金属技術者から機械検査へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給(所定内給与額)は機械検査が31.1万円、金属技術者が34.8万円で、統計上の平均の差は−3.7万円(−10.7%)で、機械検査の方がやや低い水準です。金属技術者と機械検査の近さは86(100に近いほど似ている)で、金属技術者から見て9番目に近い仕事です。

全国の平均月給の差

−3.7万円

金属技術者 34.8万円 → 機械検査 31.1万円

仕事の近さ 当サイト算出

86

とても近い・金属技術者から9番目

機械検査の経験0年

24.8万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

−84.1万円

機械検査 523万円

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

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金属技術者と機械検査の月給・年収・1年目

年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では金属技術者が607万円、機械検査が523万円で、差は−84.1万円です。

金属技術者と機械検査(全国の平均) 棒の長さは項目ごとにそろえています

平均月給(所定内給与額)

  • 金属技術者 34.8万円
  • 機械検査 31.1万円

年収の目安(当サイト算出)

  • 金属技術者 607万円
  • 機械検査 523万円

経験0年の平均月給

  • 金属技術者 28.6万円
  • 機械検査 24.8万円

技能・知識

機械検査で今より求められる力

金属技術者と機械検査は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。job tag の回答で比べると、金属技術者から機械検査へ移るときに今より高い水準が求められる技能・知識は小さく、いちばん差がある「クオリティチェック」でも+5ポイントです。

金属技術者より機械検査で高い水準が求められる技能・知識(上位3) (機械検査の値−金属技術者の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)
  • クオリティチェック(スキル) +5ポイント
  • 法律学、政治学(知識) +4ポイント
  • 教育訓練(知識) +3ポイント

金属技術者から移る場合の参考として、job tag の回答で機械検査に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は47%、訓練を「特に必要ない」とした人は37%です。

機械検査に就く前に必要なもの(job tag の回答の割合)
  • 就く前の実務経験は「特に必要ない」 47%
  • 就く前の訓練は「特に必要ない」 37%

金属技術者から機械検査を目指す場合の資格の参考として、job tag は機械検査の関連資格に「第1種放射線取扱主任者」、「第2種放射線取扱主任者」、「非破壊試験技術者レベル1」を挙げています。

教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。入り口の割合は、働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(金属技術者と機械検査)

機械検査で経験年数0年の人の平均月給は24.8万円、10〜14年の人は30.4万円で、0年の水準は金属技術者全体の平均34.8万円より10.0万円低いです。経験0年どうしで比べると、金属技術者は28.6万円、機械検査は24.8万円で、差は−3.8万円です。

経験年数ごとの平均月給(全国、2025年)

経験0年

  • 金属技術者 28.6万円
  • 機械検査 24.8万円

経験1〜4年

  • 金属技術者 32.9万円
  • 機械検査 26.5万円

経験10〜14年

  • 金属技術者 33.9万円
  • 機械検査 30.4万円
金属技術者と機械検査の経験年数別の平均月給(所定内給与額、全区分)
経験年数金属技術者機械検査
0年28.6万円24.8万円
1〜4年32.9万円26.5万円
5〜9年33.5万円29.5万円
10〜14年33.9万円30.4万円
15年以上37.2万円35.8万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が金属技術者・機械検査とも100人以上の35都道府県で比べると、機械検査の平均月給が金属技術者より高いのは11都道府県、低いのは24都道府県です。金属技術者から機械検査への平均月給の差が最も大きいのは福岡県の+7.8万円、最も小さいのは佐賀県の−18.8万円です。

金属技術者から機械検査への平均月給の差(35都道府県、差の大きい順) ▲ 高い ▼ 低い(機械検査の月給−金属技術者の月給、中央が差0)
  1. 1.福岡県 金属技術者 20.3万円 → 機械検査 28.0万円※ +7.8万円
  2. 2.大阪府 金属技術者 39.0万円 → 機械検査 44.9万円 +5.8万円
  3. 3.広島県 金属技術者 26.4万円 → 機械検査 30.8万円 +4.4万円
  4. 4.群馬県 金属技術者 24.3万円 → 機械検査 28.1万円※ +3.8万円
  5. 5.長崎県 金属技術者 23.5万円 → 機械検査 26.7万円※ +3.2万円
  6. 6.京都府 金属技術者 33.0万円 → 機械検査 35.6万円※ +2.6万円
  7. 7.静岡県 金属技術者 29.0万円 → 機械検査 30.9万円 +1.8万円
  8. 8.愛媛県 金属技術者 28.7万円 → 機械検査 30.0万円※ +1.4万円
  9. 9.富山県 金属技術者 29.7万円 → 機械検査 30.4万円 +0.7万円
  10. 10.青森県 金属技術者 26.9万円 → 機械検査 27.5万円※ +0.7万円
  11. 11.千葉県 金属技術者 34.7万円 → 機械検査 35.1万円 +0.4万円
  12. 12.福井県 金属技術者 31.7万円 → 機械検査 31.6万円※ −0.2万円
  13. 13.岩手県 金属技術者 25.0万円 → 機械検査 24.1万円※ −1.0万円
  14. 14.茨城県 金属技術者 33.9万円 → 機械検査 32.3万円※ −1.6万円
  15. 15.鹿児島県 金属技術者 28.4万円 → 機械検査 25.6万円※ −2.8万円
  16. 16.岡山県 金属技術者 34.9万円 → 機械検査 31.7万円 −3.2万円
  17. 17.熊本県 金属技術者 27.3万円 → 機械検査 24.0万円※ −3.3万円
  18. 18.長野県 金属技術者 30.6万円 → 機械検査 27.1万円 −3.5万円
  19. 19.埼玉県 金属技術者 36.7万円 → 機械検査 33.1万円 −3.6万円
  20. 20.栃木県 金属技術者 38.8万円 → 機械検査 33.2万円 −5.6万円
  21. 21.新潟県 金属技術者 39.4万円 → 機械検査 32.8万円※ −6.6万円
  22. 22.大分県 金属技術者 36.8万円 → 機械検査 29.9万円 −6.9万円
  23. 23.北海道 金属技術者 31.4万円 → 機械検査 24.3万円※ −7.0万円
  24. 24.宮城県 金属技術者 34.1万円 → 機械検査 27.0万円※ −7.1万円
  25. 25.兵庫県 金属技術者 39.9万円 → 機械検査 32.4万円 −7.4万円
  26. 26.福島県 金属技術者 33.2万円 → 機械検査 25.2万円 −8.0万円
  27. 27.岐阜県 金属技術者 39.4万円 → 機械検査 31.1万円 −8.4万円
  28. 28.神奈川県 金属技術者 40.8万円 → 機械検査 32.3万円 −8.6万円
  29. 29.愛知県 金属技術者 34.6万円 → 機械検査 25.6万円 −9.0万円
  30. 30.山口県 金属技術者 39.6万円 → 機械検査 30.3万円※ −9.2万円
  31. 31.滋賀県 金属技術者 37.0万円 → 機械検査 26.5万円※ −10.5万円
  32. 32.石川県 金属技術者 39.4万円 → 機械検査 28.7万円※ −10.8万円
  33. 33.三重県 金属技術者 42.5万円 → 機械検査 28.2万円 −14.3万円
  34. 34.東京都 金属技術者 50.9万円 → 機械検査 34.9万円 −16.0万円
  35. 35.佐賀県 金属技術者 43.7万円 → 機械検査 24.9万円※ −18.8万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の機械検査の給料のページに移動します。

よくある質問

金属技術者から機械検査への転職について

金属技術者から機械検査に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は金属技術者が34.8万円、機械検査が31.1万円で、統計上の平均の差は−3.7万円です。機械検査の経験0年の平均は24.8万円なので、金属技術者から移った直後はこの水準も参考になります。金属技術者と機械検査の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
金属技術者から機械検査は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した金属技術者と機械検査の近さは86で、機械検査は金属技術者から見て9番目に近い仕事です。機械検査で金属技術者より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「クオリティチェック」(+5ポイント)です。金属技術者の経験で機械検査に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

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  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

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    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明