薬剤師から受付・案内へ:月給の差と仕事の近さ
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法
結論
全国の平均月給の差
−12.9万円
薬剤師 37.0万円 → 受付・案内 24.1万円
仕事の近さ 当サイト算出
53
近い・薬剤師から15番目
受付・案内の経験0年
21.4万円
その仕事の経験が1年未満の人の平均月給
年収の目安の差 当サイト算出
−213.3万円
受付・案内 353万円
全国の平均月給(所定内給与額)は受付・案内が24.1万円、薬剤師が37.0万円で、統計上の平均の差は−12.9万円(−34.8%)で、受付・案内の方がはっきり低い水準です。年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では薬剤師が567万円、受付・案内が353万円で、差は−213.3万円です。
薬剤師と受付・案内の近さは53(100に近いほど似ている)で、薬剤師から見て15番目に近い仕事です。薬剤師と受付・案内は求められるスキルと知識の形に共通点が多く、近さの区分では「近い」(50〜69)に入ります。
月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。
技能・知識
受付・案内で今より求められる力
job tag の回答で比べると、薬剤師から受付・案内へ移るときに今より高い水準が求められる技能・知識は小さく、いちばん差がある「芸術」でも+1ポイントです。
薬剤師から移る場合の参考として、job tag の回答で受付・案内に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は78%、訓練を「特に必要ない」とした人は63%です。
薬剤師から受付・案内を目指す場合、受付・案内に関係する歯科衛生士の取得を目標とする専門実践教育訓練の指定講座は全国に119講座あります(2026年10月1日時点)。
- 芸術(知識)+1ポイント
- 建築・建設(知識)+1ポイント
- 機械(知識)+1ポイント
ポイントは(受付・案内の値−薬剤師の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)。講座の数は厚生労働省の公表した専門実践教育訓練の目標資格等別の指定講座数(全国)です。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。
1年目の目安
経験年数ごとの月給(薬剤師と受付・案内)
受付・案内で経験年数0年の人の平均月給は21.4万円、10〜14年の人は24.1万円で、0年の水準は薬剤師全体の平均37.0万円より15.6万円低いです。
経験0年どうしで比べると、薬剤師は33.6万円、受付・案内は21.4万円で、差は−12.2万円です。
- 経験0年 薬剤師 33.6万円・受付・案内 21.4万円
- 経験1〜4年 薬剤師 33.4万円・受付・案内 23.0万円
- 経験5〜9年 薬剤師 35.3万円・受付・案内 23.7万円
- 経験10〜14年 薬剤師 37.2万円・受付・案内 24.1万円
- 経験15年以上 薬剤師 41.8万円・受付・案内 27.4万円
賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。
都道府県
都道府県ごとの平均月給の差
推計労働者数が薬剤師・受付・案内とも100人以上の47都道府県で比べると、どの都道府県でも受付・案内の平均月給は薬剤師を下回ります。
薬剤師から受付・案内への平均月給の差が最も大きいのは神奈川県の−5.8万円、最も小さいのは大分県の−24.7万円です。
- 神奈川県 薬剤師 32.7万円 → 受付・案内 26.8万円(−5.8万円)
- 香川県 薬剤師 33.2万円 → 受付・案内 27.3万円(−5.9万円)
- 広島県 薬剤師 32.8万円 → 受付・案内 26.9万円(−5.9万円)
- 東京都 薬剤師 35.5万円 → 受付・案内 28.2万円(−7.2万円)
- 鹿児島県 薬剤師 32.9万円 → 受付・案内 24.7万円(−8.2万円)
- 山口県 薬剤師 32.4万円 → 受付・案内 23.6万円(−8.8万円)
- 大阪府 薬剤師 33.7万円 → 受付・案内 24.9万円(−8.8万円)
- 奈良県 薬剤師 38.6万円 → 受付・案内 29.4万円(−9.1万円)
- 兵庫県 薬剤師 34.6万円 → 受付・案内 24.9万円(−9.7万円)
- 秋田県 薬剤師 31.5万円 → 受付・案内 21.7万円(−9.7万円)
- 愛知県 薬剤師 36.4万円 → 受付・案内 25.2万円(−11.2万円)
- 山形県 薬剤師 35.3万円 → 受付・案内 23.8万円(−11.5万円)※
- 徳島県 薬剤師 34.6万円 → 受付・案内 22.9万円(−11.7万円)
- 山梨県 薬剤師 36.1万円 → 受付・案内 24.1万円(−12.0万円)
- 群馬県 薬剤師 36.8万円 → 受付・案内 24.4万円(−12.4万円)
- 北海道 薬剤師 34.7万円 → 受付・案内 22.1万円(−12.6万円)
- 岐阜県 薬剤師 35.7万円 → 受付・案内 23.0万円(−12.7万円)
- 鳥取県 薬剤師 34.5万円 → 受付・案内 21.5万円(−13.0万円)※
- 滋賀県 薬剤師 38.8万円 → 受付・案内 25.6万円(−13.1万円)
- 京都府 薬剤師 38.0万円 → 受付・案内 24.2万円(−13.8万円)
- 埼玉県 薬剤師 40.6万円 → 受付・案内 26.4万円(−14.2万円)
- 栃木県 薬剤師 39.2万円 → 受付・案内 24.8万円(−14.3万円)
- 青森県 薬剤師 34.4万円 → 受付・案内 19.7万円(−14.7万円)
- 石川県 薬剤師 36.2万円 → 受付・案内 21.5万円(−14.8万円)
- 島根県 薬剤師 35.6万円 → 受付・案内 20.8万円(−14.8万円)※
- 福島県 薬剤師 36.8万円 → 受付・案内 21.9万円(−14.9万円)
- 三重県 薬剤師 39.8万円 → 受付・案内 24.4万円(−15.4万円)
- 長崎県 薬剤師 35.3万円 → 受付・案内 19.9万円(−15.5万円)
- 佐賀県 薬剤師 35.8万円 → 受付・案内 20.1万円(−15.7万円)
- 静岡県 薬剤師 40.9万円 → 受付・案内 24.9万円(−15.9万円)
- 福井県 薬剤師 36.2万円 → 受付・案内 20.0万円(−16.2万円)
- 千葉県 薬剤師 40.6万円 → 受付・案内 24.2万円(−16.4万円)
- 岡山県 薬剤師 38.4万円 → 受付・案内 21.7万円(−16.7万円)
- 富山県 薬剤師 39.0万円 → 受付・案内 21.7万円(−17.3万円)
- 愛媛県 薬剤師 39.9万円 → 受付・案内 22.3万円(−17.6万円)
- 熊本県 薬剤師 39.3万円 → 受付・案内 21.3万円(−18.0万円)
- 福岡県 薬剤師 39.9万円 → 受付・案内 21.5万円(−18.4万円)
- 茨城県 薬剤師 40.3万円 → 受付・案内 21.9万円(−18.5万円)
- 和歌山県 薬剤師 39.8万円 → 受付・案内 21.1万円(−18.7万円)※
- 宮城県 薬剤師 41.6万円 → 受付・案内 22.3万円(−19.3万円)
- 沖縄県 薬剤師 40.2万円 → 受付・案内 20.8万円(−19.4万円)
- 長野県 薬剤師 41.1万円 → 受付・案内 21.7万円(−19.4万円)
- 新潟県 薬剤師 42.9万円 → 受付・案内 22.7万円(−20.1万円)
- 岩手県 薬剤師 40.8万円 → 受付・案内 20.6万円(−20.3万円)※
- 宮崎県 薬剤師 41.1万円 → 受付・案内 20.5万円(−20.6万円)
- 高知県 薬剤師 45.6万円 → 受付・案内 22.7万円(−22.9万円)
- 大分県 薬剤師 43.6万円 → 受付・案内 18.9万円(−24.7万円)
両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の受付・案内の給料のページに移動します。
よくある質問
薬剤師から受付・案内への転職について
- 薬剤師から受付・案内に移ると給料はどう変わりますか?
- 全国の平均月給(所定内給与額)は薬剤師が37.0万円、受付・案内が24.1万円で、統計上の平均の差は−12.9万円です。受付・案内の経験0年の平均は21.4万円なので、薬剤師から移った直後はこの水準も参考になります。薬剤師と受付・案内の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
- 薬剤師から受付・案内は移りやすいですか?
- job tag の回答から当サイトが計算した薬剤師と受付・案内の近さは53で、受付・案内は薬剤師から見て15番目に近い仕事です。受付・案内で薬剤師より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「芸術」(+1ポイント)です。薬剤師の経験で受付・案内に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。
関連ページ
あわせて見る
データの出典と算出方法
使った統計:専門実践教育訓練の指定状況(厚生労働省。公共データ利用規約 第1.0版)、職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査
このページのデータの更新日:
統計表のIDと取得日を見る(5件)
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専門実践教育訓練の指定状況(厚生労働省。公共データ利用規約 第1.0版)
【別添2】目標資格等別・都道府県別 専門実践教育訓練指定状況(令和8年10月1日時点)(2026-10-01 時点(2026-09-23 に PDF から転記))
厚生労働省 公表資料 ID:mhlw-001533745 取得:2026年9月23日
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。