高校教員から介護職へ:月給の差と仕事の近さ
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法
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結論
全国の平均月給の差
−15.9万円
高校教員 42.2万円 → 介護職 26.3万円
仕事の近さ 当サイト算出
51
近い・高校教員から12番目
介護職の経験0年
21.9万円
その仕事の経験が1年未満の人の平均月給
年収の目安の差 当サイト算出
−278.1万円
介護職 388万円
全国の平均月給(所定内給与額)は介護職が26.3万円、高校教員が42.2万円で、統計上の平均の差は−15.9万円(−37.6%)で、介護職の方がはっきり低い水準です。年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では高校教員が666万円、介護職が388万円で、差は−278.1万円です。
高校教員と介護職の近さは51(100に近いほど似ている)で、高校教員から見て12番目に近い仕事です。高校教員と介護職は求められるスキルと知識の形に共通点が多く、近さの区分では「近い」(50〜69)に入ります。
月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。
技能・知識
介護職で今より求められる力
job tag の回答で比べると、高校教員から介護職へ移るときに今より高い水準が求められるのは「医学・歯学」(知識、+26ポイント)、「顧客サービス・対人サービス」(知識、+15ポイント)です。
高校教員から移る場合の参考として、job tag の回答で介護職に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は42%、訓練を「特に必要ない」とした人は29%です。
高校教員から介護職を目指す場合、介護職に関係する介護福祉士の取得を目標とする専門実践教育訓練の指定講座は全国に281講座あります(2026年10月1日時点)。
- 医学・歯学(知識)+26ポイント
- 顧客サービス・対人サービス(知識)+15ポイント
- 輸送(知識)+4ポイント
ポイントは(介護職の値−高校教員の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)。講座の数は厚生労働省の公表した専門実践教育訓練の目標資格等別の指定講座数(全国)です。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。
1年目の目安
経験年数ごとの月給(高校教員と介護職)
介護職で経験年数0年の人の平均月給は21.9万円、10〜14年の人は26.8万円で、0年の水準は高校教員全体の平均42.2万円より20.3万円低いです。
経験0年どうしで比べると、高校教員は29.8万円、介護職は21.9万円で、差は−7.9万円です。
- 経験0年 高校教員 29.8万円・介護職 21.9万円
- 経験1〜4年 高校教員 30.8万円・介護職 24.0万円
- 経験5〜9年 高校教員 35.9万円・介護職 25.5万円
- 経験10〜14年 高校教員 41.0万円・介護職 26.8万円
- 経験15年以上 高校教員 48.6万円・介護職 28.7万円
賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。
都道府県
都道府県ごとの平均月給の差
推計労働者数が高校教員・介護職とも100人以上の47都道府県で比べると、どの都道府県でも介護職の平均月給は高校教員を下回ります。
高校教員から介護職への平均月給の差が最も大きいのは秋田県の−4.7万円、最も小さいのは奈良県の−22.2万円です。
- 秋田県 高校教員 26.9万円 → 介護職 22.3万円(−4.7万円)※
- 島根県 高校教員 32.8万円 → 介護職 24.0万円(−8.8万円)※
- 徳島県 高校教員 34.8万円 → 介護職 25.0万円(−9.8万円)※
- 宮崎県 高校教員 33.8万円 → 介護職 23.6万円(−10.1万円)
- 青森県 高校教員 33.3万円 → 介護職 23.1万円(−10.2万円)
- 山口県 高校教員 35.9万円 → 介護職 25.4万円(−10.5万円)
- 山形県 高校教員 36.0万円 → 介護職 25.1万円(−10.9万円)
- 鳥取県 高校教員 35.8万円 → 介護職 24.9万円(−10.9万円)
- 大分県 高校教員 34.4万円 → 介護職 23.4万円(−11.0万円)
- 鹿児島県 高校教員 35.3万円 → 介護職 24.3万円(−11.0万円)
- 山梨県 高校教員 35.9万円 → 介護職 24.8万円(−11.0万円)
- 富山県 高校教員 37.7万円 → 介護職 26.0万円(−11.7万円)
- 群馬県 高校教員 37.8万円 → 介護職 25.8万円(−11.9万円)
- 熊本県 高校教員 35.5万円 → 介護職 23.3万円(−12.1万円)
- 三重県 高校教員 39.0万円 → 介護職 26.4万円(−12.6万円)
- 香川県 高校教員 37.9万円 → 介護職 25.1万円(−12.8万円)
- 京都府 高校教員 40.9万円 → 介護職 27.9万円(−13.0万円)
- 愛媛県 高校教員 38.1万円 → 介護職 24.8万円(−13.2万円)
- 長崎県 高校教員 37.0万円 → 介護職 23.6万円(−13.4万円)
- 千葉県 高校教員 42.2万円 → 介護職 28.5万円(−13.7万円)
- 岩手県 高校教員 35.7万円 → 介護職 22.0万円(−13.7万円)
- 福井県 高校教員 39.4万円 → 介護職 25.2万円(−14.2万円)※
- 佐賀県 高校教員 37.9万円 → 介護職 23.7万円(−14.2万円)
- 茨城県 高校教員 41.4万円 → 介護職 27.1万円(−14.3万円)
- 福岡県 高校教員 39.7万円 → 介護職 25.3万円(−14.5万円)
- 沖縄県 高校教員 37.3万円 → 介護職 22.8万円(−14.5万円)
- 北海道 高校教員 40.0万円 → 介護職 25.4万円(−14.7万円)
- 新潟県 高校教員 39.2万円 → 介護職 24.4万円(−14.9万円)
- 福島県 高校教員 39.4万円 → 介護職 24.5万円(−14.9万円)
- 滋賀県 高校教員 41.5万円 → 介護職 26.3万円(−15.2万円)
- 兵庫県 高校教員 39.8万円 → 介護職 24.5万円(−15.3万円)
- 広島県 高校教員 41.3万円 → 介護職 26.0万円(−15.3万円)
- 岡山県 高校教員 40.5万円 → 介護職 25.0万円(−15.5万円)
- 大阪府 高校教員 43.8万円 → 介護職 28.2万円(−15.6万円)
- 岐阜県 高校教員 41.7万円 → 介護職 25.7万円(−16.0万円)
- 長野県 高校教員 42.7万円 → 介護職 26.5万円(−16.2万円)
- 高知県 高校教員 40.4万円 → 介護職 24.1万円(−16.3万円)
- 埼玉県 高校教員 43.5万円 → 介護職 27.2万円(−16.3万円)
- 愛知県 高校教員 45.5万円 → 介護職 28.2万円(−17.3万円)
- 栃木県 高校教員 43.8万円 → 介護職 26.5万円(−17.3万円)
- 石川県 高校教員 41.0万円 → 介護職 23.4万円(−17.6万円)
- 静岡県 高校教員 43.0万円 → 介護職 25.2万円(−17.8万円)
- 神奈川県 高校教員 47.9万円 → 介護職 29.7万円(−18.1万円)
- 東京都 高校教員 48.7万円 → 介護職 30.5万円(−18.3万円)
- 宮城県 高校教員 41.9万円 → 介護職 23.5万円(−18.4万円)
- 和歌山県 高校教員 46.5万円 → 介護職 24.9万円(−21.6万円)※
- 奈良県 高校教員 47.6万円 → 介護職 25.4万円(−22.2万円)
両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の介護職の給料のページに移動します。
よくある質問
高校教員から介護職への転職について
- 高校教員から介護職に移ると給料はどう変わりますか?
- 全国の平均月給(所定内給与額)は高校教員が42.2万円、介護職が26.3万円で、統計上の平均の差は−15.9万円です。介護職の経験0年の平均は21.9万円なので、高校教員から移った直後はこの水準も参考になります。高校教員と介護職の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
- 高校教員から介護職は移りやすいですか?
- job tag の回答から当サイトが計算した高校教員と介護職の近さは51で、介護職は高校教員から見て12番目に近い仕事です。介護職で高校教員より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「医学・歯学」(+26ポイント)です。高校教員の経験で介護職に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。
関連ページ
あわせて見る
データの出典と算出方法
使った統計:専門実践教育訓練の指定状況(厚生労働省。公共データ利用規約 第1.0版)、職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査
このページのデータの更新日:
統計表のIDと取得日を見る(5件)
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専門実践教育訓練の指定状況(厚生労働省。公共データ利用規約 第1.0版)
【別添2】目標資格等別・都道府県別 専門実践教育訓練指定状況(令和8年10月1日時点)(2026-10-01 時点(2026-09-23 に PDF から転記))
厚生労働省 公表資料 ID:mhlw-001533745 取得:2026年9月23日
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。