歯科医師から歯科衛生士へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給の差

−54.3万円

歯科医師 82.4万円 → 歯科衛生士 28.2万円

仕事の近さ 当サイト算出

73

とても近い・歯科医師から1番目

歯科衛生士の経験0年

24.5万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

−666.7万円

歯科衛生士 396万円

全国の平均月給(所定内給与額)は歯科衛生士が28.2万円、歯科医師が82.4万円で、統計上の平均の差は−54.3万円(−65.8%)で、歯科衛生士の方がはっきり低い水準です。年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では歯科医師が1063万円、歯科衛生士が396万円で、差は−666.7万円です。

歯科医師と歯科衛生士の近さは73(100に近いほど似ている)で、歯科医師から見て1番目に近い仕事です。歯科医師と歯科衛生士は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

技能・知識

歯科衛生士で今より求められる力

job tag の回答で比べると、歯科衛生士で求められる技能・知識の水準は、72項目すべてで歯科医師と同じか下回っています。

歯科医師から移る場合の参考として、job tag の回答で歯科衛生士に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は47%、訓練を「特に必要ない」とした人は13%です。

歯科医師から歯科衛生士を目指す場合、歯科衛生士の資格の取得を目標とする専門実践教育訓練の指定講座は全国に119講座あります(2026年10月1日時点)。

ポイントは(歯科衛生士の値−歯科医師の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)。講座の数は厚生労働省の公表した専門実践教育訓練の目標資格等別の指定講座数(全国)です。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(歯科医師と歯科衛生士)

歯科衛生士で経験年数0年の人の平均月給は24.5万円、10〜14年の人は28.0万円で、0年の水準は歯科医師全体の平均82.4万円より57.9万円低いです。

経験0年どうしで比べると、歯科医師は26.9万円、歯科衛生士は24.5万円で、差は−2.5万円です。

  • 経験0年 歯科医師 26.9万円・歯科衛生士 24.5万円
  • 経験1〜4年 歯科医師 58.6万円・歯科衛生士 26.2万円
  • 経験5〜9年 歯科医師 105.0万円・歯科衛生士 28.7万円
  • 経験10〜14年 歯科医師 100.4万円・歯科衛生士 28.0万円
  • 経験15年以上 歯科医師 86.6万円・歯科衛生士 30.6万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が歯科医師・歯科衛生士とも100人以上の19都道府県で比べると、歯科衛生士の平均月給が歯科医師より高いのは1都道府県、低いのは18都道府県です。

歯科医師から歯科衛生士への平均月給の差が最も大きいのは東京都の+1.1万円、最も小さいのは神奈川県の−100.9万円です。

  1. 東京都 歯科医師 35.3万円 → 歯科衛生士 36.4万円(+1.1万円
  2. 熊本県 歯科医師 40.2万円 → 歯科衛生士 26.9万円(−13.2万円
  3. 長崎県 歯科医師 40.4万円 → 歯科衛生士 24.3万円(−16.0万円)※
  4. 岡山県 歯科医師 50.9万円 → 歯科衛生士 28.9万円(−22.0万円)※
  5. 愛知県 歯科医師 60.1万円 → 歯科衛生士 30.1万円(−30.0万円
  6. 佐賀県 歯科医師 60.0万円 → 歯科衛生士 24.4万円(−35.7万円
  7. 青森県 歯科医師 64.2万円 → 歯科衛生士 26.3万円(−37.9万円
  8. 北海道 歯科医師 70.9万円 → 歯科衛生士 32.4万円(−38.5万円
  9. 千葉県 歯科医師 69.3万円 → 歯科衛生士 28.4万円(−40.9万円
  10. 新潟県 歯科医師 75.4万円 → 歯科衛生士 28.6万円(−46.8万円)※
  11. 茨城県 歯科医師 91.7万円 → 歯科衛生士 35.1万円(−56.6万円)※
  12. 岐阜県 歯科医師 85.2万円 → 歯科衛生士 26.1万円(−59.1万円)※
  13. 福岡県 歯科医師 85.9万円 → 歯科衛生士 24.4万円(−61.5万円
  14. 宮城県 歯科医師 95.3万円 → 歯科衛生士 30.9万円(−64.4万円
  15. 大阪府 歯科医師 97.3万円 → 歯科衛生士 28.5万円(−68.8万円
  16. 石川県 歯科医師 107.1万円 → 歯科衛生士 29.5万円(−77.6万円)※
  17. 沖縄県 歯科医師 114.5万円 → 歯科衛生士 26.8万円(−87.7万円
  18. 埼玉県 歯科医師 119.4万円 → 歯科衛生士 24.3万円(−95.1万円
  19. 神奈川県 歯科医師 133.4万円 → 歯科衛生士 32.5万円(−100.9万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の歯科衛生士の給料のページに移動します。

よくある質問

歯科医師から歯科衛生士への転職について

歯科医師から歯科衛生士に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は歯科医師が82.4万円、歯科衛生士が28.2万円で、統計上の平均の差は−54.3万円です。歯科衛生士の経験0年の平均は24.5万円なので、歯科医師から移った直後はこの水準も参考になります。歯科医師と歯科衛生士の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
歯科医師から歯科衛生士は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した歯科医師と歯科衛生士の近さは73で、歯科衛生士は歯科医師から見て1番目に近い仕事です。歯科医師の経験で歯科衛生士に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:専門実践教育訓練の指定状況(厚生労働省。公共データ利用規約 第1.0版)、職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

このページのデータの更新日:

統計表のIDと取得日を見る(5件)
  • 専門実践教育訓練の指定状況(厚生労働省。公共データ利用規約 第1.0版)

    【別添2】目標資格等別・都道府県別 専門実践教育訓練指定状況(令和8年10月1日時点)(2026-10-01 時点(2026-09-23 に PDF から転記))

    厚生労働省 公表資料 ID:mhlw-001533745 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明