医師から臨床検査技師へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給(所定内給与額)は臨床検査技師が30.7万円、医師が102.8万円で、統計上の平均の差は−72.0万円(−70.1%)で、臨床検査技師の方がはっきり低い水準です。医師と臨床検査技師の近さは71(100に近いほど似ている)で、医師から見て7番目に近い仕事です。

全国の平均月給の差

−72.0万円

医師 102.8万円 → 臨床検査技師 30.7万円

仕事の近さ 当サイト算出

71

とても近い・医師から7番目

臨床検査技師の経験0年

23.4万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

−1030.3万円

臨床検査技師 482万円

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

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医師と臨床検査技師の月給・年収・1年目

年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では医師が1512万円、臨床検査技師が482万円で、差は−1030.3万円です。

医師と臨床検査技師(全国の平均) 棒の長さは項目ごとにそろえています

平均月給(所定内給与額)

  • 医師 102.8万円
  • 臨床検査技師 30.7万円

年収の目安(当サイト算出)

  • 医師 1512万円
  • 臨床検査技師 482万円

経験0年の平均月給

  • 医師 51.0万円
  • 臨床検査技師 23.4万円

技能・知識

臨床検査技師で今より求められる力

医師と臨床検査技師は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。job tag の回答で比べると、医師から臨床検査技師へ移るときに今より高い水準が求められるのは「事務処理」(知識、+15ポイント)、「クオリティチェック」(スキル、+12ポイント)です。

医師より臨床検査技師で高い水準が求められる技能・知識(上位3) (臨床検査技師の値−医師の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)
  • 事務処理(知識) +15ポイント
  • クオリティチェック(スキル) +12ポイント
  • 顧客サービス・対人サービス(知識) +8ポイント

医師から移る場合の参考として、job tag の回答で臨床検査技師に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は44%、訓練を「特に必要ない」とした人は28%です。

臨床検査技師に就く前に必要なもの(job tag の回答の割合)
  • 就く前の実務経験は「特に必要ない」 44%
  • 就く前の訓練は「特に必要ない」 28%

医師から臨床検査技師を目指す場合、臨床検査技師の資格の取得を目標とする専門実践教育訓練の指定講座は全国に3講座あります(2026年10月1日時点)。

  • 臨床検査技師を目標とする専門実践教育訓練:全国 3講座(2026年10月1日時点)

講座の数は厚生労働省の公表した専門実践教育訓練の目標資格等別の指定講座数(全国)です。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。入り口の割合は、働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(医師と臨床検査技師)

臨床検査技師で経験年数0年の人の平均月給は23.4万円、10〜14年の人は30.9万円で、0年の水準は医師全体の平均102.8万円より79.3万円低いです。経験0年どうしで比べると、医師は51.0万円、臨床検査技師は23.4万円で、差は−27.5万円です。

経験年数ごとの平均月給(全国、2025年)

経験0年

  • 医師 51.0万円
  • 臨床検査技師 23.4万円

経験1〜4年

  • 医師 58.8万円
  • 臨床検査技師 26.9万円

経験10〜14年

  • 医師 117.9万円
  • 臨床検査技師 30.9万円
医師と臨床検査技師の経験年数別の平均月給(所定内給与額、全区分)
経験年数医師臨床検査技師
0年51.0万円23.4万円
1〜4年58.8万円26.9万円
5〜9年79.7万円27.4万円
10〜14年117.9万円30.9万円
15年以上127.3万円35.8万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が医師・臨床検査技師とも100人以上の47都道府県で比べると、どの都道府県でも臨床検査技師の平均月給は医師を下回ります。医師から臨床検査技師への平均月給の差が最も大きいのは福井県の−36.1万円、最も小さいのは岩手県の−124.7万円です。

医師から臨床検査技師への平均月給の差(47都道府県、差の大きい順) ▲ 高い ▼ 低い(臨床検査技師の月給−医師の月給、中央が差0)
  1. 1.福井県 医師 68.7万円 → 臨床検査技師 32.6万円 −36.1万円
  2. 2.和歌山県 医師 64.7万円 → 臨床検査技師 28.1万円 −36.6万円
  3. 3.長野県 医師 81.8万円 → 臨床検査技師 35.0万円 −46.9万円
  4. 4.大阪府 医師 83.2万円 → 臨床検査技師 35.9万円 −47.3万円
  5. 5.香川県 医師 82.6万円 → 臨床検査技師 35.0万円 −47.6万円
  6. 6.佐賀県 医師 74.1万円 → 臨床検査技師 25.3万円 −48.8万円
  7. 7.岡山県 医師 79.3万円 → 臨床検査技師 30.4万円 −48.9万円
  8. 8.滋賀県 医師 86.0万円 → 臨床検査技師 30.2万円 −55.8万円
  9. 9.三重県 医師 88.8万円 → 臨床検査技師 30.8万円 −57.9万円
  10. 10.兵庫県 医師 87.0万円 → 臨床検査技師 28.9万円 −58.1万円
  11. 11.石川県 医師 87.0万円 → 臨床検査技師 28.6万円 −58.5万円
  12. 12.愛媛県 医師 86.2万円 → 臨床検査技師 27.1万円※ −59.1万円
  13. 13.岐阜県 医師 88.4万円 → 臨床検査技師 28.8万円 −59.5万円
  14. 14.福岡県 医師 88.6万円 → 臨床検査技師 28.1万円 −60.4万円
  15. 15.長崎県 医師 87.3万円 → 臨床検査技師 26.7万円 −60.5万円
  16. 16.鳥取県 医師 93.6万円 → 臨床検査技師 32.9万円※ −60.7万円
  17. 17.栃木県 医師 91.9万円 → 臨床検査技師 30.9万円 −61.0万円
  18. 18.茨城県 医師 92.2万円 → 臨床検査技師 30.7万円 −61.5万円
  19. 19.山口県 医師 91.3万円 → 臨床検査技師 29.5万円 −61.8万円
  20. 20.沖縄県 医師 91.2万円 → 臨床検査技師 28.5万円 −62.7万円
  21. 21.島根県 医師 97.0万円 → 臨床検査技師 34.1万円※ −62.9万円
  22. 22.静岡県 医師 95.2万円 → 臨床検査技師 32.1万円 −63.1万円
  23. 23.宮城県 医師 101.2万円 → 臨床検査技師 35.1万円 −66.1万円
  24. 24.京都府 医師 100.5万円 → 臨床検査技師 31.7万円 −68.8万円
  25. 25.熊本県 医師 95.5万円 → 臨床検査技師 26.4万円 −69.1万円
  26. 26.愛知県 医師 103.9万円 → 臨床検査技師 34.3万円 −69.6万円
  27. 27.奈良県 医師 99.1万円 → 臨床検査技師 29.2万円 −69.9万円
  28. 28.東京都 医師 103.6万円 → 臨床検査技師 33.5万円 −70.0万円
  29. 29.秋田県 医師 101.3万円 → 臨床検査技師 30.1万円 −71.2万円
  30. 30.宮崎県 医師 100.3万円 → 臨床検査技師 28.9万円 −71.5万円
  31. 31.山梨県 医師 104.6万円 → 臨床検査技師 32.7万円 −71.9万円
  32. 32.群馬県 医師 102.4万円 → 臨床検査技師 29.3万円 −73.1万円
  33. 33.千葉県 医師 105.2万円 → 臨床検査技師 30.2万円 −75.0万円
  34. 34.広島県 医師 108.6万円 → 臨床検査技師 33.1万円 −75.5万円
  35. 35.富山県 医師 109.5万円 → 臨床検査技師 32.0万円※ −77.5万円
  36. 36.高知県 医師 106.9万円 → 臨床検査技師 27.7万円 −79.2万円
  37. 37.新潟県 医師 110.9万円 → 臨床検査技師 30.2万円 −80.7万円
  38. 38.鹿児島県 医師 118.3万円 → 臨床検査技師 34.5万円 −83.9万円
  39. 39.青森県 医師 114.5万円 → 臨床検査技師 27.4万円 −87.1万円
  40. 40.福島県 医師 116.2万円 → 臨床検査技師 28.5万円 −87.7万円
  41. 41.山形県 医師 117.6万円 → 臨床検査技師 28.5万円※ −89.1万円
  42. 42.北海道 医師 123.0万円 → 臨床検査技師 30.7万円 −92.4万円
  43. 43.神奈川県 医師 126.7万円 → 臨床検査技師 28.9万円 −97.9万円
  44. 44.徳島県 医師 131.3万円 → 臨床検査技師 27.9万円 −103.4万円
  45. 45.大分県 医師 131.6万円 → 臨床検査技師 26.4万円 −105.2万円
  46. 46.埼玉県 医師 140.0万円 → 臨床検査技師 27.0万円 −113.0万円
  47. 47.岩手県 医師 153.9万円 → 臨床検査技師 29.2万円 −124.7万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の臨床検査技師の給料のページに移動します。

よくある質問

医師から臨床検査技師への転職について

医師から臨床検査技師に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は医師が102.8万円、臨床検査技師が30.7万円で、統計上の平均の差は−72.0万円です。臨床検査技師の経験0年の平均は23.4万円なので、医師から移った直後はこの水準も参考になります。医師と臨床検査技師の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
医師から臨床検査技師は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した医師と臨床検査技師の近さは71で、臨床検査技師は医師から見て7番目に近い仕事です。臨床検査技師で医師より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「事務処理」(+15ポイント)です。医師の経験で臨床検査技師に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:専門実践教育訓練の指定状況(厚生労働省。公共データ利用規約 第1.0版)、職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

このページのデータの更新日:

統計表のIDと取得日を見る(5件)
  • 専門実践教育訓練の指定状況(厚生労働省。公共データ利用規約 第1.0版)

    【別添2】目標資格等別・都道府県別 専門実践教育訓練指定状況(令和8年10月1日時点)(2026-10-01 時点(2026-09-23 に PDF から転記))

    厚生労働省 公表資料 ID:mhlw-001533745 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明