臨床検査技師から医師へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給(所定内給与額)は医師が102.8万円、臨床検査技師が30.7万円で、統計上の平均の差は+72.0万円(+234.3%)で、医師の方がはっきり高い水準です。臨床検査技師と医師の近さは71(100に近いほど似ている)で、臨床検査技師から見て6番目に近い仕事です。

全国の平均月給の差

+72.0万円

臨床検査技師 30.7万円 → 医師 102.8万円

仕事の近さ 当サイト算出

71

とても近い・臨床検査技師から6番目

医師の経験0年

51.0万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

+1030.3万円

医師 1512万円

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

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臨床検査技師と医師の月給・年収・1年目

年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では臨床検査技師が482万円、医師が1512万円で、差は+1030.3万円です。

臨床検査技師と医師(全国の平均) 棒の長さは項目ごとにそろえています

平均月給(所定内給与額)

  • 臨床検査技師 30.7万円
  • 医師 102.8万円

年収の目安(当サイト算出)

  • 臨床検査技師 482万円
  • 医師 1512万円

経験0年の平均月給

  • 臨床検査技師 23.4万円
  • 医師 51.0万円

技能・知識

医師で今より求められる力

臨床検査技師と医師は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。job tag の回答で比べると、臨床検査技師から医師へ移るときに今より高い水準が求められるのは「セラピーとカウンセリング」(知識、+23ポイント)、「外国語を読む」(スキル、+22ポイント)、「心理学」(知識、+19ポイント)です。

臨床検査技師より医師で高い水準が求められる技能・知識(上位3) (医師の値−臨床検査技師の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)
  • セラピーとカウンセリング(知識) +23ポイント
  • 外国語を読む(スキル) +22ポイント
  • 心理学(知識) +19ポイント

臨床検査技師から移る場合の参考として、job tag の回答で医師に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は18%、訓練を「特に必要ない」とした人は11%です。

医師に就く前に必要なもの(job tag の回答の割合)
  • 就く前の実務経験は「特に必要ない」 18%
  • 就く前の訓練は「特に必要ない」 11%

臨床検査技師から医師を目指す場合の資格の参考として、job tag は医師の関連資格に「医師」、「麻酔科標榜医(厚生労働省)」、「日本専門医機構認定麻酔科専門医」を挙げています。

教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。入り口の割合は、働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(臨床検査技師と医師)

医師で経験年数0年の人の平均月給は51.0万円、10〜14年の人は117.9万円で、0年の水準は臨床検査技師全体の平均30.7万円より20.2万円高いです。経験0年どうしで比べると、臨床検査技師は23.4万円、医師は51.0万円で、差は+27.5万円です。

経験年数ごとの平均月給(全国、2025年)

経験0年

  • 臨床検査技師 23.4万円
  • 医師 51.0万円

経験1〜4年

  • 臨床検査技師 26.9万円
  • 医師 58.8万円

経験10〜14年

  • 臨床検査技師 30.9万円
  • 医師 117.9万円
臨床検査技師と医師の経験年数別の平均月給(所定内給与額、全区分)
経験年数臨床検査技師医師
0年23.4万円51.0万円
1〜4年26.9万円58.8万円
5〜9年27.4万円79.7万円
10〜14年30.9万円117.9万円
15年以上35.8万円127.3万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が臨床検査技師・医師とも100人以上の47都道府県で比べると、すべての都道府県で医師の平均月給が臨床検査技師を上回ります。臨床検査技師から医師への平均月給の差が最も大きいのは岩手県の+124.7万円、最も小さいのは福井県の+36.1万円です。

臨床検査技師から医師への平均月給の差(47都道府県、差の大きい順) ▲ 高い ▼ 低い(医師の月給−臨床検査技師の月給、中央が差0)
  1. 1.岩手県 臨床検査技師 29.2万円 → 医師 153.9万円 +124.7万円
  2. 2.埼玉県 臨床検査技師 27.0万円 → 医師 140.0万円 +113.0万円
  3. 3.大分県 臨床検査技師 26.4万円 → 医師 131.6万円 +105.2万円
  4. 4.徳島県 臨床検査技師 27.9万円 → 医師 131.3万円 +103.5万円
  5. 5.神奈川県 臨床検査技師 28.9万円 → 医師 126.7万円 +97.9万円
  6. 6.北海道 臨床検査技師 30.7万円 → 医師 123.0万円 +92.4万円
  7. 7.山形県 臨床検査技師 28.5万円 → 医師 117.6万円※ +89.1万円
  8. 8.福島県 臨床検査技師 28.5万円 → 医師 116.2万円 +87.7万円
  9. 9.青森県 臨床検査技師 27.4万円 → 医師 114.5万円 +87.1万円
  10. 10.鹿児島県 臨床検査技師 34.5万円 → 医師 118.3万円 +83.9万円
  11. 11.新潟県 臨床検査技師 30.2万円 → 医師 110.9万円 +80.7万円
  12. 12.高知県 臨床検査技師 27.7万円 → 医師 106.9万円 +79.2万円
  13. 13.富山県 臨床検査技師 32.0万円 → 医師 109.5万円※ +77.5万円
  14. 14.広島県 臨床検査技師 33.1万円 → 医師 108.6万円 +75.5万円
  15. 15.千葉県 臨床検査技師 30.2万円 → 医師 105.2万円 +75.0万円
  16. 16.群馬県 臨床検査技師 29.3万円 → 医師 102.4万円 +73.1万円
  17. 17.山梨県 臨床検査技師 32.7万円 → 医師 104.6万円 +71.9万円
  18. 18.宮崎県 臨床検査技師 28.9万円 → 医師 100.3万円 +71.5万円
  19. 19.秋田県 臨床検査技師 30.1万円 → 医師 101.3万円 +71.2万円
  20. 20.東京都 臨床検査技師 33.5万円 → 医師 103.6万円 +70.1万円
  21. 21.奈良県 臨床検査技師 29.2万円 → 医師 99.1万円 +69.9万円
  22. 22.愛知県 臨床検査技師 34.3万円 → 医師 103.9万円 +69.6万円
  23. 23.熊本県 臨床検査技師 26.4万円 → 医師 95.5万円 +69.1万円
  24. 24.京都府 臨床検査技師 31.7万円 → 医師 100.5万円 +68.8万円
  25. 25.宮城県 臨床検査技師 35.1万円 → 医師 101.2万円 +66.1万円
  26. 26.静岡県 臨床検査技師 32.1万円 → 医師 95.2万円 +63.1万円
  27. 27.島根県 臨床検査技師 34.1万円 → 医師 97.0万円※ +62.9万円
  28. 28.沖縄県 臨床検査技師 28.5万円 → 医師 91.2万円 +62.8万円
  29. 29.山口県 臨床検査技師 29.5万円 → 医師 91.3万円 +61.8万円
  30. 30.茨城県 臨床検査技師 30.7万円 → 医師 92.2万円 +61.5万円
  31. 31.栃木県 臨床検査技師 30.9万円 → 医師 91.9万円 +61.0万円
  32. 32.鳥取県 臨床検査技師 32.9万円 → 医師 93.6万円※ +60.7万円
  33. 33.長崎県 臨床検査技師 26.7万円 → 医師 87.3万円 +60.6万円
  34. 34.福岡県 臨床検査技師 28.1万円 → 医師 88.6万円 +60.4万円
  35. 35.岐阜県 臨床検査技師 28.8万円 → 医師 88.4万円 +59.5万円
  36. 36.愛媛県 臨床検査技師 27.1万円 → 医師 86.2万円※ +59.1万円
  37. 37.石川県 臨床検査技師 28.6万円 → 医師 87.0万円 +58.5万円
  38. 38.兵庫県 臨床検査技師 28.9万円 → 医師 87.0万円 +58.2万円
  39. 39.三重県 臨床検査技師 30.8万円 → 医師 88.8万円 +57.9万円
  40. 40.滋賀県 臨床検査技師 30.2万円 → 医師 86.0万円 +55.8万円
  41. 41.岡山県 臨床検査技師 30.4万円 → 医師 79.3万円 +48.9万円
  42. 42.佐賀県 臨床検査技師 25.3万円 → 医師 74.1万円 +48.8万円
  43. 43.香川県 臨床検査技師 35.0万円 → 医師 82.6万円 +47.6万円
  44. 44.大阪府 臨床検査技師 35.9万円 → 医師 83.2万円 +47.3万円
  45. 45.長野県 臨床検査技師 35.0万円 → 医師 81.8万円 +46.9万円
  46. 46.和歌山県 臨床検査技師 28.1万円 → 医師 64.7万円 +36.6万円
  47. 47.福井県 臨床検査技師 32.6万円 → 医師 68.7万円 +36.1万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の医師の給料のページに移動します。

よくある質問

臨床検査技師から医師への転職について

臨床検査技師から医師に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は臨床検査技師が30.7万円、医師が102.8万円で、統計上の平均の差は+72.0万円です。医師の経験0年の平均は51.0万円なので、臨床検査技師から移った直後はこの水準も参考になります。臨床検査技師と医師の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
臨床検査技師から医師は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した臨床検査技師と医師の近さは71で、医師は臨床検査技師から見て6番目に近い仕事です。医師で臨床検査技師より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「セラピーとカウンセリング」(+23ポイント)です。臨床検査技師の経験で医師に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

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  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

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    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

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    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明