食品製造から鋳造・鍛造へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給の差

+4.3万円

食品製造 24.9万円 → 鋳造・鍛造 29.2万円

仕事の近さ 当サイト算出

80

とても近い・食品製造から4番目

鋳造・鍛造の経験0年

23.8万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

+110.7万円

鋳造・鍛造 507万円

全国の平均月給(所定内給与額)は鋳造・鍛造が29.2万円、食品製造が24.9万円で、統計上の平均の差は+4.3万円(+17.2%)で、鋳造・鍛造の方がはっきり高い水準です。年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では食品製造が397万円、鋳造・鍛造が507万円で、差は+110.7万円です。

食品製造と鋳造・鍛造の近さは80(100に近いほど似ている)で、食品製造から見て4番目に近い仕事です。食品製造と鋳造・鍛造は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

技能・知識

鋳造・鍛造で今より求められる力

job tag の回答で比べると、食品製造から鋳造・鍛造へ移るときに今より高い水準が求められるのは「機械」(知識、+26ポイント)、「設計」(知識、+14ポイント)、「工学」(知識、+10ポイント)です。

食品製造から移る場合の参考として、job tag の回答で鋳造・鍛造に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は66%、訓練を「特に必要ない」とした人は50%です。

食品製造から鋳造・鍛造を目指す場合の資格の参考として、job tag は鋳造・鍛造の関連資格に「1級金属溶解技能士」、「2級金属溶解技能士」、「特級鋳造技能士」を挙げています。

  • 機械(知識)+26ポイント
  • 設計(知識)+14ポイント
  • 工学(知識)+10ポイント

ポイントは(鋳造・鍛造の値−食品製造の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(食品製造と鋳造・鍛造)

鋳造・鍛造で経験年数0年の人の平均月給は23.8万円、10〜14年の人は29.4万円で、0年の水準は食品製造全体の平均24.9万円より1.1万円低いです。

経験0年どうしで比べると、食品製造は20.9万円、鋳造・鍛造は23.8万円で、差は+2.9万円です。

  • 経験0年 食品製造 20.9万円・鋳造・鍛造 23.8万円
  • 経験1〜4年 食品製造 22.7万円・鋳造・鍛造 26.2万円
  • 経験5〜9年 食品製造 24.1万円・鋳造・鍛造 26.4万円
  • 経験10〜14年 食品製造 25.0万円・鋳造・鍛造 29.4万円
  • 経験15年以上 食品製造 28.4万円・鋳造・鍛造 33.7万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が食品製造・鋳造・鍛造とも100人以上の42都道府県で比べると、鋳造・鍛造の平均月給が食品製造より高いのは40都道府県、低いのは2都道府県です。

食品製造から鋳造・鍛造への平均月給の差が最も大きいのは神奈川県の+13.1万円、最も小さいのは鹿児島県の−1.2万円です。

  1. 神奈川県 食品製造 28.5万円 → 鋳造・鍛造 41.7万円(+13.1万円
  2. 高知県 食品製造 21.4万円 → 鋳造・鍛造 31.8万円(+10.4万円)※
  3. 福井県 食品製造 22.3万円 → 鋳造・鍛造 31.9万円(+9.7万円
  4. 静岡県 食品製造 25.9万円 → 鋳造・鍛造 34.5万円(+8.6万円
  5. 佐賀県 食品製造 21.5万円 → 鋳造・鍛造 29.9万円(+8.4万円
  6. 三重県 食品製造 24.0万円 → 鋳造・鍛造 32.3万円(+8.2万円
  7. 新潟県 食品製造 23.2万円 → 鋳造・鍛造 31.1万円(+7.9万円
  8. 岐阜県 食品製造 21.8万円 → 鋳造・鍛造 29.6万円(+7.8万円
  9. 石川県 食品製造 21.1万円 → 鋳造・鍛造 28.6万円(+7.5万円
  10. 長野県 食品製造 22.2万円 → 鋳造・鍛造 29.5万円(+7.3万円
  11. 滋賀県 食品製造 25.7万円 → 鋳造・鍛造 32.8万円(+7.1万円
  12. 宮城県 食品製造 21.3万円 → 鋳造・鍛造 28.4万円(+7.1万円)※
  13. 大阪府 食品製造 26.1万円 → 鋳造・鍛造 32.7万円(+6.6万円
  14. 大分県 食品製造 23.0万円 → 鋳造・鍛造 29.4万円(+6.4万円)※
  15. 北海道 食品製造 23.0万円 → 鋳造・鍛造 29.0万円(+6.0万円
  16. 福島県 食品製造 19.7万円 → 鋳造・鍛造 25.7万円(+6.0万円
  17. 茨城県 食品製造 24.2万円 → 鋳造・鍛造 30.0万円(+5.8万円
  18. 岩手県 食品製造 22.4万円 → 鋳造・鍛造 28.2万円(+5.8万円
  19. 鳥取県 食品製造 22.7万円 → 鋳造・鍛造 28.4万円(+5.8万円)※
  20. 宮崎県 食品製造 21.4万円 → 鋳造・鍛造 27.0万円(+5.6万円)※
  21. 愛知県 食品製造 26.0万円 → 鋳造・鍛造 31.1万円(+5.1万円
  22. 熊本県 食品製造 22.8万円 → 鋳造・鍛造 27.6万円(+4.8万円
  23. 島根県 食品製造 22.4万円 → 鋳造・鍛造 26.6万円(+4.2万円
  24. 岡山県 食品製造 23.2万円 → 鋳造・鍛造 27.4万円(+4.2万円
  25. 兵庫県 食品製造 26.7万円 → 鋳造・鍛造 30.7万円(+4.0万円
  26. 富山県 食品製造 24.2万円 → 鋳造・鍛造 27.8万円(+3.5万円
  27. 山梨県 食品製造 25.3万円 → 鋳造・鍛造 28.5万円(+3.1万円
  28. 秋田県 食品製造 20.8万円 → 鋳造・鍛造 23.8万円(+2.9万円)※
  29. 埼玉県 食品製造 22.7万円 → 鋳造・鍛造 25.3万円(+2.6万円
  30. 長崎県 食品製造 23.2万円 → 鋳造・鍛造 25.8万円(+2.5万円)※
  31. 青森県 食品製造 20.7万円 → 鋳造・鍛造 23.0万円(+2.3万円)※
  32. 広島県 食品製造 26.4万円 → 鋳造・鍛造 28.6万円(+2.2万円
  33. 山形県 食品製造 22.5万円 → 鋳造・鍛造 24.6万円(+2.1万円
  34. 愛媛県 食品製造 23.4万円 → 鋳造・鍛造 24.9万円(+1.5万円)※
  35. 群馬県 食品製造 29.1万円 → 鋳造・鍛造 30.4万円(+1.3万円
  36. 栃木県 食品製造 23.4万円 → 鋳造・鍛造 24.6万円(+1.2万円
  37. 山口県 食品製造 26.5万円 → 鋳造・鍛造 27.6万円(+1.0万円
  38. 福岡県 食品製造 24.8万円 → 鋳造・鍛造 25.8万円(+1.0万円
  39. 東京都 食品製造 35.3万円 → 鋳造・鍛造 36.1万円(+0.8万円
  40. 京都府 食品製造 27.7万円 → 鋳造・鍛造 28.2万円(+0.5万円
  41. 千葉県 食品製造 25.4万円 → 鋳造・鍛造 25.3万円(−0.1万円
  42. 鹿児島県 食品製造 23.1万円 → 鋳造・鍛造 21.9万円(−1.2万円)※

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の鋳造・鍛造の給料のページに移動します。

よくある質問

食品製造から鋳造・鍛造への転職について

食品製造から鋳造・鍛造に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は食品製造が24.9万円、鋳造・鍛造が29.2万円で、統計上の平均の差は+4.3万円です。鋳造・鍛造の経験0年の平均は23.8万円なので、食品製造から移った直後はこの水準も参考になります。食品製造と鋳造・鍛造の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
食品製造から鋳造・鍛造は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した食品製造と鋳造・鍛造の近さは80で、鋳造・鍛造は食品製造から見て4番目に近い仕事です。鋳造・鍛造で食品製造より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「機械」(+26ポイント)です。食品製造の経験で鋳造・鍛造に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

このページのデータの更新日:

統計表のIDと取得日を見る(4件)
  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

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    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

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    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明