食品製造から化学製品の製造へ:月給の差と仕事の近さ
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法
結論
全国の平均月給(所定内給与額)は化学製品の製造が32.0万円、食品製造が24.9万円で、統計上の平均の差は+7.1万円(+28.5%)で、化学製品の製造の方がはっきり高い水準です。食品製造と化学製品の製造の近さは74(100に近いほど似ている)で、食品製造から見て15番目に近い仕事です。
全国の平均月給の差
+7.1万円
食品製造 24.9万円 → 化学製品の製造 32.0万円
仕事の近さ 当サイト算出
74
とても近い・食品製造から15番目
化学製品の製造の経験0年
25.1万円
その仕事の経験が1年未満の人の平均月給
年収の目安の差 当サイト算出
+153.2万円
化学製品の製造 550万円
月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。
比べる
食品製造と化学製品の製造の月給・年収・1年目
年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では食品製造が397万円、化学製品の製造が550万円で、差は+153.2万円です。
平均月給(所定内給与額)
- 食品製造 24.9万円
- 化学製品の製造 32.0万円
年収の目安(当サイト算出)
- 食品製造 397万円
- 化学製品の製造 550万円
経験0年の平均月給
- 食品製造 20.9万円
- 化学製品の製造 25.1万円
技能・知識
化学製品の製造で今より求められる力
食品製造と化学製品の製造は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。job tag の回答で比べると、食品製造から化学製品の製造へ移るときに今より高い水準が求められるのは「化学」(知識、+33ポイント)、「教育訓練」(知識、+17ポイント)、「工学」(知識、+16ポイント)です。
- 化学(知識) +33ポイント
- 教育訓練(知識) +17ポイント
- 工学(知識) +16ポイント
食品製造から移る場合の参考として、job tag の回答で化学製品の製造に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は54%、訓練を「特に必要ない」とした人は45%です。
- 就く前の実務経験は「特に必要ない」 54%
- 就く前の訓練は「特に必要ない」 45%
食品製造から化学製品の製造を目指す場合の資格の参考として、job tag は化学製品の製造の関連資格に「毒物劇物取扱責任者」、「危険物取扱者(甲種)」、「危険物取扱者(乙種)」を挙げています。
教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。入り口の割合は、働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。
1年目の目安
経験年数ごとの月給(食品製造と化学製品の製造)
化学製品の製造で経験年数0年の人の平均月給は25.1万円、10〜14年の人は31.8万円で、0年の水準は食品製造全体の平均24.9万円よりわずかな差です。経験0年どうしで比べると、食品製造は20.9万円、化学製品の製造は25.1万円で、差は+4.2万円です。
経験0年
- 食品製造 20.9万円
- 化学製品の製造 25.1万円
経験1〜4年
- 食品製造 22.7万円
- 化学製品の製造 25.7万円
経験10〜14年
- 食品製造 25.0万円
- 化学製品の製造 31.8万円
| 経験年数 | 食品製造 | 化学製品の製造 |
|---|---|---|
| 0年 | 20.9万円 | 25.1万円 |
| 1〜4年 | 22.7万円 | 25.7万円 |
| 5〜9年 | 24.1万円 | 28.2万円 |
| 10〜14年 | 25.0万円 | 31.8万円 |
| 15年以上 | 28.4万円 | 38.1万円 |
賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。
都道府県
都道府県ごとの平均月給の差
推計労働者数が食品製造・化学製品の製造とも100人以上の47都道府県で比べると、化学製品の製造の平均月給が食品製造より高いのは46都道府県、低いのは1都道府県です。食品製造から化学製品の製造への平均月給の差が最も大きいのは宮城県の+17.3万円、最も小さいのは東京都の−7.6万円です。
- 1.宮城県 食品製造 21.3万円 → 化学製品の製造 38.7万円 差 +17.3万円
- 2.三重県 食品製造 24.0万円 → 化学製品の製造 36.5万円 差 +12.5万円
- 3.石川県 食品製造 21.1万円 → 化学製品の製造 33.3万円 差 +12.2万円
- 4.神奈川県 食品製造 28.5万円 → 化学製品の製造 40.2万円 差 +11.7万円
- 5.茨城県 食品製造 24.2万円 → 化学製品の製造 35.5万円 差 +11.3万円
- 6.福島県 食品製造 19.7万円 → 化学製品の製造 30.3万円 差 +10.6万円
- 7.新潟県 食品製造 23.2万円 → 化学製品の製造 33.3万円 差 +10.1万円
- 8.岡山県 食品製造 23.2万円 → 化学製品の製造 33.0万円 差 +9.7万円
- 9.千葉県 食品製造 25.4万円 → 化学製品の製造 34.8万円 差 +9.4万円
- 10.広島県 食品製造 26.4万円 → 化学製品の製造 35.6万円 差 +9.2万円
- 11.京都府 食品製造 27.7万円 → 化学製品の製造 36.5万円 差 +8.8万円
- 12.長野県 食品製造 22.2万円 → 化学製品の製造 31.0万円 差 +8.8万円
- 13.宮崎県 食品製造 21.4万円 → 化学製品の製造 30.1万円 差 +8.7万円
- 14.青森県 食品製造 20.7万円 → 化学製品の製造 29.2万円 差 +8.5万円
- 15.和歌山県 食品製造 22.9万円 → 化学製品の製造 31.3万円 差 +8.3万円
- 16.岩手県 食品製造 22.4万円 → 化学製品の製造 30.2万円 差 +7.8万円
- 17.滋賀県 食品製造 25.7万円 → 化学製品の製造 33.4万円 差 +7.8万円
- 18.鹿児島県 食品製造 23.1万円 → 化学製品の製造 30.8万円※ 差 +7.7万円
- 19.徳島県 食品製造 22.0万円 → 化学製品の製造 29.6万円 差 +7.7万円
- 20.秋田県 食品製造 20.8万円 → 化学製品の製造 28.4万円 差 +7.5万円
- 21.山梨県 食品製造 25.3万円 → 化学製品の製造 32.7万円 差 +7.3万円
- 22.大分県 食品製造 23.0万円 → 化学製品の製造 30.3万円 差 +7.3万円
- 23.福井県 食品製造 22.3万円 → 化学製品の製造 29.5万円 差 +7.3万円
- 24.山口県 食品製造 26.5万円 → 化学製品の製造 33.7万円 差 +7.2万円
- 25.熊本県 食品製造 22.8万円 → 化学製品の製造 30.0万円 差 +7.2万円
- 26.香川県 食品製造 23.8万円 → 化学製品の製造 30.7万円 差 +6.9万円
- 27.岐阜県 食品製造 21.8万円 → 化学製品の製造 28.7万円 差 +6.8万円
- 28.愛媛県 食品製造 23.4万円 → 化学製品の製造 30.0万円 差 +6.7万円
- 29.兵庫県 食品製造 26.7万円 → 化学製品の製造 32.9万円 差 +6.2万円
- 30.北海道 食品製造 23.0万円 → 化学製品の製造 29.1万円 差 +6.1万円
- 31.愛知県 食品製造 26.0万円 → 化学製品の製造 32.1万円 差 +6.1万円
- 32.群馬県 食品製造 29.1万円 → 化学製品の製造 35.1万円 差 +6.0万円
- 33.沖縄県 食品製造 20.1万円 → 化学製品の製造 26.0万円※ 差 +5.8万円
- 34.佐賀県 食品製造 21.5万円 → 化学製品の製造 27.3万円 差 +5.8万円
- 35.埼玉県 食品製造 22.7万円 → 化学製品の製造 28.1万円 差 +5.4万円
- 36.大阪府 食品製造 26.1万円 → 化学製品の製造 31.1万円 差 +5.0万円
- 37.福岡県 食品製造 24.8万円 → 化学製品の製造 29.5万円 差 +4.6万円
- 38.栃木県 食品製造 23.4万円 → 化学製品の製造 28.0万円 差 +4.5万円
- 39.山形県 食品製造 22.5万円 → 化学製品の製造 26.8万円 差 +4.3万円
- 40.島根県 食品製造 22.4万円 → 化学製品の製造 26.5万円 差 +4.2万円
- 41.富山県 食品製造 24.2万円 → 化学製品の製造 28.2万円 差 +3.9万円
- 42.長崎県 食品製造 23.2万円 → 化学製品の製造 26.0万円※ 差 +2.8万円
- 43.静岡県 食品製造 25.9万円 → 化学製品の製造 28.0万円 差 +2.1万円
- 44.高知県 食品製造 21.4万円 → 化学製品の製造 23.2万円※ 差 +1.9万円
- 45.鳥取県 食品製造 22.7万円 → 化学製品の製造 24.2万円※ 差 +1.6万円
- 46.奈良県 食品製造 25.2万円 → 化学製品の製造 26.3万円 差 +1.1万円
- 47.東京都 食品製造 35.3万円 → 化学製品の製造 27.7万円 差 −7.6万円
両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の化学製品の製造の給料のページに移動します。
よくある質問
食品製造から化学製品の製造への転職について
- 食品製造から化学製品の製造に移ると給料はどう変わりますか?
- 全国の平均月給(所定内給与額)は食品製造が24.9万円、化学製品の製造が32.0万円で、統計上の平均の差は+7.1万円です。化学製品の製造の経験0年の平均は25.1万円なので、食品製造から移った直後はこの水準も参考になります。食品製造と化学製品の製造の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
- 食品製造から化学製品の製造は移りやすいですか?
- job tag の回答から当サイトが計算した食品製造と化学製品の製造の近さは74で、化学製品の製造は食品製造から見て15番目に近い仕事です。化学製品の製造で食品製造より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「化学」(+33ポイント)です。食品製造の経験で化学製品の製造に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。
関連ページ
あわせて見る
データの出典と算出方法
使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査
このページのデータの更新日:
統計表のIDと取得日を見る(4件)
-
職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日
-
職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日
-
賃金構造基本統計調査
職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日
-
賃金構造基本統計調査
都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。