小学校・中学校の教員から高校教員へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給の差

−2.6万円

小学校・中学校の教員 44.7万円 → 高校教員 42.2万円

仕事の近さ 当サイト算出

90

とても近い・小学校・中学校の教員から1番目

高校教員の経験0年

29.8万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

−69.1万円

高校教員 666万円

全国の平均月給(所定内給与額)は高校教員が42.2万円、小学校・中学校の教員が44.7万円で、統計上の平均の差は−2.6万円(−5.7%)で、高校教員の方がやや低い水準です。年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では小学校・中学校の教員が735万円、高校教員が666万円で、差は−69.1万円です。

小学校・中学校の教員と高校教員の近さは90(100に近いほど似ている)で、小学校・中学校の教員から見て1番目に近い仕事です。小学校・中学校の教員と高校教員は求められるスキルと知識の形がよく似ており、近さの区分では「とても近い」に入ります。

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

技能・知識

高校教員で今より求められる力

job tag の回答で比べると、小学校・中学校の教員から高校教員へ移るときに今より高い水準が求められるのは「外国語を読む」(スキル、+16ポイント)、「外国語で書く」(スキル、+15ポイント)、「外国語を聞く」(スキル、+14ポイント)です。

小学校・中学校の教員から移る場合の参考として、job tag の回答で高校教員に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は54%、訓練を「特に必要ない」とした人は46%です。

小学校・中学校の教員から高校教員を目指す場合の資格の参考として、job tag は高校教員の関連資格に「高等学校教諭免許(専修・1種)」を挙げています。

  • 外国語を読む(スキル)+16ポイント
  • 外国語で書く(スキル)+15ポイント
  • 外国語を聞く(スキル)+14ポイント

ポイントは(高校教員の値−小学校・中学校の教員の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(小学校・中学校の教員と高校教員)

高校教員で経験年数0年の人の平均月給は29.8万円、10〜14年の人は41.0万円で、0年の水準は小学校・中学校の教員全体の平均44.7万円より14.9万円低いです。

経験0年どうしで比べると、小学校・中学校の教員は33.1万円、高校教員は29.8万円で、差は−3.3万円です。

  • 経験0年 小学校・中学校の教員 33.1万円・高校教員 29.8万円
  • 経験1〜4年 小学校・中学校の教員 33.1万円・高校教員 30.8万円
  • 経験5〜9年 小学校・中学校の教員 37.3万円・高校教員 35.9万円
  • 経験10〜14年 小学校・中学校の教員 42.3万円・高校教員 41.0万円
  • 経験15年以上 小学校・中学校の教員 53.8万円・高校教員 48.6万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が小学校・中学校の教員・高校教員とも100人以上の34都道府県で比べると、高校教員の平均月給が小学校・中学校の教員より高いのは16都道府県、低いのは18都道府県です。

小学校・中学校の教員から高校教員への平均月給の差が最も大きいのは北海道の+10.1万円、最も小さいのは愛知県の−6.8万円です。

  1. 北海道 小学校・中学校の教員 29.9万円 → 高校教員 40.0万円(+10.1万円)※
  2. 奈良県 小学校・中学校の教員 42.0万円 → 高校教員 47.6万円(+5.6万円
  3. 福島県 小学校・中学校の教員 33.9万円 → 高校教員 39.4万円(+5.5万円)※
  4. 福岡県 小学校・中学校の教員 34.5万円 → 高校教員 39.7万円(+5.2万円
  5. 岡山県 小学校・中学校の教員 35.7万円 → 高校教員 40.5万円(+4.9万円)※
  6. 長野県 小学校・中学校の教員 38.1万円 → 高校教員 42.7万円(+4.6万円
  7. 愛媛県 小学校・中学校の教員 34.0万円 → 高校教員 38.1万円(+4.1万円)※
  8. 岐阜県 小学校・中学校の教員 37.9万円 → 高校教員 41.7万円(+3.9万円)※
  9. 和歌山県 小学校・中学校の教員 42.8万円 → 高校教員 46.5万円(+3.7万円)※
  10. 静岡県 小学校・中学校の教員 39.7万円 → 高校教員 43.0万円(+3.3万円
  11. 宮城県 小学校・中学校の教員 39.0万円 → 高校教員 41.9万円(+2.9万円)※
  12. 沖縄県 小学校・中学校の教員 36.4万円 → 高校教員 37.3万円(+0.9万円
  13. 石川県 小学校・中学校の教員 40.2万円 → 高校教員 41.0万円(+0.8万円)※
  14. 神奈川県 小学校・中学校の教員 47.1万円 → 高校教員 47.9万円(+0.8万円
  15. 佐賀県 小学校・中学校の教員 37.3万円 → 高校教員 37.9万円(+0.7万円)※
  16. 三重県 小学校・中学校の教員 38.4万円 → 高校教員 39.0万円(+0.6万円)※
  17. 高知県 小学校・中学校の教員 40.6万円 → 高校教員 40.4万円(−0.1万円
  18. 東京都 小学校・中学校の教員 49.4万円 → 高校教員 48.7万円(−0.6万円
  19. 大分県 小学校・中学校の教員 35.3万円 → 高校教員 34.4万円(−0.9万円)※
  20. 山口県 小学校・中学校の教員 36.9万円 → 高校教員 35.9万円(−1.0万円)※
  21. 群馬県 小学校・中学校の教員 38.9万円 → 高校教員 37.8万円(−1.1万円
  22. 埼玉県 小学校・中学校の教員 44.8万円 → 高校教員 43.5万円(−1.3万円
  23. 広島県 小学校・中学校の教員 42.8万円 → 高校教員 41.3万円(−1.5万円
  24. 熊本県 小学校・中学校の教員 37.0万円 → 高校教員 35.5万円(−1.6万円
  25. 茨城県 小学校・中学校の教員 43.5万円 → 高校教員 41.4万円(−2.1万円
  26. 山梨県 小学校・中学校の教員 38.1万円 → 高校教員 35.9万円(−2.2万円
  27. 徳島県 小学校・中学校の教員 37.6万円 → 高校教員 34.8万円(−2.8万円)※
  28. 京都府 小学校・中学校の教員 44.7万円 → 高校教員 40.9万円(−3.8万円
  29. 長崎県 小学校・中学校の教員 41.1万円 → 高校教員 37.0万円(−4.1万円)※
  30. 兵庫県 小学校・中学校の教員 44.0万円 → 高校教員 39.8万円(−4.2万円
  31. 大阪府 小学校・中学校の教員 48.2万円 → 高校教員 43.8万円(−4.4万円
  32. 千葉県 小学校・中学校の教員 47.4万円 → 高校教員 42.2万円(−5.2万円
  33. 滋賀県 小学校・中学校の教員 46.9万円 → 高校教員 41.5万円(−5.4万円)※
  34. 愛知県 小学校・中学校の教員 52.3万円 → 高校教員 45.5万円(−6.8万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の高校教員の給料のページに移動します。

よくある質問

小学校・中学校の教員から高校教員への転職について

小学校・中学校の教員から高校教員に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は小学校・中学校の教員が44.7万円、高校教員が42.2万円で、統計上の平均の差は−2.6万円です。高校教員の経験0年の平均は29.8万円なので、小学校・中学校の教員から移った直後はこの水準も参考になります。小学校・中学校の教員と高校教員の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
小学校・中学校の教員から高校教員は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した小学校・中学校の教員と高校教員の近さは90で、高校教員は小学校・中学校の教員から見て1番目に近い仕事です。高校教員で小学校・中学校の教員より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「外国語を読む」(+16ポイント)です。小学校・中学校の教員の経験で高校教員に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

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統計表のIDと取得日を見る(4件)
  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

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    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明