金属技術者から鋳造・鍛造へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給の差

−5.6万円

金属技術者 34.8万円 → 鋳造・鍛造 29.2万円

仕事の近さ 当サイト算出

91

とても近い・金属技術者から2番目

鋳造・鍛造の経験0年

23.8万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

−99.4万円

鋳造・鍛造 507万円

全国の平均月給(所定内給与額)は鋳造・鍛造が29.2万円、金属技術者が34.8万円で、統計上の平均の差は−5.6万円(−16.1%)で、鋳造・鍛造の方がはっきり低い水準です。年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では金属技術者が607万円、鋳造・鍛造が507万円で、差は−99.4万円です。

金属技術者と鋳造・鍛造の近さは91(100に近いほど似ている)で、金属技術者から見て2番目に近い仕事です。金属技術者と鋳造・鍛造は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

技能・知識

鋳造・鍛造で今より求められる力

job tag の回答で比べると、金属技術者から鋳造・鍛造へ移るときに今より高い水準が求められるのは「生産・加工」(知識、+14ポイント)、「機械」(知識、+12ポイント)です。

金属技術者から移る場合の参考として、job tag の回答で鋳造・鍛造に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は66%、訓練を「特に必要ない」とした人は50%です。

金属技術者から鋳造・鍛造を目指す場合の資格の参考として、job tag は鋳造・鍛造の関連資格に「1級金属溶解技能士」、「2級金属溶解技能士」、「特級鋳造技能士」を挙げています。

  • 生産・加工(知識)+14ポイント
  • 機械(知識)+12ポイント
  • 設計(知識)+5ポイント

ポイントは(鋳造・鍛造の値−金属技術者の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(金属技術者と鋳造・鍛造)

鋳造・鍛造で経験年数0年の人の平均月給は23.8万円、10〜14年の人は29.4万円で、0年の水準は金属技術者全体の平均34.8万円より10.9万円低いです。

経験0年どうしで比べると、金属技術者は28.6万円、鋳造・鍛造は23.8万円で、差は−4.8万円です。

  • 経験0年 金属技術者 28.6万円・鋳造・鍛造 23.8万円
  • 経験1〜4年 金属技術者 32.9万円・鋳造・鍛造 26.2万円
  • 経験5〜9年 金属技術者 33.5万円・鋳造・鍛造 26.4万円
  • 経験10〜14年 金属技術者 33.9万円・鋳造・鍛造 29.4万円
  • 経験15年以上 金属技術者 37.2万円・鋳造・鍛造 33.7万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が金属技術者・鋳造・鍛造とも100人以上の35都道府県で比べると、鋳造・鍛造の平均月給が金属技術者より高いのは9都道府県、低いのは26都道府県です。

金属技術者から鋳造・鍛造への平均月給の差が最も大きいのは群馬県の+6.1万円、最も小さいのは東京都の−14.8万円です。

  1. 群馬県 金属技術者 24.3万円 → 鋳造・鍛造 30.4万円(+6.1万円)※
  2. 福岡県 金属技術者 20.3万円 → 鋳造・鍛造 25.8万円(+5.5万円)※
  3. 静岡県 金属技術者 29.0万円 → 鋳造・鍛造 34.5万円(+5.5万円
  4. 岩手県 金属技術者 25.0万円 → 鋳造・鍛造 28.2万円(+3.1万円)※
  5. 長崎県 金属技術者 23.5万円 → 鋳造・鍛造 25.8万円(+2.3万円)※
  6. 広島県 金属技術者 26.4万円 → 鋳造・鍛造 28.6万円(+2.2万円
  7. 神奈川県 金属技術者 40.8万円 → 鋳造・鍛造 41.7万円(+0.8万円
  8. 熊本県 金属技術者 27.3万円 → 鋳造・鍛造 27.6万円(+0.3万円)※
  9. 福井県 金属技術者 31.7万円 → 鋳造・鍛造 31.9万円(+0.2万円
  10. 長野県 金属技術者 30.6万円 → 鋳造・鍛造 29.5万円(−1.1万円
  11. 富山県 金属技術者 29.7万円 → 鋳造・鍛造 27.8万円(−1.9万円
  12. 北海道 金属技術者 31.4万円 → 鋳造・鍛造 29.0万円(−2.3万円)※
  13. 愛知県 金属技術者 34.6万円 → 鋳造・鍛造 31.1万円(−3.5万円
  14. 愛媛県 金属技術者 28.7万円 → 鋳造・鍛造 24.9万円(−3.8万円)※
  15. 茨城県 金属技術者 33.9万円 → 鋳造・鍛造 30.0万円(−3.9万円)※
  16. 青森県 金属技術者 26.9万円 → 鋳造・鍛造 23.0万円(−3.9万円)※
  17. 滋賀県 金属技術者 37.0万円 → 鋳造・鍛造 32.8万円(−4.2万円)※
  18. 京都府 金属技術者 33.0万円 → 鋳造・鍛造 28.2万円(−4.9万円)※
  19. 宮城県 金属技術者 34.1万円 → 鋳造・鍛造 28.4万円(−5.7万円)※
  20. 大阪府 金属技術者 39.0万円 → 鋳造・鍛造 32.7万円(−6.3万円
  21. 鹿児島県 金属技術者 28.4万円 → 鋳造・鍛造 21.9万円(−6.5万円)※
  22. 大分県 金属技術者 36.8万円 → 鋳造・鍛造 29.4万円(−7.4万円)※
  23. 福島県 金属技術者 33.2万円 → 鋳造・鍛造 25.7万円(−7.5万円
  24. 岡山県 金属技術者 34.9万円 → 鋳造・鍛造 27.4万円(−7.5万円
  25. 新潟県 金属技術者 39.4万円 → 鋳造・鍛造 31.1万円(−8.4万円)※
  26. 兵庫県 金属技術者 39.9万円 → 鋳造・鍛造 30.7万円(−9.2万円
  27. 千葉県 金属技術者 34.7万円 → 鋳造・鍛造 25.3万円(−9.4万円
  28. 岐阜県 金属技術者 39.4万円 → 鋳造・鍛造 29.6万円(−9.8万円
  29. 三重県 金属技術者 42.5万円 → 鋳造・鍛造 32.3万円(−10.2万円
  30. 石川県 金属技術者 39.4万円 → 鋳造・鍛造 28.6万円(−10.9万円)※
  31. 埼玉県 金属技術者 36.7万円 → 鋳造・鍛造 25.3万円(−11.4万円
  32. 山口県 金属技術者 39.6万円 → 鋳造・鍛造 27.6万円(−12.0万円)※
  33. 佐賀県 金属技術者 43.7万円 → 鋳造・鍛造 29.9万円(−13.8万円)※
  34. 栃木県 金属技術者 38.8万円 → 鋳造・鍛造 24.6万円(−14.2万円
  35. 東京都 金属技術者 50.9万円 → 鋳造・鍛造 36.1万円(−14.8万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の鋳造・鍛造の給料のページに移動します。

よくある質問

金属技術者から鋳造・鍛造への転職について

金属技術者から鋳造・鍛造に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は金属技術者が34.8万円、鋳造・鍛造が29.2万円で、統計上の平均の差は−5.6万円です。鋳造・鍛造の経験0年の平均は23.8万円なので、金属技術者から移った直後はこの水準も参考になります。金属技術者と鋳造・鍛造の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
金属技術者から鋳造・鍛造は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した金属技術者と鋳造・鍛造の近さは91で、鋳造・鍛造は金属技術者から見て2番目に近い仕事です。鋳造・鍛造で金属技術者より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「生産・加工」(+14ポイント)です。金属技術者の経験で鋳造・鍛造に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

このページのデータの更新日:

統計表のIDと取得日を見る(4件)
  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

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    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

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    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明