高校教員から移りやすい仕事と月給の差
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法
この数字は主に私立高校の先生の給料です。元の統計(賃金構造基本統計調査)は公務員を調べていないため、公立高校の先生(地方公務員)は含まれません。
公立高校の先生の給料は、公務員の給料のページへ(総務省「地方公務員給与実態調査」)
公務員の給料は、総務省の地方公務員給与実態調査(別のタブで開きます)で公表されています。手取りの目安は会社員の健康保険(協会けんぽ)で計算しているため、共済組合に入る人とは少しずれます。
結論
全国の平均月給が高校教員と同等以上の仕事のうち、スキルと知識がいちばん近いのは小学校・中学校の教員で、近さは90(とても近い)です。全国の平均月給(所定内給与額)は小学校・中学校の教員が44.7万円、高校教員が42.2万円で、統計上の平均の差は+2.6万円(+6.1%)で、小学校・中学校の教員の方がやや高い水準です。
いちばん近い仕事 小学校・中学校の教員 当サイト算出
90
近さ(100に近いほど似ている)・とても近い
小学校・中学校の教員との平均月給の差
+2.6万円
全国 44.7万円(高校教員 42.2万円)
近くて平均月給が高い 小学校・中学校の教員
+2.6万円
近さ 90・全国 44.7万円
小学校・中学校の教員の経験0年
33.1万円
その仕事の経験が1年未満の人の平均月給
近さは、job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)に載る職業の働く人の回答(スキル39項目・知識33項目)の平均から当サイトが計算した参考値です。月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。
近い仕事
高校教員にスキルと知識が近く、平均月給が同等以上の仕事(1)
高校教員から見て仕事内容の近さが50点以上で平均月給が同等以上の仕事は1職種あり、そのうち1職種で全国の平均月給が高校教員の42.2万円を上回ります。高校教員にいちばん近い小学校・中学校の教員は、近い仕事の中で全国の平均月給が高校教員より5%以上高いもののうち最も近い仕事でもあります。
- 1.小学校・中学校の教員 月44.7万円 近さ 90 月給 +2.6万円
名前を押すと、高校教員と比べた詳しいページ(近さ50以上)か、その仕事の「次の仕事への道」に移動します。全国の平均月給が高校教員より3%を超えて低い仕事は、近くても載せていません。太字は、平均月給が5%以上高い近い仕事のうち最も近いものです。
月給の差
近くて平均月給が高校教員より高い仕事
- 小学校・中学校の教員:月給 +2.6万円・年収の目安 +69.1万円・近さ 90・経験0年 33.1万円
近さ50以上の仕事のうち、全国の平均月給(所定内給与額)が高校教員より高いものを、近い順に並べています。年収の目安は、毎月の給与(きまって支給する現金給与額)×12+年間賞与その他特別給与額(当サイト算出)の差です。
技能・知識
小学校・中学校の教員へ移るときに求められる力
job tag の回答で比べると、高校教員から小学校・中学校の教員へ移るときに今より高い水準が求められるのは「芸術」(知識、+24ポイント)、「コミュニケーションとメディア」(知識、+17ポイント)、「数学」(知識、+14ポイント)です。
- 芸術(知識) +24ポイント
- コミュニケーションとメディア(知識) +17ポイント
- 数学(知識) +14ポイント
1年目の目安
経験年数による月給(高校教員と近い仕事)
高校教員の平均月給は、その仕事の経験が0年の人で29.8万円、15年以上の人で48.6万円と、経験で63%の開きがあります。小学校・中学校の教員で経験0年の人の平均月給は33.1万円で、高校教員全体の平均42.2万円より9.0万円低い水準です。
経験0年
- 高校教員 29.8万円
- 小学校・中学校の教員 33.1万円
経験1〜4年
- 高校教員 30.8万円
- 小学校・中学校の教員 33.1万円
経験10〜14年
- 高校教員 41.0万円
- 小学校・中学校の教員 42.3万円
| 経験年数 | 高校教員 | 小学校・中学校の教員 |
|---|---|---|
| 0年 | 29.8万円 | 33.1万円 |
| 1〜4年 | 30.8万円 | 33.1万円 |
| 5〜9年 | 35.9万円 | 37.3万円 |
| 10〜14年 | 41.0万円 | 42.3万円 |
| 15年以上 | 48.6万円 | 53.8万円 |
賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、企業規模10人以上、男女計)。0年は経験1年未満の人で、転職した人だけでなく新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。
入り口
高校教員に未経験から入る人の多さ
job tag の回答では、高校教員に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人が54%、就く前の訓練を「特に必要ない」とした人が46%で、未経験から入る人の多い仕事です。
- 就く前の実務経験は「特に必要ない」 54%
- 就く前の訓練は「特に必要ない」 46%
- 学歴は「大卒」が多いと感じる(複数回答) 85%
job tag の簡易版数値系ダウンロードデータの選択率(対応する1職業の平均、当サイト算出)。働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。
資格と講座
高校教員に関係する資格と講座の数
job tag は高校教員の関連資格として「高等学校教諭免許(専修・1種)」を挙げています。
- 高等学校教諭免許(専修・1種)
関連資格は job tag の解説系ダウンロードデータの記載です。講座の数は厚生労働省が公表した専門実践教育訓練の目標資格等別の指定講座数(全国)で、講座の名前や実施機関は載せていません。教育訓練給付の対象かどうかは、厚生労働省の教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探し、受講前にハローワークと教育訓練施設で確かめてください。
都道府県
高校教員が多い県での月給の差
高校教員の推計労働者数が多い東京都(9,920人)では、近い仕事の小学校・中学校の教員との平均月給の差は+0.7万円です。
- 東京都の高校教員(48.7万円)と小学校・中学校の教員の差 差 +0.7万円
- 大阪府の高校教員(43.8万円)と小学校・中学校の教員の差 差 +4.4万円
- 愛知県の高校教員(45.5万円)と小学校・中学校の教員の差 差 +6.9万円
- 神奈川県の高校教員(47.9万円)と小学校・中学校の教員の差 差 −0.7万円
- 千葉県の高校教員(42.2万円)と小学校・中学校の教員の差 差 +5.2万円
高校教員の推計労働者数が多い5都道府県で、近さ50以上の仕事のうちいちばん近いものとの平均月給の差です。どちらかの推計労働者数が100人未満の県は比べていません。県名を押すと、その県の高校教員の給料のページに移動します。
逆向き
高校教員に近いほかの仕事から見ると
反対に、高校教員へ移ると全国の平均月給が同等以上になる近い仕事は5職種あり、いちばん近いのは塾講師・個人教師(近さ81)です。
- 塾講師・個人教師から高校教員へ 近さ81
- 幼稚園教諭・保育教諭から高校教員へ 近さ71
- 保育士から高校教員へ 近さ69
- 保健師から高校教員へ 近さ63
- 記者・編集者・ライターから高校教員へ 近さ56
よくある質問
高校教員からの転職について
- 高校教員から移りやすい仕事は何ですか?
- 全国の平均月給が高校教員と同等以上の仕事をスキルと知識の近さで見ると、小学校・中学校の教員(90)の順に高校教員に近い仕事です。高校教員とこれらの仕事の近さは job tag の回答の平均から当サイトが計算した参考値で、高校教員から実際に転職しやすいかどうかを保証するものではありません。
- 高校教員より給料が高い近い仕事はありますか?
- 近さ50以上の仕事のうち、全国の平均月給が高校教員(42.2万円)より高いのは、近い順に小学校・中学校の教員(+2.6万円)です。これは高校教員と各仕事の統計上の平均の差で、個々の求人の条件ではありません。
- 高校教員の「近さ」はどう計算していますか?
- job tag に載る1職業(高等学校教員)の回答の平均を高校教員の値とし、スキル39項目と知識33項目の形を他の仕事と比べた相関を近さとしています(当サイト算出)。
関連ページ
あわせて見る
データの出典と算出方法
使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査
このページのデータの更新日:
統計表のIDと取得日を見る(4件)
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、高校教員(対応する job tag の1職業の平均)とほかの仕事について、スキル・知識ごとに平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。今より求められる力は(移り先の値−高校教員の値)÷尺度の上限×100 です。