大工から鉄工・製缶へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給(所定内給与額)は鉄工・製缶が31.1万円、大工が32.7万円で、統計上の平均の差は−1.6万円(−4.8%)と、ほぼ同じ水準です。大工と鉄工・製缶の近さは85(100に近いほど似ている)で、大工から見て4番目に近い仕事です。

全国の平均月給の差

−1.6万円

大工 32.7万円 → 鉄工・製缶 31.1万円

仕事の近さ 当サイト算出

85

とても近い・大工から4番目

鉄工・製缶の経験0年

22.2万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

+21.1万円

鉄工・製缶 507万円

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

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大工と鉄工・製缶の月給・年収・1年目

年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では大工が485万円、鉄工・製缶が507万円で、差は+21.1万円です。

大工と鉄工・製缶(全国の平均) 棒の長さは項目ごとにそろえています

平均月給(所定内給与額)

  • 大工 32.7万円
  • 鉄工・製缶 31.1万円

年収の目安(当サイト算出)

  • 大工 485万円
  • 鉄工・製缶 507万円

経験0年の平均月給

  • 大工 22.7万円
  • 鉄工・製缶 22.2万円

技能・知識

鉄工・製缶で今より求められる力

大工と鉄工・製缶は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。job tag の回答で比べると、大工から鉄工・製缶へ移るときに今より高い水準が求められるのは「生産・加工」(知識、+19ポイント)、「クオリティチェック」(スキル、+18ポイント)、「時間管理」(スキル、+17ポイント)です。

大工より鉄工・製缶で高い水準が求められる技能・知識(上位3) (鉄工・製缶の値−大工の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)
  • 生産・加工(知識) +19ポイント
  • クオリティチェック(スキル) +18ポイント
  • 時間管理(スキル) +17ポイント

大工から移る場合の参考として、job tag の回答で鉄工・製缶に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は47%、訓練を「特に必要ない」とした人は44%です。

鉄工・製缶に就く前に必要なもの(job tag の回答の割合)
  • 就く前の実務経験は「特に必要ない」 47%
  • 就く前の訓練は「特に必要ない」 44%

大工から鉄工・製缶を目指す場合の資格の参考として、job tag は鉄工・製缶の関連資格に「1級鉄工技能士」、「2級鉄工技能士」、「アーク溶接技能者(専門級)」を挙げています。

教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。入り口の割合は、働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(大工と鉄工・製缶)

鉄工・製缶で経験年数0年の人の平均月給は22.2万円、10〜14年の人は33.1万円で、0年の水準は大工全体の平均32.7万円より10.5万円低いです。経験0年どうしで比べると、大工は22.7万円、鉄工・製缶は22.2万円で、差は−0.5万円です。

経験年数ごとの平均月給(全国、2025年)

経験0年

  • 大工 22.7万円
  • 鉄工・製缶 22.2万円

経験1〜4年

  • 大工 24.6万円
  • 鉄工・製缶 25.4万円

経験10〜14年

  • 大工 35.3万円
  • 鉄工・製缶 33.1万円
大工と鉄工・製缶の経験年数別の平均月給(所定内給与額、全区分)
経験年数大工鉄工・製缶
0年22.7万円22.2万円
1〜4年24.6万円25.4万円
5〜9年29.9万円29.0万円
10〜14年35.3万円33.1万円
15年以上35.9万円34.3万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が大工・鉄工・製缶とも100人以上の17都道府県で比べると、鉄工・製缶の平均月給が大工より高いのは6都道府県、低いのは11都道府県です。大工から鉄工・製缶への平均月給の差が最も大きいのは東京都の+4.6万円、最も小さいのは神奈川県の−12.6万円です。

大工から鉄工・製缶への平均月給の差(17都道府県、差の大きい順) ▲ 高い ▼ 低い(鉄工・製缶の月給−大工の月給、中央が差0)
  1. 1.東京都 大工 33.4万円 → 鉄工・製缶 38.1万円 +4.6万円
  2. 2.静岡県 大工 31.0万円 → 鉄工・製缶 33.7万円※ +2.7万円
  3. 3.茨城県 大工 33.3万円 → 鉄工・製缶 35.7万円※ +2.4万円
  4. 4.福岡県 大工 26.3万円 → 鉄工・製缶 27.4万円※ +1.0万円
  5. 5.新潟県 大工 30.5万円 → 鉄工・製缶 31.5万円 +1.0万円
  6. 6.埼玉県 大工 31.3万円 → 鉄工・製缶 32.2万円 +0.9万円
  7. 7.北海道 大工 29.7万円 → 鉄工・製缶 28.6万円※ −1.1万円
  8. 8.青森県 大工 30.5万円 → 鉄工・製缶 28.8万円※ −1.7万円
  9. 9.兵庫県 大工 35.0万円 → 鉄工・製缶 32.9万円 −2.0万円
  10. 10.京都府 大工 32.2万円 → 鉄工・製缶 29.4万円 −2.8万円
  11. 11.山形県 大工 27.7万円 → 鉄工・製缶 23.7万円※ −3.9万円
  12. 12.長崎県 大工 30.7万円 → 鉄工・製缶 26.4万円※ −4.3万円
  13. 13.山梨県 大工 36.2万円 → 鉄工・製缶 29.0万円※ −7.2万円
  14. 14.大阪府 大工 39.3万円 → 鉄工・製缶 31.2万円 −8.1万円
  15. 15.鹿児島県 大工 33.0万円 → 鉄工・製缶 24.9万円 −8.1万円
  16. 16.千葉県 大工 47.4万円 → 鉄工・製缶 36.1万円 −11.3万円
  17. 17.神奈川県 大工 43.4万円 → 鉄工・製缶 30.8万円※ −12.6万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の鉄工・製缶の給料のページに移動します。

よくある質問

大工から鉄工・製缶への転職について

大工から鉄工・製缶に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は大工が32.7万円、鉄工・製缶が31.1万円で、統計上の平均の差は−1.6万円です。鉄工・製缶の経験0年の平均は22.2万円なので、大工から移った直後はこの水準も参考になります。大工と鉄工・製缶の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
大工から鉄工・製缶は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した大工と鉄工・製缶の近さは85で、鉄工・製缶は大工から見て4番目に近い仕事です。鉄工・製缶で大工より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「生産・加工」(+19ポイント)です。大工の経験で鉄工・製缶に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

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  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明