診療放射線技師から研究者へ:月給の差と仕事の近さ
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法
結論
全国の平均月給の差
+14.5万円
診療放射線技師 34.6万円 → 研究者 49.2万円
仕事の近さ 当サイト算出
56
近い・診療放射線技師から2番目
研究者の経験0年
38.3万円
その仕事の経験が1年未満の人の平均月給
年収の目安の差 当サイト算出
+245.5万円
研究者 802万円
全国の平均月給(所定内給与額)は研究者が49.2万円、診療放射線技師が34.6万円で、統計上の平均の差は+14.5万円(+42.0%)で、研究者の方がはっきり高い水準です。年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では診療放射線技師が556万円、研究者が802万円で、差は+245.5万円です。
診療放射線技師と研究者の近さは56(100に近いほど似ている)で、診療放射線技師から見て2番目に近い仕事です。診療放射線技師と研究者は求められるスキルと知識の形に共通点が多く、近さの区分では「近い」(50〜69)に入ります。
月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。
技能・知識
研究者で今より求められる力
job tag の回答で比べると、診療放射線技師から研究者へ移るときに今より高い水準が求められるのは「外国語を読む」(スキル、+41ポイント)、「外国語で書く」(スキル、+38ポイント)、「科学的素養」(スキル、+33ポイント)です。
診療放射線技師から移る場合の参考として、job tag の回答で研究者に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は49%、訓練を「特に必要ない」とした人は45%です。
診療放射線技師から研究者を目指す場合の資格の参考として、job tag は研究者の関連資格に「医師国家試験」、「放射線取扱主任者」、「毒物劇物取扱責任者」を挙げています。
- 外国語を読む(スキル)+41ポイント
- 外国語で書く(スキル)+38ポイント
- 科学的素養(スキル)+33ポイント
ポイントは(研究者の値−診療放射線技師の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。
1年目の目安
経験年数ごとの月給(診療放射線技師と研究者)
研究者で経験年数0年の人の平均月給は38.3万円、10〜14年の人は49.5万円で、0年の水準は診療放射線技師全体の平均34.6万円より3.7万円高いです。
経験0年どうしで比べると、診療放射線技師は26.3万円、研究者は38.3万円で、差は+12.0万円です。
- 経験0年 診療放射線技師 26.3万円・研究者 38.3万円
- 経験1〜4年 診療放射線技師 27.4万円・研究者 43.4万円
- 経験5〜9年 診療放射線技師 29.9万円・研究者 42.9万円
- 経験10〜14年 診療放射線技師 32.9万円・研究者 49.5万円
- 経験15年以上 診療放射線技師 39.6万円・研究者 57.8万円
賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。
都道府県
都道府県ごとの平均月給の差
推計労働者数が診療放射線技師・研究者とも100人以上の44都道府県で比べると、研究者の平均月給が診療放射線技師より高いのは35都道府県、低いのは9都道府県です。
診療放射線技師から研究者への平均月給の差が最も大きいのは茨城県の+26.4万円、最も小さいのは鹿児島県の−4.0万円です。
- 茨城県 診療放射線技師 28.7万円 → 研究者 55.1万円(+26.4万円)
- 長崎県 診療放射線技師 32.0万円 → 研究者 53.2万円(+21.2万円)
- 神奈川県 診療放射線技師 32.3万円 → 研究者 52.7万円(+20.4万円)
- 東京都 診療放射線技師 38.1万円 → 研究者 55.3万円(+17.2万円)
- 佐賀県 診療放射線技師 28.6万円 → 研究者 44.7万円(+16.1万円)※
- 岐阜県 診療放射線技師 29.8万円 → 研究者 45.1万円(+15.4万円)
- 埼玉県 診療放射線技師 35.0万円 → 研究者 50.4万円(+15.3万円)
- 山梨県 診療放射線技師 32.7万円 → 研究者 47.7万円(+15.0万円)
- 岩手県 診療放射線技師 29.2万円 → 研究者 43.8万円(+14.7万円)※
- 青森県 診療放射線技師 27.3万円 → 研究者 41.4万円(+14.1万円)
- 三重県 診療放射線技師 36.0万円 → 研究者 49.3万円(+13.3万円)
- 京都府 診療放射線技師 30.9万円 → 研究者 44.1万円(+13.1万円)
- 兵庫県 診療放射線技師 41.6万円 → 研究者 52.2万円(+10.6万円)
- 広島県 診療放射線技師 35.5万円 → 研究者 44.8万円(+9.3万円)
- 福島県 診療放射線技師 29.0万円 → 研究者 38.1万円(+9.1万円)
- 栃木県 診療放射線技師 31.2万円 → 研究者 40.4万円(+9.1万円)
- 山形県 診療放射線技師 30.1万円 → 研究者 38.8万円(+8.7万円)※
- 山口県 診療放射線技師 34.0万円 → 研究者 42.2万円(+8.2万円)
- 福岡県 診療放射線技師 33.0万円 → 研究者 40.7万円(+7.7万円)
- 千葉県 診療放射線技師 33.0万円 → 研究者 40.0万円(+7.0万円)
- 徳島県 診療放射線技師 36.0万円 → 研究者 41.9万円(+5.9万円)
- 大分県 診療放射線技師 28.9万円 → 研究者 34.6万円(+5.7万円)※
- 群馬県 診療放射線技師 32.7万円 → 研究者 38.1万円(+5.4万円)
- 熊本県 診療放射線技師 33.1万円 → 研究者 38.2万円(+5.1万円)
- 長野県 診療放射線技師 34.5万円 → 研究者 38.9万円(+4.4万円)
- 島根県 診療放射線技師 29.2万円 → 研究者 33.5万円(+4.2万円)※
- 岡山県 診療放射線技師 32.3万円 → 研究者 36.4万円(+4.0万円)
- 愛知県 診療放射線技師 36.0万円 → 研究者 39.9万円(+3.9万円)
- 静岡県 診療放射線技師 34.8万円 → 研究者 38.7万円(+3.9万円)
- 宮城県 診療放射線技師 39.0万円 → 研究者 42.2万円(+3.2万円)※
- 新潟県 診療放射線技師 36.0万円 → 研究者 38.2万円(+2.3万円)
- 和歌山県 診療放射線技師 36.4万円 → 研究者 38.5万円(+2.1万円)
- 滋賀県 診療放射線技師 36.7万円 → 研究者 38.6万円(+1.9万円)
- 北海道 診療放射線技師 36.2万円 → 研究者 38.0万円(+1.8万円)
- 石川県 診療放射線技師 30.3万円 → 研究者 30.5万円(+0.3万円)
- 沖縄県 診療放射線技師 35.3万円 → 研究者 35.2万円(−0.1万円)※
- 富山県 診療放射線技師 35.2万円 → 研究者 34.9万円(−0.3万円)※
- 奈良県 診療放射線技師 35.4万円 → 研究者 34.9万円(−0.5万円)
- 大阪府 診療放射線技師 40.9万円 → 研究者 40.3万円(−0.6万円)
- 福井県 診療放射線技師 36.6万円 → 研究者 35.3万円(−1.3万円)
- 愛媛県 診療放射線技師 40.6万円 → 研究者 39.3万円(−1.3万円)
- 香川県 診療放射線技師 37.7万円 → 研究者 35.9万円(−1.8万円)
- 高知県 診療放射線技師 41.2万円 → 研究者 39.0万円(−2.3万円)※
- 鹿児島県 診療放射線技師 28.5万円 → 研究者 24.6万円(−4.0万円)
両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の研究者の給料のページに移動します。
よくある質問
診療放射線技師から研究者への転職について
- 診療放射線技師から研究者に移ると給料はどう変わりますか?
- 全国の平均月給(所定内給与額)は診療放射線技師が34.6万円、研究者が49.2万円で、統計上の平均の差は+14.5万円です。研究者の経験0年の平均は38.3万円なので、診療放射線技師から移った直後はこの水準も参考になります。診療放射線技師と研究者の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
- 診療放射線技師から研究者は移りやすいですか?
- job tag の回答から当サイトが計算した診療放射線技師と研究者の近さは56で、研究者は診療放射線技師から見て2番目に近い仕事です。研究者で診療放射線技師より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「外国語を読む」(+41ポイント)です。診療放射線技師の経験で研究者に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。
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データの出典と算出方法
使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。