製品検査(金属)から移りやすい仕事と月給の差

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法

結論

全国の平均月給が製品検査(金属)と同等以上の仕事のうち、スキルと知識がいちばん近いのは機械検査で、近さは100(とても近い)です。全国の平均月給(所定内給与額)は機械検査が31.1万円、製品検査(金属)が28.0万円で、統計上の平均の差は+3.1万円(+11.1%)で、機械検査の方がやや高い水準です。

いちばん近い仕事 機械検査 当サイト算出

100

近さ(100に近いほど似ている)・とても近い

機械検査との平均月給の差

+3.1万円

全国 31.1万円(製品検査(金属) 28.0万円)

近くて平均月給が高い 機械検査

+3.1万円

近さ 100・全国 31.1万円

機械検査の経験0年

24.8万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

近さは、job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)に載る職業の働く人の回答(スキル39項目・知識33項目)の平均から当サイトが計算した参考値です。月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。

近い仕事

製品検査(金属)にスキルと知識が近く、平均月給が同等以上の仕事(13)

製品検査(金属)から見て仕事内容の近さが50点以上で平均月給が同等以上の仕事は13職種あり、そのうち9職種で全国の平均月給が製品検査(金属)の28.0万円を上回ります。製品検査(金属)にいちばん近い機械検査は、近い仕事の中で全国の平均月給が製品検査(金属)より5%以上高いもののうち最も近い仕事でもあります。

製品検査(金属)に近い仕事の「近さ」と全国の平均月給の差 近い順。近さは100に近いほど似ている(当サイト算出)。月給の差は製品検査(金属)の28.0万円との統計上の平均の差 近さ(0〜100) ▲ 高い ▼ 低い(月給の差、中央が差0)
  1. 1.機械検査 月31.1万円 近さ 100 月給 +3.1万円
  2. 2.鋳造・鍛造 月29.2万円 近さ 89 月給 +1.2万円
  3. 3.めっき・金属表面処理 月28.0万円 近さ 89 月給 +0.1万円
  4. 4.金属プレス 月27.6万円 近さ 88 月給 −0.3万円
  5. 5.溶接工 月27.7万円 近さ 87 月給 −0.2万円
  6. 6.機械オペレーター(金属工作機械) 月28.9万円 近さ 87 月給 +0.9万円
  7. 7.金属技術者 月34.8万円 近さ 86 月給 +6.8万円
  8. 8.化学製品の製造 月32.0万円 近さ 86 月給 +4.0万円
  9. 9.ゴム・プラスチック製品の製造 月27.5万円 近さ 86 月給 −0.4万円
  10. 10.電気機械の組立 月27.3万円 近さ 83 月給 −0.6万円
  11. 11.機械組立 月31.0万円 近さ 82 月給 +3.1万円
  12. 12.自動車組立 月32.8万円 近さ 79 月給 +4.9万円
  13. 13.機械技術者(設計・開発) 月37.6万円 近さ 79 月給 +9.6万円

名前を押すと、製品検査(金属)と比べた詳しいページ(近さ50以上)か、その仕事の「次の仕事への道」に移動します。全国の平均月給が製品検査(金属)より3%を超えて低い仕事は、近くても載せていません。太字は、平均月給が5%以上高い近い仕事のうち最も近いものです。

月給の差

近くて平均月給が製品検査(金属)より高い仕事

  • 機械検査:月給 +3.1万円・年収の目安 +62.3万円・近さ 100・経験0年 24.8万円
  • 鋳造・鍛造:月給 +1.2万円・年収の目安 +47.0万円・近さ 89・経験0年 23.8万円
  • めっき・金属表面処理:月給 +0.1万円・年収の目安 −12.0万円・近さ 89・経験0年 22.5万円
  • 機械オペレーター(金属工作機械):月給 +0.9万円・年収の目安 +23.4万円・近さ 87・経験0年 22.8万円
  • 金属技術者:月給 +6.8万円・年収の目安 +146.5万円・近さ 86・経験0年 28.6万円
  • 化学製品の製造:月給 +4.0万円・年収の目安 +89.5万円・近さ 86・経験0年 25.1万円
  • 機械組立:月給 +3.1万円・年収の目安 +62.0万円・近さ 82・経験0年 29.4万円
  • 自動車組立:月給 +4.9万円・年収の目安 +131.3万円・近さ 79・経験0年 31.2万円

近さ50以上の仕事のうち、全国の平均月給(所定内給与額)が製品検査(金属)より高いものを、近い順に並べています。年収の目安は、毎月の給与(きまって支給する現金給与額)×12+年間賞与その他特別給与額(当サイト算出)の差です。

技能・知識

機械検査へ移るときに求められる力

job tag の回答で比べると、機械検査で求められる技能・知識の水準は、72項目すべてで製品検査(金属)と同じか下回っています。

1年目の目安

経験年数による月給(製品検査(金属)と近い仕事)

製品検査(金属)の平均月給は、その仕事の経験が0年の人で24.2万円、15年以上の人で32.6万円と、経験で35%の開きがあります。機械検査で経験0年の人の平均月給は24.8万円で、製品検査(金属)全体の平均28.0万円より3.1万円低い水準です。

経験年数ごとの平均月給(全国、2025年) 経験年数は、その仕事に就いてからの年数

経験0年

  • 製品検査(金属) 24.2万円
  • 機械検査 24.8万円
  • 鋳造・鍛造 23.8万円
  • めっき・金属表面処理 22.5万円

経験1〜4年

  • 製品検査(金属) 24.3万円
  • 機械検査 26.5万円
  • 鋳造・鍛造 26.2万円
  • めっき・金属表面処理 23.8万円

経験10〜14年

  • 製品検査(金属) 27.5万円
  • 機械検査 30.4万円
  • 鋳造・鍛造 29.4万円
  • めっき・金属表面処理 29.4万円
製品検査(金属)と近い仕事の経験年数別の平均月給(所定内給与額、全区分)
経験年数製品検査(金属)機械検査鋳造・鍛造めっき・金属表面処理
0年24.2万円24.8万円23.8万円22.5万円
1〜4年24.3万円26.5万円26.2万円23.8万円
5〜9年25.6万円29.5万円26.4万円26.7万円
10〜14年27.5万円30.4万円29.4万円29.4万円
15年以上32.6万円35.8万円33.7万円32.5万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、企業規模10人以上、男女計)。0年は経験1年未満の人で、転職した人だけでなく新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

入り口

製品検査(金属)に未経験から入る人の多さ

job tag の回答では、製品検査(金属)に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は47%、就く前の訓練を「特に必要ない」とした人は37%にとどまります。

製品検査(金属)に就く前に必要なもの(job tag の回答の割合)
  • 就く前の実務経験は「特に必要ない」 47%
  • 就く前の訓練は「特に必要ない」 37%
  • 学歴は「大卒」が多いと感じる(複数回答) 25%

job tag の簡易版数値系ダウンロードデータの選択率(対応する2職業の平均、当サイト算出)。働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。

資格と講座

製品検査(金属)に関係する資格と講座の数

job tag は製品検査(金属)の関連資格として「第1種放射線取扱主任者」、「第2種放射線取扱主任者」、「非破壊試験技術者レベル1」、「非破壊試験技術者レベル2」など11種類を挙げています。

  • 第1種放射線取扱主任者
  • 第2種放射線取扱主任者
  • 非破壊試験技術者レベル1
  • 非破壊試験技術者レベル2
  • 非破壊試験技術者レベル3
  • 非破壊検査総合管理技術者
  • 特級機械検査技能士
  • 1級機械検査技能士
  • 2級機械検査技能士
  • 3級機械検査技能士
  • 品質管理(QC)検定

関連資格は job tag の解説系ダウンロードデータの記載です。講座の数は厚生労働省が公表した専門実践教育訓練の目標資格等別の指定講座数(全国)で、講座の名前や実施機関は載せていません。教育訓練給付の対象かどうかは、厚生労働省の教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探し、受講前にハローワークと教育訓練施設で確かめてください。

都道府県

製品検査(金属)が多い県での月給の差

製品検査(金属)の推計労働者数が多い愛知県(14,090人)では、近い仕事の機械検査との平均月給の差は−3.1万円です。

製品検査(金属)の多い5都道府県で、いちばん近い仕事との平均月給の差 ▲ 高い ▼ 低い(その県の平均月給の差、中央が差0)

製品検査(金属)の推計労働者数が多い5都道府県で、近さ50以上の仕事のうちいちばん近いものとの平均月給の差です。どちらかの推計労働者数が100人未満の県は比べていません。県名を押すと、その県の製品検査(金属)の給料のページに移動します。

逆向き

製品検査(金属)に近いほかの仕事から見ると

反対に、製品検査(金属)へ移ると全国の平均月給が同等以上になる近い仕事は8職種あり、いちばん近いのは製品検査(金属以外)(近さ97)です。

よくある質問

製品検査(金属)からの転職について

製品検査(金属)から移りやすい仕事は何ですか?
全国の平均月給が製品検査(金属)と同等以上の仕事をスキルと知識の近さで見ると、機械検査(100)、鋳造・鍛造(89)、めっき・金属表面処理(89)の順に製品検査(金属)に近い仕事です。製品検査(金属)とこれらの仕事の近さは job tag の回答の平均から当サイトが計算した参考値で、製品検査(金属)から実際に転職しやすいかどうかを保証するものではありません。
製品検査(金属)より給料が高い近い仕事はありますか?
近さ50以上の仕事のうち、全国の平均月給が製品検査(金属)(28.0万円)より高いのは、近い順に機械検査(+3.1万円)、鋳造・鍛造(+1.2万円)、めっき・金属表面処理(+0.1万円)など9の仕事です。これは製品検査(金属)と各仕事の統計上の平均の差で、個々の求人の条件ではありません。
製品検査(金属)の「近さ」はどう計算していますか?
job tag に載る2職業(非破壊検査技術者、検査工(工業製品))の回答の平均を製品検査(金属)の値とし、スキル39項目と知識33項目の形を他の仕事と比べた相関を近さとしています(当サイト算出)。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

このページのデータの更新日:

統計表のIDと取得日を見る(4件)
  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、製品検査(金属)(対応する job tag の2職業の平均)とほかの仕事について、スキル・知識ごとに平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。今より求められる力は(移り先の値−製品検査(金属)の値)÷尺度の上限×100 です。

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