「外国語を読む」(スキル、+40ポイント)、「外国語で書く」(スキル、+32ポイント)、「科学的素養」(スキル、+32ポイント)です。

看護師から移る場合の参考として、job tag の回答で医師に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は18%、訓練を「特に必要ない」とした人は11%です。

看護師から医師を目指す場合の資格の参考として、job tag は医師の関連資格に「医師」、「麻酔科標榜医(厚生労働省)」、「日本専門医機構認定麻酔科専門医」を挙げています。

  • 外国語を読む(スキル)+40ポイント
  • 外国語で書く(スキル)+32ポイント
  • 科学的素養(スキル)+32ポイント

ポイントは(医師の値−看護師の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(看護師と医師)

医師で経験年数0年の人の平均月給は51.0万円、10〜14年の人は117.9万円で、0年の水準は看護師全体の平均33.3万円より17.7万円高いです。

経験0年どうしで比べると、看護師は27.8万円、医師は51.0万円で、差は+23.2万円です。

  • 経験0年 看護師 27.8万円・医師 51.0万円
  • 経験1〜4年 看護師 30.5万円・医師 58.8万円
  • 経験5〜9年 看護師 31.5万円・医師 79.7万円
  • 経験10〜14年 看護師 32.7万円・医師 117.9万円
  • 経験15年以上 看護師 35.9万円・医師 127.3万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が看護師・医師とも100人以上の47都道府県で比べると、すべての都道府県で医師の平均月給が看護師を上回ります。

看護師から医師への平均月給の差が最も大きいのは岩手県の+124.7万円、最も小さいのは和歌山県の+31.0万円です。

  1. 岩手県 看護師 29.2万円 → 医師 153.9万円(+124.7万円
  2. 埼玉県 看護師 33.7万円 → 医師 140.0万円(+106.3万円
  3. 大分県 看護師 32.4万円 → 医師 131.6万円(+99.2万円
  4. 徳島県 看護師 33.2万円 → 医師 131.3万円(+98.2万円
  5. 神奈川県 看護師 35.0万円 → 医師 126.7万円(+91.7万円
  6. 北海道 看護師 32.0万円 → 医師 123.0万円(+91.1万円
  7. 山形県 看護師 31.2万円 → 医師 117.6万円(+86.4万円
  8. 青森県 看護師 29.2万円 → 医師 114.5万円(+85.3万円
  9. 福島県 看護師 31.5万円 → 医師 116.2万円(+84.7万円
  10. 鹿児島県 看護師 33.9万円 → 医師 118.3万円(+84.5万円
  11. 新潟県 看護師 31.7万円 → 医師 110.9万円(+79.2万円
  12. 富山県 看護師 32.1万円 → 医師 109.5万円(+77.4万円
  13. 高知県 看護師 29.8万円 → 医師 106.9万円(+77.1万円
  14. 広島県 看護師 33.1万円 → 医師 108.6万円(+75.5万円
  15. 宮崎県 看護師 28.6万円 → 医師 100.3万円(+71.8万円
  16. 千葉県 看護師 33.8万円 → 医師 105.2万円(+71.4万円
  17. 山梨県 看護師 33.8万円 → 医師 104.6万円(+70.8万円
  18. 群馬県 看護師 31.6万円 → 医師 102.4万円(+70.8万円
  19. 宮城県 看護師 31.1万円 → 医師 101.2万円(+70.1万円
  20. 秋田県 看護師 31.9万円 → 医師 101.3万円(+69.4万円
  21. 愛知県 看護師 34.8万円 → 医師 103.9万円(+69.1万円
  22. 東京都 看護師 36.8万円 → 医師 103.6万円(+66.8万円
  23. 京都府 看護師 34.4万円 → 医師 100.5万円(+66.2万円
  24. 熊本県 看護師 30.2万円 → 医師 95.5万円(+65.3万円
  25. 島根県 看護師 31.9万円 → 医師 97.0万円(+65.0万円
  26. 奈良県 看護師 35.3万円 → 医師 99.1万円(+63.8万円
  27. 静岡県 看護師 32.7万円 → 医師 95.2万円(+62.4万円
  28. 鳥取県 看護師 33.1万円 → 医師 93.6万円(+60.6万円
  29. 山口県 看護師 30.8万円 → 医師 91.3万円(+60.5万円
  30. 沖縄県 看護師 31.9万円 → 医師 91.2万円(+59.3万円
  31. 栃木県 看護師 32.8万円 → 医師 91.9万円(+59.1万円
  32. 茨城県 看護師 34.3万円 → 医師 92.2万円(+58.0万円
  33. 福岡県 看護師 31.5万円 → 医師 88.6万円(+57.1万円
  34. 長崎県 看護師 30.6万円 → 医師 87.3万円(+56.7万円
  35. 三重県 看護師 32.2万円 → 医師 88.8万円(+56.5万円
  36. 愛媛県 看護師 30.3万円 → 医師 86.2万円(+55.9万円
  37. 岐阜県 看護師 33.6万円 → 医師 88.4万円(+54.7万円
  38. 兵庫県 看護師 33.5万円 → 医師 87.0万円(+53.6万円
  39. 石川県 看護師 34.6万円 → 医師 87.0万円(+52.4万円
  40. 滋賀県 看護師 34.5万円 → 医師 86.0万円(+51.5万円
  41. 香川県 看護師 33.0万円 → 医師 82.6万円(+49.6万円
  42. 長野県 看護師 33.0万円 → 医師 81.8万円(+48.8万円
  43. 大阪府 看護師 34.6万円 → 医師 83.2万円(+48.6万円
  44. 岡山県 看護師 31.3万円 → 医師 79.3万円(+48.0万円
  45. 佐賀県 看護師 28.4万円 → 医師 74.1万円(+45.7万円
  46. 福井県 看護師 30.5万円 → 医師 68.7万円(+38.2万円
  47. 和歌山県 看護師 33.7万円 → 医師 64.7万円(+31.0万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の医師の給料のページに移動します。

よくある質問

看護師から医師への転職について

看護師から医師に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は看護師が33.3万円、医師が102.8万円で、統計上の平均の差は+69.5万円です。医師の経験0年の平均は51.0万円なので、看護師から移った直後はこの水準も参考になります。看護師と医師の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
看護師から医師は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した看護師と医師の近さは80で、医師は看護師から見て7番目に近い仕事です。医師で看護師より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「外国語を読む」(+40ポイント)です。看護師の経験で医師に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

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データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

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統計表のIDと取得日を見る(4件)
  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

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  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

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    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明