発電員・変電員から移りやすい仕事と月給の差

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法

結論

全国の平均月給が発電員・変電員と同等以上の仕事のうち、スキルと知識がいちばん近いのは電気・電子・通信の技術者で、近さは72(とても近い)です。全国の平均月給(所定内給与額)は電気・電子・通信の技術者が39.8万円、発電員・変電員が39.1万円で、統計上の平均の差は+0.8万円(+1.9%)と、ほぼ同じ水準です。

いちばん近い仕事 電気・電子・通信の技術者 当サイト算出

72

近さ(100に近いほど似ている)・とても近い

電気・電子・通信の技術者との平均月給の差

+0.8万円

全国 39.8万円(発電員・変電員 39.1万円)

近くて平均月給が高い 電気・電子・通信の技術者

+0.8万円

近さ 72・全国 39.8万円

電気・電子・通信の技術者の経験0年

29.4万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

近さは、job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)に載る職業の働く人の回答(スキル39項目・知識33項目)の平均から当サイトが計算した参考値です。月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。

近い仕事

発電員・変電員にスキルと知識が近く、平均月給が同等以上の仕事(1)

発電員・変電員から見て仕事内容の近さが50点以上で平均月給が同等以上の仕事は1職種あり、そのうち1職種で全国の平均月給が発電員・変電員の39.1万円を上回ります。発電員・変電員にいちばん近い電気・電子・通信の技術者は、近い仕事の中で全国の平均月給が発電員・変電員より高いもののうち最も近い仕事でもあります。

発電員・変電員に近い仕事の「近さ」と全国の平均月給の差 近い順。近さは100に近いほど似ている(当サイト算出)。月給の差は発電員・変電員の39.1万円との統計上の平均の差 近さ(0〜100) ▲ 高い ▼ 低い(月給の差、中央が差0)
  1. 1.電気・電子・通信の技術者 月39.8万円 近さ 72 月給 +0.8万円

名前を押すと、発電員・変電員と比べた詳しいページ(近さ50以上)か、その仕事の「次の仕事への道」に移動します。全国の平均月給が発電員・変電員より3%を超えて低い仕事は、近くても載せていません。太字は、平均月給が5%以上高い近い仕事のうち最も近いものです。

月給の差

近くて平均月給が発電員・変電員より高い仕事

近さ50以上の仕事のうち、全国の平均月給(所定内給与額)が発電員・変電員より高いものを、近い順に並べています。年収の目安は、毎月の給与(きまって支給する現金給与額)×12+年間賞与その他特別給与額(当サイト算出)の差です。

技能・知識

電気・電子・通信の技術者へ移るときに求められる力

job tag の回答で比べると、発電員・変電員から電気・電子・通信の技術者へ移るときに今より高い水準が求められるのは「外国語を読む」(スキル、+22ポイント)、「外国語で書く」(スキル、+20ポイント)、「外国語で話す」(スキル、+19ポイント)です。

発電員・変電員より電気・電子・通信の技術者で高い水準が求められる技能・知識 差は job tag の尺度の上限を100としたポイント(当サイト算出)
  • 外国語を読む(スキル) +22ポイント
  • 外国語で書く(スキル) +20ポイント
  • 外国語で話す(スキル) +19ポイント

1年目の目安

経験年数による月給(発電員・変電員と近い仕事)

発電員・変電員の平均月給は、その仕事の経験が0年の人で29.1万円、15年以上の人で48.6万円と、経験で67%の開きがあります。電気・電子・通信の技術者で経験0年の人の平均月給は29.4万円で、発電員・変電員全体の平均39.1万円より9.6万円低い水準です。

経験年数ごとの平均月給(全国、2025年) 経験年数は、その仕事に就いてからの年数

経験0年

  • 発電員・変電員 29.1万円
  • 電気・電子・通信の技術者 29.4万円

経験1〜4年

  • 発電員・変電員 28.8万円
  • 電気・電子・通信の技術者 32.4万円

経験10〜14年

  • 発電員・変電員 35.8万円
  • 電気・電子・通信の技術者 41.0万円
発電員・変電員と近い仕事の経験年数別の平均月給(所定内給与額、全区分)
経験年数発電員・変電員電気・電子・通信の技術者
0年29.1万円29.4万円
1〜4年28.8万円32.4万円
5〜9年30.6万円36.2万円
10〜14年35.8万円41.0万円
15年以上48.6万円46.3万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、企業規模10人以上、男女計)。0年は経験1年未満の人で、転職した人だけでなく新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

入り口

発電員・変電員に未経験から入る人の多さ

job tag の回答では、発電員・変電員に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は48%、就く前の訓練を「特に必要ない」とした人は40%にとどまります。

発電員・変電員に就く前に必要なもの(job tag の回答の割合)
  • 就く前の実務経験は「特に必要ない」 48%
  • 就く前の訓練は「特に必要ない」 40%
  • 学歴は「大卒」が多いと感じる(複数回答) 46%

job tag の簡易版数値系ダウンロードデータの選択率(対応する1職業の平均、当サイト算出)。働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。

資格と講座

発電員・変電員に関係する資格と講座の数

job tag は発電員・変電員の関連資格として「第1種ボイラー・タービン主任技術者」、「第一種電気主任技術者」、「第二種電気主任技術者」、「第三種電気主任技術者」など10種類を挙げています。

  • 第1種ボイラー・タービン主任技術者
  • 第一種電気主任技術者
  • 第二種電気主任技術者
  • 第三種電気主任技術者
  • 原子炉主任技術者
  • 第1種放射線取扱主任者
  • 第2種放射線取扱主任者
  • 第1種ダム水路主任技術者
  • 第2種ダム水路主任技術者
  • エネルギー管理士

関連資格は job tag の解説系ダウンロードデータの記載です。講座の数は厚生労働省が公表した専門実践教育訓練の目標資格等別の指定講座数(全国)で、講座の名前や実施機関は載せていません。教育訓練給付の対象かどうかは、厚生労働省の教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探し、受講前にハローワークと教育訓練施設で確かめてください。

都道府県

発電員・変電員が多い県での月給の差

発電員・変電員の推計労働者数が多い愛知県(2,270人)では、近い仕事の電気・電子・通信の技術者との平均月給の差は−8.0万円です。

発電員・変電員の推計労働者数が多い5都道府県で、近さ50以上の仕事のうちいちばん近いものとの平均月給の差です。どちらかの推計労働者数が100人未満の県は比べていません。県名を押すと、その県の発電員・変電員の給料のページに移動します。

逆向き

発電員・変電員に近いほかの仕事から見ると

反対に、発電員・変電員へ移ると全国の平均月給が同等以上になる近い仕事は9職種あり、いちばん近いのは機械整備・修理(近さ83)です。

よくある質問

発電員・変電員からの転職について

発電員・変電員から移りやすい仕事は何ですか?
全国の平均月給が発電員・変電員と同等以上の仕事をスキルと知識の近さで見ると、電気・電子・通信の技術者(72)の順に発電員・変電員に近い仕事です。発電員・変電員とこれらの仕事の近さは job tag の回答の平均から当サイトが計算した参考値で、発電員・変電員から実際に転職しやすいかどうかを保証するものではありません。
発電員・変電員より給料が高い近い仕事はありますか?
近さ50以上の仕事のうち、全国の平均月給が発電員・変電員(39.1万円)より高いのは、近い順に電気・電子・通信の技術者(+0.8万円)です。これは発電員・変電員と各仕事の統計上の平均の差で、個々の求人の条件ではありません。
発電員・変電員の「近さ」はどう計算していますか?
job tag に載る1職業(発電所運転管理)の回答の平均を発電員・変電員の値とし、スキル39項目と知識33項目の形を他の仕事と比べた相関を近さとしています(当サイト算出)。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

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統計表のIDと取得日を見る(4件)
  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、発電員・変電員(対応する job tag の1職業の平均)とほかの仕事について、スキル・知識ごとに平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。今より求められる力は(移り先の値−発電員・変電員の値)÷尺度の上限×100 です。

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