板金から移りやすい仕事と月給の差
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法
結論
全国の平均月給が板金と同等以上の仕事のうち、スキルと知識がいちばん近いのは鉄工・製缶で、近さは91(とても近い)です。全国の平均月給(所定内給与額)は鉄工・製缶が31.1万円、板金が28.4万円で、統計上の平均の差は+2.7万円(+9.5%)で、鉄工・製缶の方がやや高い水準です。
いちばん近い仕事 鉄工・製缶 当サイト算出
91
近さ(100に近いほど似ている)・とても近い
鉄工・製缶との平均月給の差
+2.7万円
全国 31.1万円(板金 28.4万円)
近くて平均月給が高い 鉄工・製缶
+2.7万円
近さ 91・全国 31.1万円
鉄工・製缶の経験0年
22.2万円
その仕事の経験が1年未満の人の平均月給
近さは、job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)に載る職業の働く人の回答(スキル39項目・知識33項目)の平均から当サイトが計算した参考値です。月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。
近い仕事
板金にスキルと知識が近く、平均月給が同等以上の仕事(14)
板金から見て仕事内容の近さが50点以上で平均月給が同等以上の仕事は14職種あり、そのうち12職種で全国の平均月給が板金の28.4万円を上回ります。板金にいちばん近い鉄工・製缶は、近い仕事の中で全国の平均月給が板金より5%以上高いもののうち最も近い仕事でもあります。
- 1.鉄工・製缶 月31.1万円 近さ 91 月給 +2.7万円
- 2.大工 月32.7万円 近さ 91 月給 +4.3万円
- 3.配管工 月33.6万円 近さ 91 月給 +5.2万円
- 4.とび・鉄筋・型枠などの躯体工事 月30.3万円 近さ 90 月給 +1.9万円
- 5.土木作業員 月30.0万円 近さ 84 月給 +1.6万円
- 6.塗装工・看板制作 月31.1万円 近さ 81 月給 +2.7万円
- 7.電気工事士 月36.2万円 近さ 80 月給 +7.8万円
- 8.建築技術者・施工管理 月40.8万円 近さ 77 月給 +12.4万円
- 9.機械組立 月31.0万円 近さ 73 月給 +2.6万円
- 10.溶接工 月27.7万円 近さ 71 月給 −0.7万円
- 11.建設機械オペレーター 月33.6万円 近さ 69 月給 +5.2万円
- 12.土木技術者 月38.4万円 近さ 66 月給 +10.0万円
- 13.窯業・土石製品の製造 月28.4万円 近さ 64 月給 ±0.0万円
- 14.クレーン運転士 月35.9万円 近さ 64 月給 +7.5万円
名前を押すと、板金と比べた詳しいページ(近さ50以上)か、その仕事の「次の仕事への道」に移動します。全国の平均月給が板金より3%を超えて低い仕事は、近くても載せていません。太字は、平均月給が5%以上高い近い仕事のうち最も近いものです。
月給の差
近くて平均月給が板金より高い仕事
- 鉄工・製缶:月給 +2.7万円・年収の目安 +52.4万円・近さ 91・経験0年 22.2万円
- 大工:月給 +4.3万円・年収の目安 +31.3万円・近さ 91・経験0年 22.7万円
- 配管工:月給 +5.2万円・年収の目安 +68.8万円・近さ 91・経験0年 24.1万円
- とび・鉄筋・型枠などの躯体工事:月給 +1.9万円・年収の目安 −39.7万円・近さ 90・経験0年 22.3万円
- 土木作業員:月給 +1.6万円・年収の目安 −19.0万円・近さ 84・経験0年 23.5万円
- 塗装工・看板制作:月給 +2.7万円・年収の目安 +43.5万円・近さ 81・経験0年 24.4万円
- 電気工事士:月給 +7.8万円・年収の目安 +173.9万円・近さ 80・経験0年 25.1万円
- 建築技術者・施工管理:月給 +12.4万円・年収の目安 +224.8万円・近さ 77・経験0年 29.1万円
近さ50以上の仕事のうち、全国の平均月給(所定内給与額)が板金より高いものを、近い順に並べています。年収の目安は、毎月の給与(きまって支給する現金給与額)×12+年間賞与その他特別給与額(当サイト算出)の差です。
技能・知識
鉄工・製缶へ移るときに求められる力
job tag の回答で比べると、板金から鉄工・製缶へ移るときに今より高い水準が求められるのは「計器監視」(スキル、+14ポイント)、「操作と制御」(スキル、+14ポイント)、「プログラミング」(スキル、+12ポイント)です。
- 計器監視(スキル) +14ポイント
- 操作と制御(スキル) +14ポイント
- プログラミング(スキル) +12ポイント
1年目の目安
経験年数による月給(板金と近い仕事)
板金の平均月給は、その仕事の経験が0年の人で23.6万円、15年以上の人で32.1万円と、経験で36%の開きがあります。鉄工・製缶で経験0年の人の平均月給は22.2万円で、板金全体の平均28.4万円より6.2万円低い水準です。
経験0年
- 板金 23.6万円
- 鉄工・製缶 22.2万円
- 大工 22.7万円
- 配管工 24.1万円
経験1〜4年
- 板金 22.7万円
- 鉄工・製缶 25.4万円
- 大工 24.6万円
- 配管工 27.7万円
経験10〜14年
- 板金 29.0万円
- 鉄工・製缶 33.1万円
- 大工 35.3万円
- 配管工 37.4万円
| 経験年数 | 板金 | 鉄工・製缶 | 大工 | 配管工 |
|---|---|---|---|---|
| 0年 | 23.6万円 | 22.2万円 | 22.7万円 | 24.1万円 |
| 1〜4年 | 22.7万円 | 25.4万円 | 24.6万円 | 27.7万円 |
| 5〜9年 | 25.7万円 | 29.0万円 | 29.9万円 | 30.5万円 |
| 10〜14年 | 29.0万円 | 33.1万円 | 35.3万円 | 37.4万円 |
| 15年以上 | 32.1万円 | 34.3万円 | 35.9万円 | 37.6万円 |
賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、企業規模10人以上、男女計)。0年は経験1年未満の人で、転職した人だけでなく新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。
入り口
板金に未経験から入る人の多さ
job tag の回答では、板金に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人が59%、就く前の訓練を「特に必要ない」とした人が57%で、未経験から入る人の多い仕事です。
- 就く前の実務経験は「特に必要ない」 59%
- 就く前の訓練は「特に必要ない」 57%
- 学歴は「大卒」が多いと感じる(複数回答) 14%
job tag の簡易版数値系ダウンロードデータの選択率(対応する1職業の平均、当サイト算出)。働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。
資格と講座
板金に関係する資格と講座の数
job tag は板金の関連資格として「1級建築施工管理技士」、「2級建築施工管理技士」、「1級建築板金技能士」、「2級建築板金技能士」など6種類を挙げています。
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士
- 1級建築板金技能士
- 2級建築板金技能士
- 1級建築施工管理技士補
- 2級建築施工管理技士補
関連資格は job tag の解説系ダウンロードデータの記載です。講座の数は厚生労働省が公表した専門実践教育訓練の目標資格等別の指定講座数(全国)で、講座の名前や実施機関は載せていません。教育訓練給付の対象かどうかは、厚生労働省の教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探し、受講前にハローワークと教育訓練施設で確かめてください。
都道府県
板金が多い県での月給の差
板金の推計労働者数が多い愛知県(4,580人)では、近い仕事の鉄工・製缶との平均月給の差は+8.7万円です。
- 愛知県の板金(28.5万円)と鉄工・製缶の差 差 +8.7万円
- 群馬県の板金(25.3万円)と鉄工・製缶の差 差 +6.4万円
- 神奈川県の板金(31.8万円)と鉄工・製缶の差 差 −0.9万円
- 大阪府の板金(29.3万円)と鉄工・製缶の差 差 +1.9万円
- 兵庫県の板金(28.5万円)と鉄工・製缶の差 差 +4.4万円
板金の推計労働者数が多い5都道府県で、近さ50以上の仕事のうちいちばん近いものとの平均月給の差です。どちらかの推計労働者数が100人未満の県は比べていません。県名を押すと、その県の板金の給料のページに移動します。
逆向き
板金に近いほかの仕事から見ると
反対に、板金へ移ると全国の平均月給が同等以上になる近い仕事は1職種あり、いちばん近いのは木材・紙製品の製造(近さ80)です。
- 木材・紙製品の製造から板金へ 近さ80
よくある質問
板金からの転職について
- 板金から移りやすい仕事は何ですか?
- 全国の平均月給が板金と同等以上の仕事をスキルと知識の近さで見ると、鉄工・製缶(91)、大工(91)、配管工(91)の順に板金に近い仕事です。板金とこれらの仕事の近さは job tag の回答の平均から当サイトが計算した参考値で、板金から実際に転職しやすいかどうかを保証するものではありません。
- 板金より給料が高い近い仕事はありますか?
- 近さ50以上の仕事のうち、全国の平均月給が板金(28.4万円)より高いのは、近い順に鉄工・製缶(+2.7万円)、大工(+4.3万円)、配管工(+5.2万円)など12の仕事です。これは板金と各仕事の統計上の平均の差で、個々の求人の条件ではありません。
- 板金の「近さ」はどう計算していますか?
- job tag に載る1職業(建築板金)の回答の平均を板金の値とし、スキル39項目と知識33項目の形を他の仕事と比べた相関を近さとしています(当サイト算出)。
関連ページ
あわせて見る
データの出典と算出方法
使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査
このページのデータの更新日:
統計表のIDと取得日を見る(4件)
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、板金(対応する job tag の1職業の平均)とほかの仕事について、スキル・知識ごとに平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。今より求められる力は(移り先の値−板金の値)÷尺度の上限×100 です。