保育士から高校教員へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法

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結論

全国の平均月給(所定内給与額)は高校教員が42.2万円、保育士が27.9万円で、統計上の平均の差は+14.2万円(+51.0%)で、高校教員の方がはっきり高い水準です。保育士と高校教員の近さは69(100に近いほど似ている)で、保育士から見て11番目に近い仕事です。

全国の平均月給の差

+14.2万円

保育士 27.9万円 → 高校教員 42.2万円

仕事の近さ 当サイト算出

69

近い・保育士から11番目

高校教員の経験0年

29.8万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

+238.5万円

高校教員 666万円

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

比べる

保育士と高校教員の月給・年収・1年目

年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では保育士が428万円、高校教員が666万円で、差は+238.5万円です。

保育士と高校教員(全国の平均) 棒の長さは項目ごとにそろえています

平均月給(所定内給与額)

  • 保育士 27.9万円
  • 高校教員 42.2万円

年収の目安(当サイト算出)

  • 保育士 428万円
  • 高校教員 666万円

経験0年の平均月給

  • 保育士 24.1万円
  • 高校教員 29.8万円

技能・知識

高校教員で今より求められる力

保育士と高校教員は求められるスキルと知識の形に共通点が多く、近さの区分では「近い」(50〜69)に入ります。job tag の回答で比べると、保育士から高校教員へ移るときに今より高い水準が求められるのは「外国語を読む」(スキル、+37ポイント)、「論理と推論(批判的思考)」(スキル、+34ポイント)、「数学的素養」(スキル、+32ポイント)です。

保育士より高校教員で高い水準が求められる技能・知識(上位3) (高校教員の値−保育士の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)
  • 外国語を読む(スキル) +37ポイント
  • 論理と推論(批判的思考)(スキル) +34ポイント
  • 数学的素養(スキル) +32ポイント

保育士から移る場合の参考として、job tag の回答で高校教員に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は54%、訓練を「特に必要ない」とした人は46%です。

高校教員に就く前に必要なもの(job tag の回答の割合)
  • 就く前の実務経験は「特に必要ない」 54%
  • 就く前の訓練は「特に必要ない」 46%

保育士から高校教員を目指す場合の資格の参考として、job tag は高校教員の関連資格に「高等学校教諭免許(専修・1種)」を挙げています。

教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。入り口の割合は、働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(保育士と高校教員)

高校教員で経験年数0年の人の平均月給は29.8万円、10〜14年の人は41.0万円で、0年の水準は保育士全体の平均27.9万円より1.9万円高いです。経験0年どうしで比べると、保育士は24.1万円、高校教員は29.8万円で、差は+5.8万円です。

経験年数ごとの平均月給(全国、2025年)

経験0年

  • 保育士 24.1万円
  • 高校教員 29.8万円

経験1〜4年

  • 保育士 25.1万円
  • 高校教員 30.8万円

経験10〜14年

  • 保育士 28.0万円
  • 高校教員 41.0万円
保育士と高校教員の経験年数別の平均月給(所定内給与額、全区分)
経験年数保育士高校教員
0年24.1万円29.8万円
1〜4年25.1万円30.8万円
5〜9年26.9万円35.9万円
10〜14年28.0万円41.0万円
15年以上30.7万円48.6万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が保育士・高校教員とも100人以上の47都道府県で比べると、すべての都道府県で高校教員の平均月給が保育士を上回ります。保育士から高校教員への平均月給の差が最も大きいのは奈良県の+21.8万円、最も小さいのは秋田県の+1.3万円です。

保育士から高校教員への平均月給の差(47都道府県、差の大きい順) ▲ 高い ▼ 低い(高校教員の月給−保育士の月給、中央が差0)
  1. 1.奈良県 保育士 25.8万円 → 高校教員 47.6万円 差 +21.8万円
  2. 2.和歌山県 保育士 25.5万円 → 高校教員 46.5万円※ 差 +21.0万円
  3. 3.栃木県 保育士 24.1万円 → 高校教員 43.8万円 差 +19.7万円
  4. 4.神奈川県 保育士 29.8万円 → 高校教員 47.9万円 差 +18.1万円
  5. 5.東京都 保育士 31.0万円 → 高校教員 48.7万円 差 +17.7万円
  6. 6.長野県 保育士 25.5万円 → 高校教員 42.7万円 差 +17.3万円
  7. 7.宮城県 保育士 24.8万円 → 高校教員 41.9万円 差 +17.1万円
  8. 8.石川県 保育士 24.0万円 → 高校教員 41.0万円 差 +17.0万円
  9. 9.埼玉県 保育士 27.2万円 → 高校教員 43.5万円 差 +16.3万円
  10. 10.広島県 保育士 25.1万円 → 高校教員 41.3万円 差 +16.2万円
  11. 11.愛知県 保育士 29.5万円 → 高校教員 45.5万円 差 +16.0万円
  12. 12.香川県 保育士 22.8万円 → 高校教員 37.9万円 差 +15.1万円
  13. 13.大阪府 保育士 28.7万円 → 高校教員 43.8万円 差 +15.1万円
  14. 14.岐阜県 保育士 26.6万円 → 高校教員 41.7万円 差 +15.1万円
  15. 15.岡山県 保育士 25.6万円 → 高校教員 40.5万円 差 +15.0万円
  16. 16.茨城県 保育士 26.9万円 → 高校教員 41.4万円 差 +14.5万円
  17. 17.新潟県 保育士 24.9万円 → 高校教員 39.2万円 差 +14.4万円
  18. 18.富山県 保育士 23.8万円 → 高校教員 37.7万円 差 +13.9万円
  19. 19.静岡県 保育士 29.3万円 → 高校教員 43.0万円 差 +13.8万円
  20. 20.福島県 保育士 25.8万円 → 高校教員 39.4万円 差 +13.7万円
  21. 21.高知県 保育士 27.0万円 → 高校教員 40.4万円 差 +13.5万円
  22. 22.山形県 保育士 22.9万円 → 高校教員 36.0万円 差 +13.0万円
  23. 23.福井県 保育士 26.4万円 → 高校教員 39.4万円※ 差 +13.0万円
  24. 24.三重県 保育士 26.4万円 → 高校教員 39.0万円 差 +12.7万円
  25. 25.群馬県 保育士 25.2万円 → 高校教員 37.8万円 差 +12.6万円
  26. 26.滋賀県 保育士 28.9万円 → 高校教員 41.5万円 差 +12.6万円
  27. 27.兵庫県 保育士 27.3万円 → 高校教員 39.8万円 差 +12.5万円
  28. 28.京都府 保育士 28.4万円 → 高校教員 40.9万円 差 +12.5万円
  29. 29.北海道 保育士 27.8万円 → 高校教員 40.0万円 差 +12.2万円
  30. 30.佐賀県 保育士 25.9万円 → 高校教員 37.9万円 差 +12.1万円
  31. 31.福岡県 保育士 27.8万円 → 高校教員 39.7万円 差 +12.0万円
  32. 32.千葉県 保育士 30.4万円 → 高校教員 42.2万円 差 +11.7万円
  33. 33.熊本県 保育士 24.0万円 → 高校教員 35.5万円 差 +11.5万円
  34. 34.岩手県 保育士 24.6万円 → 高校教員 35.7万円 差 +11.1万円
  35. 35.沖縄県 保育士 26.4万円 → 高校教員 37.3万円 差 +10.9万円
  36. 36.鳥取県 保育士 24.9万円 → 高校教員 35.8万円 差 +10.9万円
  37. 37.愛媛県 保育士 27.7万円 → 高校教員 38.1万円 差 +10.4万円
  38. 38.山口県 保育士 25.6万円 → 高校教員 35.9万円 差 +10.3万円
  39. 39.長崎県 保育士 27.1万円 → 高校教員 37.0万円 差 +9.9万円
  40. 40.宮崎県 保育士 23.9万円 → 高校教員 33.8万円 差 +9.9万円
  41. 41.青森県 保育士 23.7万円 → 高校教員 33.3万円 差 +9.6万円
  42. 42.大分県 保育士 24.9万円 → 高校教員 34.4万円 差 +9.5万円
  43. 43.鹿児島県 保育士 27.4万円 → 高校教員 35.3万円 差 +8.0万円
  44. 44.島根県 保育士 25.3万円 → 高校教員 32.8万円※ 差 +7.4万円
  45. 45.山梨県 保育士 28.7万円 → 高校教員 35.9万円 差 +7.2万円
  46. 46.徳島県 保育士 27.9万円 → 高校教員 34.8万円※ 差 +6.9万円
  47. 47.秋田県 保育士 25.6万円 → 高校教員 26.9万円※ 差 +1.3万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の高校教員の給料のページに移動します。

よくある質問

保育士から高校教員への転職について

保育士から高校教員に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は保育士が27.9万円、高校教員が42.2万円で、統計上の平均の差は+14.2万円です。高校教員の経験0年の平均は29.8万円なので、保育士から移った直後はこの水準も参考になります。保育士と高校教員の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
保育士から高校教員は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した保育士と高校教員の近さは69で、高校教員は保育士から見て11番目に近い仕事です。高校教員で保育士より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「外国語を読む」(+37ポイント)です。保育士の経験で高校教員に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

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    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

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    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

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