発電員・変電員から電気工事士へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給(所定内給与額)は電気工事士が36.2万円、発電員・変電員が39.1万円で、統計上の平均の差は−2.9万円(−7.5%)で、電気工事士の方がやや低い水準です。発電員・変電員と電気工事士の近さは78(100に近いほど似ている)で、発電員・変電員から見て3番目に近い仕事です。

全国の平均月給の差

−2.9万円

発電員・変電員 39.1万円 → 電気工事士 36.2万円

仕事の近さ 当サイト算出

78

とても近い・発電員・変電員から3番目

電気工事士の経験0年

25.1万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

−79.1万円

電気工事士 628万円

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

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発電員・変電員と電気工事士の月給・年収・1年目

年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では発電員・変電員が707万円、電気工事士が628万円で、差は−79.1万円です。

発電員・変電員と電気工事士(全国の平均) 棒の長さは項目ごとにそろえています

平均月給(所定内給与額)

  • 発電員・変電員 39.1万円
  • 電気工事士 36.2万円

年収の目安(当サイト算出)

  • 発電員・変電員 707万円
  • 電気工事士 628万円

経験0年の平均月給

  • 発電員・変電員 29.1万円
  • 電気工事士 25.1万円

技能・知識

電気工事士で今より求められる力

発電員・変電員と電気工事士は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。job tag の回答で比べると、発電員・変電員から電気工事士へ移るときに今より高い水準が求められるのは「建築・建設」(知識、+21ポイント)です。

発電員・変電員より電気工事士で高い水準が求められる技能・知識(上位3) (電気工事士の値−発電員・変電員の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)
  • 建築・建設(知識) +21ポイント
  • 資金管理(スキル) +7ポイント
  • 顧客サービス・対人サービス(知識) +7ポイント

発電員・変電員から移る場合の参考として、job tag の回答で電気工事士に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は48%、訓練を「特に必要ない」とした人は35%です。

電気工事士に就く前に必要なもの(job tag の回答の割合)
  • 就く前の実務経験は「特に必要ない」 48%
  • 就く前の訓練は「特に必要ない」 35%

発電員・変電員から電気工事士を目指す場合の資格の参考として、job tag は電気工事士の関連資格に「第一種電気主任技術者」、「第二種電気主任技術者」、「第三種電気主任技術者」を挙げています。

教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。入り口の割合は、働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(発電員・変電員と電気工事士)

電気工事士で経験年数0年の人の平均月給は25.1万円、10〜14年の人は36.0万円で、0年の水準は発電員・変電員全体の平均39.1万円より13.9万円低いです。経験0年どうしで比べると、発電員・変電員は29.1万円、電気工事士は25.1万円で、差は−4.0万円です。

経験年数ごとの平均月給(全国、2025年)

経験0年

  • 発電員・変電員 29.1万円
  • 電気工事士 25.1万円

経験1〜4年

  • 発電員・変電員 28.8万円
  • 電気工事士 29.7万円

経験10〜14年

  • 発電員・変電員 35.8万円
  • 電気工事士 36.0万円
発電員・変電員と電気工事士の経験年数別の平均月給(所定内給与額、全区分)
経験年数発電員・変電員電気工事士
0年29.1万円25.1万円
1〜4年28.8万円29.7万円
5〜9年30.6万円32.0万円
10〜14年35.8万円36.0万円
15年以上48.6万円41.7万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が発電員・変電員・電気工事士とも100人以上の32都道府県で比べると、電気工事士の平均月給が発電員・変電員より高いのは11都道府県、低いのは21都道府県です。発電員・変電員から電気工事士への平均月給の差が最も大きいのは京都府の+10.8万円、最も小さいのは徳島県の−17.6万円です。

発電員・変電員から電気工事士への平均月給の差(32都道府県、差の大きい順) ▲ 高い ▼ 低い(電気工事士の月給−発電員・変電員の月給、中央が差0)
  1. 1.京都府 発電員・変電員 33.4万円 → 電気工事士 44.2万円※ +10.8万円
  2. 2.大分県 発電員・変電員 31.6万円 → 電気工事士 40.2万円 +8.6万円
  3. 3.東京都 発電員・変電員 34.2万円 → 電気工事士 42.2万円 +8.1万円
  4. 4.宮崎県 発電員・変電員 27.4万円 → 電気工事士 33.8万円※ +6.4万円
  5. 5.北海道 発電員・変電員 31.4万円 → 電気工事士 35.6万円※ +4.3万円
  6. 6.千葉県 発電員・変電員 30.7万円 → 電気工事士 34.4万円※ +3.8万円
  7. 7.青森県 発電員・変電員 27.6万円 → 電気工事士 31.1万円※ +3.6万円
  8. 8.茨城県 発電員・変電員 32.4万円 → 電気工事士 35.9万円※ +3.5万円
  9. 9.三重県 発電員・変電員 35.0万円 → 電気工事士 37.6万円 +2.6万円
  10. 10.山口県 発電員・変電員 37.7万円 → 電気工事士 38.5万円 +0.7万円
  11. 11.岡山県 発電員・変電員 32.5万円 → 電気工事士 32.6万円 +0.1万円
  12. 12.島根県 発電員・変電員 35.9万円 → 電気工事士 34.3万円 −1.5万円
  13. 13.神奈川県 発電員・変電員 40.0万円 → 電気工事士 37.8万円 −2.1万円
  14. 14.熊本県 発電員・変電員 36.5万円 → 電気工事士 33.7万円 −2.8万円
  15. 15.愛媛県 発電員・変電員 31.8万円 → 電気工事士 28.8万円 −3.0万円
  16. 16.大阪府 発電員・変電員 35.8万円 → 電気工事士 32.6万円 −3.1万円
  17. 17.宮城県 発電員・変電員 36.4万円 → 電気工事士 32.8万円※ −3.6万円
  18. 18.新潟県 発電員・変電員 35.6万円 → 電気工事士 31.2万円※ −4.4万円
  19. 19.佐賀県 発電員・変電員 39.3万円 → 電気工事士 34.3万円 −5.0万円
  20. 20.広島県 発電員・変電員 41.5万円 → 電気工事士 35.3万円 −6.2万円
  21. 21.福井県 発電員・変電員 35.8万円 → 電気工事士 29.6万円 −6.2万円
  22. 22.静岡県 発電員・変電員 43.0万円 → 電気工事士 36.2万円 −6.9万円
  23. 23.鹿児島県 発電員・変電員 43.0万円 → 電気工事士 36.0万円 −7.0万円
  24. 24.高知県 発電員・変電員 37.6万円 → 電気工事士 29.8万円 −7.8万円
  25. 25.長野県 発電員・変電員 44.7万円 → 電気工事士 36.4万円 −8.4万円
  26. 26.石川県 発電員・変電員 37.9万円 → 電気工事士 29.4万円 −8.5万円
  27. 27.岐阜県 発電員・変電員 43.2万円 → 電気工事士 34.5万円 −8.6万円
  28. 28.愛知県 発電員・変電員 44.5万円 → 電気工事士 35.6万円 −8.9万円
  29. 29.長崎県 発電員・変電員 41.8万円 → 電気工事士 31.2万円※ −10.7万円
  30. 30.兵庫県 発電員・変電員 41.3万円 → 電気工事士 28.7万円 −12.6万円
  31. 31.福岡県 発電員・変電員 50.4万円 → 電気工事士 36.4万円 −14.0万円
  32. 32.徳島県 発電員・変電員 46.3万円 → 電気工事士 28.6万円※ −17.6万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の電気工事士の給料のページに移動します。

よくある質問

発電員・変電員から電気工事士への転職について

発電員・変電員から電気工事士に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は発電員・変電員が39.1万円、電気工事士が36.2万円で、統計上の平均の差は−2.9万円です。電気工事士の経験0年の平均は25.1万円なので、発電員・変電員から移った直後はこの水準も参考になります。発電員・変電員と電気工事士の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
発電員・変電員から電気工事士は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した発電員・変電員と電気工事士の近さは78で、電気工事士は発電員・変電員から見て3番目に近い仕事です。電気工事士で発電員・変電員より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「建築・建設」(+21ポイント)です。発電員・変電員の経験で電気工事士に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

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  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

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    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

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    都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明