運輸・郵便事務から移りやすい仕事と月給の差

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法

結論

全国の平均月給が運輸・郵便事務と同等以上の仕事のうち、スキルと知識がいちばん近いのは鉄道運転士で、近さは54(近い)です。全国の平均月給(所定内給与額)は鉄道運転士が38.8万円、運輸・郵便事務が34.7万円で、統計上の平均の差は+4.2万円(+12.0%)で、鉄道運転士の方がやや高い水準です。

いちばん近い仕事 鉄道運転士 当サイト算出

54

近さ(100に近いほど似ている)・近い

鉄道運転士との平均月給の差

+4.2万円

全国 38.8万円(運輸・郵便事務 34.7万円)

近くて平均月給が高い 鉄道運転士

+4.2万円

近さ 54・全国 38.8万円

鉄道運転士の経験0年

32.2万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

近さは、job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)に載る職業の働く人の回答(スキル39項目・知識33項目)の平均から当サイトが計算した参考値です。月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。

近い仕事

運輸・郵便事務にスキルと知識が近く、平均月給が同等以上の仕事(2)

運輸・郵便事務から見て仕事内容の近さが50点以上で平均月給が同等以上の仕事は1職種あり、そのうち1職種で全国の平均月給が運輸・郵便事務の34.7万円を上回ります。運輸・郵便事務にいちばん近い鉄道運転士は、近い仕事の中で全国の平均月給が運輸・郵便事務より5%以上高いもののうち最も近い仕事でもあります。

運輸・郵便事務に近い仕事の「近さ」と全国の平均月給の差 近い順。近さは100に近いほど似ている(当サイト算出)。月給の差は運輸・郵便事務の34.7万円との統計上の平均の差 近さ(0〜100) ▲ 高い ▼ 低い(月給の差、中央が差0)
  1. 1.鉄道運転士 月38.8万円 近さ 54 月給 +4.2万円
  2. 2.秘書 月37.6万円 近さ 28 月給 +2.9万円

名前を押すと、運輸・郵便事務と比べた詳しいページ(近さ50以上)か、その仕事の「次の仕事への道」に移動します。全国の平均月給が運輸・郵便事務より3%を超えて低い仕事は、近くても載せていません。太字は、平均月給が5%以上高い近い仕事のうち最も近いものです。

月給の差

近くて平均月給が運輸・郵便事務より高い仕事

  • 鉄道運転士:月給 +4.2万円・年収の目安 +139.5万円・近さ 54・経験0年 32.2万円

近さ50以上の仕事のうち、全国の平均月給(所定内給与額)が運輸・郵便事務より高いものを、近い順に並べています。年収の目安は、毎月の給与(きまって支給する現金給与額)×12+年間賞与その他特別給与額(当サイト算出)の差です。

技能・知識

鉄道運転士へ移るときに求められる力

job tag の回答で比べると、運輸・郵便事務から鉄道運転士へ移るときに今より高い水準が求められるのは「操作と制御」(スキル、+27ポイント)、「計器監視」(スキル、+21ポイント)、「故障等の原因特定」(スキル、+17ポイント)です。

運輸・郵便事務より鉄道運転士で高い水準が求められる技能・知識 差は job tag の尺度の上限を100としたポイント(当サイト算出)
  • 操作と制御(スキル) +27ポイント
  • 計器監視(スキル) +21ポイント
  • 故障等の原因特定(スキル) +17ポイント

1年目の目安

経験年数による月給(運輸・郵便事務と近い仕事)

運輸・郵便事務の平均月給は、その仕事の経験が0年の人で27.5万円、15年以上の人で41.4万円と、経験で51%の開きがあります。鉄道運転士で経験0年の人の平均月給は32.2万円で、運輸・郵便事務全体の平均34.7万円より2.5万円低い水準です。

経験年数ごとの平均月給(全国、2025年) 経験年数は、その仕事に就いてからの年数

経験0年

  • 運輸・郵便事務 27.5万円
  • 鉄道運転士 32.2万円
  • 秘書 32.3万円

経験1〜4年

  • 運輸・郵便事務 28.5万円
  • 鉄道運転士 33.3万円
  • 秘書 33.9万円

経験10〜14年

  • 運輸・郵便事務 34.2万円
  • 鉄道運転士 42.2万円
  • 秘書 38.1万円
運輸・郵便事務と近い仕事の経験年数別の平均月給(所定内給与額、全区分)
経験年数運輸・郵便事務鉄道運転士秘書
0年27.5万円32.2万円32.3万円
1〜4年28.5万円33.3万円33.9万円
5〜9年29.5万円35.8万円40.5万円
10〜14年34.2万円42.2万円38.1万円
15年以上41.4万円43.2万円40.2万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、企業規模10人以上、男女計)。0年は経験1年未満の人で、転職した人だけでなく新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

入り口

運輸・郵便事務に未経験から入る人の多さ

job tag の回答では、運輸・郵便事務に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人が53%、就く前の訓練を「特に必要ない」とした人が28%で、未経験から入る人の多い仕事です。

運輸・郵便事務に就く前に必要なもの(job tag の回答の割合)
  • 就く前の実務経験は「特に必要ない」 53%
  • 就く前の訓練は「特に必要ない」 28%
  • 学歴は「大卒」が多いと感じる(複数回答) 56%

job tag の簡易版数値系ダウンロードデータの選択率(対応する6職業の平均、当サイト算出)。働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。

資格と講座

運輸・郵便事務に関係する資格と講座の数

job tag は運輸・郵便事務の関連資格として「第一級陸上特殊無線技士」、「第二級陸上特殊無線技士」、「第三級陸上特殊無線技士」、「運航管理者技能検定」など5種類を挙げています。

  • 第一級陸上特殊無線技士
  • 第二級陸上特殊無線技士
  • 第三級陸上特殊無線技士
  • 運航管理者技能検定
  • 航空無線通信士

関連資格は job tag の解説系ダウンロードデータの記載です。講座の数は厚生労働省が公表した専門実践教育訓練の目標資格等別の指定講座数(全国)で、講座の名前や実施機関は載せていません。教育訓練給付の対象かどうかは、厚生労働省の教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探し、受講前にハローワークと教育訓練施設で確かめてください。

都道府県

運輸・郵便事務が多い県での月給の差

運輸・郵便事務の推計労働者数が多い大阪府(41,180人)では、近い仕事の鉄道運転士との平均月給の差は−12.2万円です。

運輸・郵便事務の多い5都道府県で、いちばん近い仕事との平均月給の差 ▲ 高い ▼ 低い(その県の平均月給の差、中央が差0)

運輸・郵便事務の推計労働者数が多い5都道府県で、近さ50以上の仕事のうちいちばん近いものとの平均月給の差です。どちらかの推計労働者数が100人未満の県は比べていません。県名を押すと、その県の運輸・郵便事務の給料のページに移動します。

逆向き

運輸・郵便事務に近いほかの仕事から見ると

反対に、運輸・郵便事務へ移ると全国の平均月給が同等以上になる近い仕事は6職種あり、いちばん近いのは車掌(近さ82)です。

よくある質問

運輸・郵便事務からの転職について

運輸・郵便事務から移りやすい仕事は何ですか?
全国の平均月給が運輸・郵便事務と同等以上の仕事をスキルと知識の近さで見ると、鉄道運転士(54)、秘書(28)の順に運輸・郵便事務に近い仕事です。運輸・郵便事務とこれらの仕事の近さは job tag の回答の平均から当サイトが計算した参考値で、運輸・郵便事務から実際に転職しやすいかどうかを保証するものではありません。
運輸・郵便事務より給料が高い近い仕事はありますか?
近さ50以上の仕事のうち、全国の平均月給が運輸・郵便事務(34.7万円)より高いのは、近い順に鉄道運転士(+4.2万円)です。これは運輸・郵便事務と各仕事の統計上の平均の差で、個々の求人の条件ではありません。
運輸・郵便事務の「近さ」はどう計算していますか?
job tag に載る6職業(空港グランドスタッフ、駅務員、鉄道運転計画・運行管理ほか)の回答の平均を運輸・郵便事務の値とし、スキル39項目と知識33項目の形を他の仕事と比べた相関を近さとしています(当サイト算出)。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

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統計表のIDと取得日を見る(4件)
  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、運輸・郵便事務(対応する job tag の6職業の平均)とほかの仕事について、スキル・知識ごとに平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。今より求められる力は(移り先の値−運輸・郵便事務の値)÷尺度の上限×100 です。

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