クレーン運転士から移りやすい仕事と月給の差
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法
結論
全国の平均月給がクレーン運転士と同等以上の仕事のうち、スキルと知識がいちばん近いのは電気工事士で、近さは73(とても近い)です。全国の平均月給(所定内給与額)は電気工事士が36.2万円、クレーン運転士が35.9万円で、統計上の平均の差は+0.3万円(+0.7%)と、ほぼ同じ水準です。
いちばん近い仕事 電気工事士 当サイト算出
73
近さ(100に近いほど似ている)・とても近い
電気工事士との平均月給の差
+0.3万円
全国 36.2万円(クレーン運転士 35.9万円)
近くて平均月給が高い 電気工事士
+0.3万円
近さ 73・全国 36.2万円
電気工事士の経験0年
25.1万円
その仕事の経験が1年未満の人の平均月給
近さは、job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)に載る職業の働く人の回答(スキル39項目・知識33項目)の平均から当サイトが計算した参考値です。月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。
近い仕事
クレーン運転士にスキルと知識が近く、平均月給が同等以上の仕事(1)
クレーン運転士から見て仕事内容の近さが50点以上で平均月給が同等以上の仕事は1職種あり、そのうち1職種で全国の平均月給がクレーン運転士の35.9万円を上回ります。クレーン運転士にいちばん近い電気工事士は、近い仕事の中で全国の平均月給がクレーン運転士より高いもののうち最も近い仕事でもあります。
- 1.電気工事士 月36.2万円 近さ 73 月給 +0.3万円
名前を押すと、クレーン運転士と比べた詳しいページ(近さ50以上)か、その仕事の「次の仕事への道」に移動します。全国の平均月給がクレーン運転士より3%を超えて低い仕事は、近くても載せていません。太字は、平均月給が5%以上高い近い仕事のうち最も近いものです。
月給の差
近くて平均月給がクレーン運転士より高い仕事
- 電気工事士:月給 +0.3万円・年収の目安 +41.4万円・近さ 73・経験0年 25.1万円
近さ50以上の仕事のうち、全国の平均月給(所定内給与額)がクレーン運転士より高いものを、近い順に並べています。年収の目安は、毎月の給与(きまって支給する現金給与額)×12+年間賞与その他特別給与額(当サイト算出)の差です。
技能・知識
電気工事士へ移るときに求められる力
job tag の回答で比べると、クレーン運転士から電気工事士へ移るときに今より高い水準が求められるのは「資金管理」(スキル、+23ポイント)、「通信技術」(知識、+23ポイント)、「設計」(知識、+22ポイント)です。
- 資金管理(スキル) +23ポイント
- 通信技術(知識) +23ポイント
- 設計(知識) +22ポイント
1年目の目安
経験年数による月給(クレーン運転士と近い仕事)
クレーン運転士の平均月給は、その仕事の経験が0年の人で27.8万円、15年以上の人で38.4万円と、経験で38%の開きがあります。電気工事士で経験0年の人の平均月給は25.1万円で、クレーン運転士全体の平均35.9万円より10.8万円低い水準です。
経験0年
- クレーン運転士 27.8万円
- 電気工事士 25.1万円
経験1〜4年
- クレーン運転士 30.9万円
- 電気工事士 29.7万円
経験10〜14年
- クレーン運転士 35.1万円
- 電気工事士 36.0万円
| 経験年数 | クレーン運転士 | 電気工事士 |
|---|---|---|
| 0年 | 27.8万円 | 25.1万円 |
| 1〜4年 | 30.9万円 | 29.7万円 |
| 5〜9年 | 33.1万円 | 32.0万円 |
| 10〜14年 | 35.1万円 | 36.0万円 |
| 15年以上 | 38.4万円 | 41.7万円 |
賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、企業規模10人以上、男女計)。0年は経験1年未満の人で、転職した人だけでなく新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。
入り口
クレーン運転士に未経験から入る人の多さ
job tag の回答では、クレーン運転士に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人が52%、就く前の訓練を「特に必要ない」とした人が29%で、未経験から入る人の多い仕事です。
- 就く前の実務経験は「特に必要ない」 52%
- 就く前の訓練は「特に必要ない」 29%
- 学歴は「大卒」が多いと感じる(複数回答) 9%
job tag の簡易版数値系ダウンロードデータの選択率(対応する2職業の平均、当サイト算出)。働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。
資格と講座
クレーン運転士に関係する資格と講座の数
job tag はクレーン運転士の関連資格として「1級建設機械施工技士」、「2級建設機械施工技士」、「大型特殊自動車免許」、「クレーン・デリック運転士(クレーン限定)」など15種類を挙げています。
- 1級建設機械施工技士
- 2級建設機械施工技士
- 大型特殊自動車免許
- クレーン・デリック運転士(クレーン限定)
- 移動式クレーン運転士
- 車両系建設機械(基礎工事用)運転技能者
- 1級建設機械施工技士補
- 2級建設機械施工技士補
- クレーン・デリック運転士(限定なし)
- 床上操作式クレーン運転技能講習修了
- クレーン運転特別教育
- 小型移動式クレーン運転技能者
- 小型移動式クレーン運転特別教育
- 玉掛技能者
- 玉掛け業務特別教育
関連資格は job tag の解説系ダウンロードデータの記載です。講座の数は厚生労働省が公表した専門実践教育訓練の目標資格等別の指定講座数(全国)で、講座の名前や実施機関は載せていません。教育訓練給付の対象かどうかは、厚生労働省の教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探し、受講前にハローワークと教育訓練施設で確かめてください。
都道府県
クレーン運転士が多い県での月給の差
クレーン運転士の推計労働者数が多い兵庫県(1,940人)では、近い仕事の電気工事士との平均月給の差は−8.2万円です。
- 兵庫県のクレーン運転士(36.9万円)と電気工事士の差 差 −8.2万円
- 北海道のクレーン運転士(32.3万円)と電気工事士の差 差 +3.3万円
- 千葉県のクレーン運転士(39.9万円)と電気工事士の差 差 −5.4万円
- 青森県のクレーン運転士(31.0万円)と電気工事士の差 差 +0.1万円
- 熊本県のクレーン運転士(33.7万円)と電気工事士の差 差 ±0.0万円
クレーン運転士の推計労働者数が多い5都道府県で、近さ50以上の仕事のうちいちばん近いものとの平均月給の差です。どちらかの推計労働者数が100人未満の県は比べていません。県名を押すと、その県のクレーン運転士の給料のページに移動します。
逆向き
クレーン運転士に近いほかの仕事から見ると
反対に、クレーン運転士へ移ると全国の平均月給が同等以上になる近い仕事は21職種あり、いちばん近いのは建設機械オペレーター(近さ97)です。
- 建設機械オペレーターからクレーン運転士へ 近さ97
- 土木作業員からクレーン運転士へ 近さ90
- 機械組立からクレーン運転士へ 近さ83
- 廃棄物処理・清掃からクレーン運転士へ 近さ82
- 機械整備・修理からクレーン運転士へ 近さ81
- トラックドライバー(大型)からクレーン運転士へ 近さ76
- 配管工からクレーン運転士へ 近さ74
- 電気工事士からクレーン運転士へ 近さ73
- 鉄工・製缶からクレーン運転士へ 近さ72
- とび・鉄筋・型枠などの躯体工事からクレーン運転士へ 近さ70
よくある質問
クレーン運転士からの転職について
- クレーン運転士から移りやすい仕事は何ですか?
- 全国の平均月給がクレーン運転士と同等以上の仕事をスキルと知識の近さで見ると、電気工事士(73)の順にクレーン運転士に近い仕事です。クレーン運転士とこれらの仕事の近さは job tag の回答の平均から当サイトが計算した参考値で、クレーン運転士から実際に転職しやすいかどうかを保証するものではありません。
- クレーン運転士より給料が高い近い仕事はありますか?
- 近さ50以上の仕事のうち、全国の平均月給がクレーン運転士(35.9万円)より高いのは、近い順に電気工事士(+0.3万円)です。これはクレーン運転士と各仕事の統計上の平均の差で、個々の求人の条件ではありません。
- クレーン運転士の「近さ」はどう計算していますか?
- job tag に載る2職業(建設機械オペレーター、クレーン運転士)の回答の平均をクレーン運転士の値とし、スキル39項目と知識33項目の形を他の仕事と比べた相関を近さとしています(当サイト算出)。
関連ページ
あわせて見る
クレーン運転士の給料
データの出典と算出方法
使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査
このページのデータの更新日:
統計表のIDと取得日を見る(4件)
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、クレーン運転士(対応する job tag の2職業の平均)とほかの仕事について、スキル・知識ごとに平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。今より求められる力は(移り先の値−クレーン運転士の値)÷尺度の上限×100 です。