港湾荷役から食品製造へ:月給の差と仕事の近さ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 出典と算出方法

結論

全国の平均月給の差

−8.2万円

港湾荷役 33.1万円 → 食品製造 24.9万円

仕事の近さ 当サイト算出

62

近い・港湾荷役から10番目

食品製造の経験0年

20.9万円

その仕事の経験が1年未満の人の平均月給

年収の目安の差 当サイト算出

−204.5万円

食品製造 397万円

全国の平均月給(所定内給与額)は食品製造が24.9万円、港湾荷役が33.1万円で、統計上の平均の差は−8.2万円(−24.7%)で、食品製造の方がはっきり低い水準です。年収の目安(毎月の給与の12か月分と賞与、当サイト算出)では港湾荷役が601万円、食品製造が397万円で、差は−204.5万円です。

港湾荷役と食品製造の近さは62(100に近いほど似ている)で、港湾荷役から見て10番目に近い仕事です。港湾荷役と食品製造は求められるスキルと知識の形に共通点が多く、近さの区分では「近い」(50〜69)に入ります。

月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。近さは job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)の働く人の回答の平均から当サイトが計算した参考値です。

技能・知識

食品製造で今より求められる力

job tag の回答で比べると、港湾荷役から食品製造へ移るときに今より高い水準が求められるのは「生産・加工」(知識、+36ポイント)、「販売・マーケティング」(知識、+18ポイント)、「クオリティチェック」(スキル、+17ポイント)です。

港湾荷役から移る場合の参考として、job tag の回答で食品製造に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人は64%、訓練を「特に必要ない」とした人は59%です。

港湾荷役から食品製造を目指す場合、食品製造に関係する調理師の取得を目標とする専門実践教育訓練の指定講座は全国に83講座あります(2026年10月1日時点)。

  • 生産・加工(知識)+36ポイント
  • 販売・マーケティング(知識)+18ポイント
  • クオリティチェック(スキル)+17ポイント

ポイントは(食品製造の値−港湾荷役の値)÷尺度の上限(スキル7・知識5)×100(当サイト算出)。講座の数は厚生労働省の公表した専門実践教育訓練の目標資格等別の指定講座数(全国)です。教育訓練給付の対象の講座は教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探せます。

1年目の目安

経験年数ごとの月給(港湾荷役と食品製造)

食品製造で経験年数0年の人の平均月給は20.9万円、10〜14年の人は25.0万円で、0年の水準は港湾荷役全体の平均33.1万円より12.2万円低いです。

経験0年どうしで比べると、港湾荷役は27.6万円、食品製造は20.9万円で、差は−6.7万円です。

  • 経験0年 港湾荷役 27.6万円・食品製造 20.9万円
  • 経験1〜4年 港湾荷役 28.3万円・食品製造 22.7万円
  • 経験5〜9年 港湾荷役 29.9万円・食品製造 24.1万円
  • 経験10〜14年 港湾荷役 32.5万円・食品製造 25.0万円
  • 経験15年以上 港湾荷役 37.0万円・食品製造 28.4万円

賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、2025年、男女計)。経験年数はその仕事に就いてからの年数で、0年には新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。

都道府県

都道府県ごとの平均月給の差

推計労働者数が港湾荷役・食品製造とも100人以上の30都道府県で比べると、食品製造の平均月給が港湾荷役より高いのは2都道府県、低いのは28都道府県です。

港湾荷役から食品製造への平均月給の差が最も大きいのは東京都の+2.4万円、最も小さいのは徳島県の−31.1万円です。

  1. 東京都 港湾荷役 32.9万円 → 食品製造 35.3万円(+2.4万円
  2. 山形県 港湾荷役 20.6万円 → 食品製造 22.5万円(+1.9万円)※
  3. 福岡県 港湾荷役 26.3万円 → 食品製造 24.8万円(−1.5万円
  4. 熊本県 港湾荷役 25.7万円 → 食品製造 22.8万円(−2.9万円
  5. 岩手県 港湾荷役 25.5万円 → 食品製造 22.4万円(−3.1万円
  6. 山口県 港湾荷役 30.0万円 → 食品製造 26.5万円(−3.5万円
  7. 千葉県 港湾荷役 29.2万円 → 食品製造 25.4万円(−3.8万円
  8. 富山県 港湾荷役 28.3万円 → 食品製造 24.2万円(−4.0万円
  9. 鹿児島県 港湾荷役 27.5万円 → 食品製造 23.1万円(−4.4万円)※
  10. 佐賀県 港湾荷役 26.0万円 → 食品製造 21.5万円(−4.5万円)※
  11. 新潟県 港湾荷役 27.9万円 → 食品製造 23.2万円(−4.7万円
  12. 沖縄県 港湾荷役 25.3万円 → 食品製造 20.1万円(−5.1万円)※
  13. 鳥取県 港湾荷役 27.9万円 → 食品製造 22.7万円(−5.2万円)※
  14. 広島県 港湾荷役 32.0万円 → 食品製造 26.4万円(−5.5万円
  15. 兵庫県 港湾荷役 32.4万円 → 食品製造 26.7万円(−5.7万円
  16. 北海道 港湾荷役 28.8万円 → 食品製造 23.0万円(−5.7万円
  17. 大分県 港湾荷役 28.8万円 → 食品製造 23.0万円(−5.8万円)※
  18. 岡山県 港湾荷役 29.2万円 → 食品製造 23.2万円(−6.0万円
  19. 茨城県 港湾荷役 31.9万円 → 食品製造 24.2万円(−7.7万円
  20. 愛知県 港湾荷役 34.7万円 → 食品製造 26.0万円(−8.6万円
  21. 秋田県 港湾荷役 29.6万円 → 食品製造 20.8万円(−8.8万円)※
  22. 愛媛県 港湾荷役 34.2万円 → 食品製造 23.4万円(−10.9万円
  23. 福井県 港湾荷役 33.9万円 → 食品製造 22.3万円(−11.7万円)※
  24. 大阪府 港湾荷役 37.9万円 → 食品製造 26.1万円(−11.8万円
  25. 高知県 港湾荷役 34.5万円 → 食品製造 21.4万円(−13.1万円)※
  26. 福島県 港湾荷役 33.0万円 → 食品製造 19.7万円(−13.3万円)※
  27. 神奈川県 港湾荷役 42.2万円 → 食品製造 28.5万円(−13.7万円
  28. 青森県 港湾荷役 35.0万円 → 食品製造 20.7万円(−14.3万円
  29. 三重県 港湾荷役 38.5万円 → 食品製造 24.0万円(−14.5万円
  30. 徳島県 港湾荷役 53.1万円 → 食品製造 22.0万円(−31.1万円

両方の職種の推計労働者数が100人以上の都道府県だけを、差の大きい順に並べています。※はどちらかが100〜299人で、年による振れが大きい県です。県名を押すと、その県の食品製造の給料のページに移動します。

よくある質問

港湾荷役から食品製造への転職について

港湾荷役から食品製造に移ると給料はどう変わりますか?
全国の平均月給(所定内給与額)は港湾荷役が33.1万円、食品製造が24.9万円で、統計上の平均の差は−8.2万円です。食品製造の経験0年の平均は20.9万円なので、港湾荷役から移った直後はこの水準も参考になります。港湾荷役と食品製造の差は統計上の平均で、個々の求人の条件や実際に支払われる額を示すものではありません。
港湾荷役から食品製造は移りやすいですか?
job tag の回答から当サイトが計算した港湾荷役と食品製造の近さは62で、食品製造は港湾荷役から見て10番目に近い仕事です。食品製造で港湾荷役より高い水準が求められる技能・知識のうち、最も差が大きいのは「生産・加工」(+36ポイント)です。港湾荷役の経験で食品製造に採用されるかどうかは、求人ごとの条件や資格によって変わります。

関連ページ

データの出典と算出方法

使った統計:専門実践教育訓練の指定状況(厚生労働省。公共データ利用規約 第1.0版)、職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査

このページのデータの更新日:

統計表のIDと取得日を見る(5件)
  • 専門実践教育訓練の指定状況(厚生労働省。公共データ利用規約 第1.0版)

    【別添2】目標資格等別・都道府県別 専門実践教育訓練指定状況(令和8年10月1日時点)(2026-10-01 時点(2026-09-23 に PDF から転記))

    厚生労働省 公表資料 ID:mhlw-001533745 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日

  • 職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)

    独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))

    job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日

  • 賃金構造基本統計調査

    都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)

    e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成

近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、職種ごと(対応する job tag の職業の平均)にスキル・知識それぞれの平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。

データの出典と算出方法の詳しい説明