一般事務から移りやすい仕事と月給の差
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2025年)と job tag の職業情報データベースを加工して作成 ・データ更新 ・出典と算出方法
結論
全国の平均月給が一般事務と同等以上の仕事のうち、スキルと知識がいちばん近いのは秘書で、近さは62(近い)です。全国の平均月給(所定内給与額)は秘書が37.6万円、一般事務が33.2万円で、統計上の平均の差は+4.4万円(+13.2%)で、秘書の方がやや高い水準です。
いちばん近い仕事 秘書 当サイト算出
62
近さ(100に近いほど似ている)・近い
秘書との平均月給の差
+4.4万円
全国 37.6万円(一般事務 33.2万円)
近くて平均月給が高い 秘書
+4.4万円
近さ 62・全国 37.6万円
秘書の経験0年
32.3万円
その仕事の経験が1年未満の人の平均月給
近さは、job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)に載る職業の働く人の回答(スキル39項目・知識33項目)の平均から当サイトが計算した参考値です。月給は2025年の所定内給与額(一般労働者、企業規模10人以上、男女計)で、差は統計上の平均の差です。個々の求人の条件や、移ったあとに支払われる額を示すものではありません。
近い仕事
一般事務にスキルと知識が近く、平均月給が同等以上の仕事(10)
一般事務から見て仕事内容の近さが50点以上で平均月給が同等以上の仕事は1職種あり、そのうち1職種で全国の平均月給が一般事務の33.2万円を上回ります。一般事務にいちばん近い秘書は、近い仕事の中で全国の平均月給が一般事務より5%以上高いもののうち最も近い仕事でもあります。
- 1.秘書 月37.6万円 近さ 62 月給 +4.4万円
- 2.営業事務・販売事務 月32.8万円 近さ 41 月給 −0.4万円
- 3.記者・編集者・ライター 月40.0万円 近さ 29 月給 +6.9万円
- 4.運輸・郵便事務 月34.7万円 近さ 21 月給 +1.5万円
- 5.人事・総務事務 月32.6万円 近さ 21 月給 −0.6万円
- 6.公認会計士・税理士 月53.4万円 近さ 20 月給 +20.2万円
- 7.生産管理・生産関連事務 月32.6万円 近さ 19 月給 −0.6万円
- 8.研究者 月49.2万円 近さ 15 月給 +16.0万円
- 9.車掌 月32.8万円 近さ 15 月給 −0.4万円
- 10.企画事務 月43.1万円 近さ 12 月給 +9.9万円
名前を押すと、一般事務と比べた詳しいページ(近さ50以上)か、その仕事の「次の仕事への道」に移動します。全国の平均月給が一般事務より3%を超えて低い仕事は、近くても載せていません。太字は、平均月給が5%以上高い近い仕事のうち最も近いものです。
月給の差
近くて平均月給が一般事務より高い仕事
- 秘書:月給 +4.4万円・年収の目安 +50.2万円・近さ 62・経験0年 32.3万円
近さ50以上の仕事のうち、全国の平均月給(所定内給与額)が一般事務より高いものを、近い順に並べています。年収の目安は、毎月の給与(きまって支給する現金給与額)×12+年間賞与その他特別給与額(当サイト算出)の差です。
技能・知識
秘書へ移るときに求められる力
job tag の回答で比べると、一般事務から秘書へ移るときに今より高い水準が求められるのは「他者との調整」(スキル、+29ポイント)、「外国語を読む」(スキル、+26ポイント)、「外国語を聞く」(スキル、+25ポイント)です。
- 他者との調整(スキル) +29ポイント
- 外国語を読む(スキル) +26ポイント
- 外国語を聞く(スキル) +25ポイント
1年目の目安
経験年数による月給(一般事務と近い仕事)
一般事務の平均月給は、その仕事の経験が0年の人で27.9万円、15年以上の人で38.6万円と、経験で38%の開きがあります。秘書で経験0年の人の平均月給は32.3万円で、一般事務全体の平均33.2万円より0.9万円低い水準です。
経験0年
- 一般事務 27.9万円
- 秘書 32.3万円
- 営業事務・販売事務 27.6万円
- 記者・編集者・ライター 32.1万円
経験1〜4年
- 一般事務 29.0万円
- 秘書 33.9万円
- 営業事務・販売事務 29.6万円
- 記者・編集者・ライター 30.4万円
経験10〜14年
- 一般事務 32.4万円
- 秘書 38.1万円
- 営業事務・販売事務 32.2万円
- 記者・編集者・ライター 40.7万円
| 経験年数 | 一般事務 | 秘書 | 営業事務・販売事務 | 記者・編集者・ライター |
|---|---|---|---|---|
| 0年 | 27.9万円 | 32.3万円 | 27.6万円 | 32.1万円 |
| 1〜4年 | 29.0万円 | 33.9万円 | 29.6万円 | 30.4万円 |
| 5〜9年 | 30.5万円 | 40.5万円 | 31.2万円 | 35.1万円 |
| 10〜14年 | 32.4万円 | 38.1万円 | 32.2万円 | 40.7万円 |
| 15年以上 | 38.6万円 | 40.2万円 | 37.7万円 | 49.1万円 |
賃金構造基本統計調査 職種第14表(全国、企業規模10人以上、男女計)。0年は経験1年未満の人で、転職した人だけでなく新卒も含みます。推計労働者数が100人未満の区分は「公表なし」としています。
入り口
一般事務に未経験から入る人の多さ
job tag の回答では、一般事務に就く前の実務経験を「特に必要ない」とした人が56%、就く前の訓練を「特に必要ない」とした人が54%で、未経験から入る人の多い仕事です。
- 就く前の実務経験は「特に必要ない」 56%
- 就く前の訓練は「特に必要ない」 54%
- 学歴は「大卒」が多いと感じる(複数回答) 42%
job tag の簡易版数値系ダウンロードデータの選択率(対応する1職業の平均、当サイト算出)。働いている人が答えた一般的な傾向で、入職の条件ではありません。
資格と講座
一般事務に関係する資格と講座の数
job tag は一般事務の関連資格として「秘書検定1級」、「秘書検定2級」、「秘書検定3級」、「MOS Excelエキスパート」など25種類を挙げています。
- 秘書検定1級
- 秘書検定2級
- 秘書検定3級
- MOS Excelエキスパート
- MOS Excelスペシャリスト
- MOS Wordエキスパート
- MOS Wordスペシャリスト
- MOS Power Point
- MOS Access
- MOS Outlook
- CS試験(ワープロ部門)1級
- CS試験(ワープロ部門)2級
- CS試験(ワープロ部門)3級
- CS試験(表計算部門)1級
- CS試験(表計算部門)2級
- CS試験(表計算部門)3級
- CS試験(情報セキュリティ部門)
- ビジキャリ(人事・人材開発・労務管理)
- ビジネス・キャリア検定(経理・財務管理)
- ビジキャリ(営業・マーケティング)
- ビジネス・キャリア検定(生産管理)
- ビジネス・キャリア検定(企業法務・総務)
- ビジネス・キャリア検定(ロジスティクス)
- ビジキャリ(経営情報システム)
- ビジネス・キャリア検定(経営戦略)
関連資格は job tag の解説系ダウンロードデータの記載です。講座の数は厚生労働省が公表した専門実践教育訓練の目標資格等別の指定講座数(全国)で、講座の名前や実施機関は載せていません。教育訓練給付の対象かどうかは、厚生労働省の教育訓練給付制度 検索システムで資格名から探し、受講前にハローワークと教育訓練施設で確かめてください。
都道府県
一般事務が多い県での月給の差
一般事務の推計労働者数が多い東京都(380,720人)では、近い仕事の秘書との平均月給の差は+2.6万円です。
- 東京都の一般事務(39.3万円)と秘書の差 差 +2.6万円
- 大阪府の一般事務(33.1万円)と秘書の差 差 +2.8万円
- 愛知県の一般事務(34.8万円)と秘書の差 差 −3.9万円
- 神奈川県の一般事務(33.0万円)と秘書の差 差 +2.2万円
- 北海道の一般事務(28.9万円)と秘書の差 差 +0.6万円
一般事務の推計労働者数が多い5都道府県で、近さ50以上の仕事のうちいちばん近いものとの平均月給の差です。どちらかの推計労働者数が100人未満の県は比べていません。県名を押すと、その県の一般事務の給料のページに移動します。
逆向き
一般事務に近いほかの仕事から見ると
一般事務へ移ると全国の平均月給が同等以上になる近い仕事(近さ50以上)は、ほかの職種の中にありません。
よくある質問
一般事務からの転職について
- 一般事務から移りやすい仕事は何ですか?
- 全国の平均月給が一般事務と同等以上の仕事をスキルと知識の近さで見ると、秘書(62)、営業事務・販売事務(41)、記者・編集者・ライター(29)の順に一般事務に近い仕事です。一般事務とこれらの仕事の近さは job tag の回答の平均から当サイトが計算した参考値で、一般事務から実際に転職しやすいかどうかを保証するものではありません。
- 一般事務より給料が高い近い仕事はありますか?
- 近さ50以上の仕事のうち、全国の平均月給が一般事務(33.2万円)より高いのは、近い順に秘書(+4.4万円)です。これは一般事務と各仕事の統計上の平均の差で、個々の求人の条件ではありません。
- 一般事務の「近さ」はどう計算していますか?
- job tag に載る1職業(一般事務)の回答の平均を一般事務の値とし、スキル39項目と知識33項目の形を他の仕事と比べた相関を近さとしています(当サイト算出)。
関連ページ
あわせて見る
データの出典と算出方法
使った統計:職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)、賃金構造基本統計調査
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統計表のIDと取得日を見る(4件)
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.01(2026-06-04 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_description_7_01 公開・更新:2026年6月4日 取得:2026年9月23日
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職業情報データベース(JILPT/job tag。利用規約 第9条により編集・加工、再集計等の二次利用可)
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成(ver.7.00(2026-03-17 公開))
job tag ダウンロードデータ ID:jilpt-IPD_DL_numeric_7_00 公開・更新:2026年3月17日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
職種第14表 職種(小分類)、性、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421129 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月23日
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賃金構造基本統計調査
都道府県別第3表 都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)(2025年)
e-Stat 統計表ファイル ID:000040421195 公開・更新:2026年3月24日 取得:2026年9月15日
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成 職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00 職業情報提供サイト(job tag)より2026年9月23日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成
近さ(当サイト算出):job tag の全職業でスキル39項目・知識33項目をそれぞれ標準化し、一般事務(対応する job tag の1職業の平均)とほかの仕事について、スキル・知識ごとに平均を引いた値の相関(余弦)をとったものです。今より求められる力は(移り先の値−一般事務の値)÷尺度の上限×100 です。