大工から溶接工へ:月給の差と仕事の近さ
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法
結論
全国の平均月給の差
−4.9万円
大工 32.7万円 → 溶接工 27.7万円
仕事の近さ 当サイト算出
71
とても近い・大工から11番目
溶接工の経験0年
22.5万円
その仕事の経験が1年未満の人の平均月給
年収の目安の差 当サイト算出
−30.8万円
溶接工 455万円
全国の平均月給(所定内給与額)は溶接工が27.7万円、大工が32.7万円で、統計上の平均の差は−4.9万円(−15.2%)で、溶接工の方がはっきり低い水準です。年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では大工が485万円、溶接工が455万円で、差は−30.8万円です。
大工と溶接工の近さは71(100に近いほど似ている)で、大工から見て11番目に近い仕事です。大工と溶接工は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。
月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。
技能・知識
溶接工で今より求められる力
job tag の回答で比べると、大工から溶接工へ移るときに今より高い水準が求められるのは「生産・加工」(知識、+23ポイント)、「操作と制御」(スキル、+10ポイント)です。
大工から移る場合の参考として、job tag の回答で溶接工に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は55%、訓練を「特に必要ない」とした人は47%です。
大工から溶接工を目指す場合の資格の参考として、job tag は溶接工の関連資格に「ガス溶接作業主任者」、「溶接管理技術者1級」、「溶接管理技術者2級」を挙げています。
- 生産・加工(知識)+23ポイント
- 操作と制御(スキル)+10ポイント
- 計器監視(スキル)+8ポイント
ポイントは(溶接工の値−大工の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。
1年目の目安
経験年数ごとの月給(大工と溶接工)
溶接工で経験年数0年の人の平均月給は22.5万円、10〜14年の人は30.6万円で、0年の水準は大工全体の平均32.7万円より10.2万円低いです。
経験0年どうしで比べると、大工は22.7万円、溶接工は22.5万円で、差は−0.2万円です。
- 経験0年 大工 22.7万円・溶接工 22.5万円
- 経験1〜4年 大工 24.6万円・溶接工 23.0万円
- 経験5〜9年 大工 29.9万円・溶接工 25.6万円
- 経験10〜14年 大工 35.3万円・溶接工 30.6万円
- 経験15年以上 大工 35.9万円・溶接工 31.6万円
賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。
都道府県
都道府県ごとの平均月給の差
推計労働者数が大工・溶接工とも100人以上の18都道府県で比べると、溶接工の平均月給が大工より高いのは3都道府県、低いのは15都道府県です。
大工から溶接工への平均月給の差が最も大きいのは兵庫県の+2.4万円、最も小さいのは神奈川県の−13.8万円です。
- 兵庫県 大工 35.0万円 → 溶接工 37.4万円(+2.4万円)
- 東京都 大工 33.4万円 → 溶接工 35.5万円(+2.1万円)
- 福岡県 大工 26.3万円 → 溶接工 26.8万円(+0.5万円)※
- 岩手県 大工 26.0万円 → 溶接工 25.9万円(−0.1万円)
- 北海道 大工 29.7万円 → 溶接工 27.6万円(−2.1万円)※
- 山形県 大工 27.7万円 → 溶接工 25.0万円(−2.7万円)※
- 茨城県 大工 33.3万円 → 溶接工 30.3万円(−3.0万円)※
- 青森県 大工 30.5万円 → 溶接工 27.4万円(−3.2万円)※
- 埼玉県 大工 31.3万円 → 溶接工 28.2万円(−3.2万円)
- 静岡県 大工 31.0万円 → 溶接工 27.5万円(−3.5万円)※
- 新潟県 大工 30.5万円 → 溶接工 26.7万円(−3.8万円)
- 鹿児島県 大工 33.0万円 → 溶接工 29.0万円(−4.0万円)※
- 長崎県 大工 30.7万円 → 溶接工 24.3万円(−6.4万円)※
- 京都府 大工 32.2万円 → 溶接工 25.7万円(−6.5万円)
- 石川県 大工 33.4万円 → 溶接工 25.8万円(−7.6万円)※
- 大阪府 大工 39.3万円 → 溶接工 30.4万円(−8.9万円)
- 千葉県 大工 47.4万円 → 溶接工 34.7万円(−12.7万円)
- 神奈川県 大工 43.4万円 → 溶接工 29.6万円(−13.8万円)※
両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の溶接工の給料のページに移動します。
よくある質問
大工から溶接工への転職について
- 大工から溶接工に移ると給料はどう変わりますか?
- 全国の平均月給(所定内給与額)は大工が32.7万円、溶接工が27.7万円で、統計上の平均の差は−4.9万円です。溶接工の経験0年の平均は22.5万円なので、大工から移った直後はこの水準も参考になります。大工と溶接工の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
- 大工から溶接工は移りやすいですか?
- job tag の回答から当サイトが計算した大工と溶接工の近さは71で、溶接工は大工から見て11番目に近い仕事です。溶接工で大工より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「生産・加工」(+23ポイント)です。大工の経験で溶接工に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。
関連ページ
あわせて見る
データの出典と算出方法
使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査
このページのデータの更新日:
統計表のIDと取得日を見る(4件)
-
職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日
-
職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日
-
賃金構造基本統計調査
職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日
-
賃金構造基本統計調査
都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。